今回は、なぜ私が起業したのかについて書いていきます。
私はサラリーマンを3年ほど経験した後に起業しました。
サラリーマンから起業に至るときに考えたことをメインでお話していきますね。
また起業してから「就職しておいてよかった」と思ったこと、そして「起業して良かった」と思うことも書いておきます。
結論から言うと、自分に合ってる方を選んで、ってところに落ち着きますね(笑)
どんな人が起業すると働きやすくなるかもお話していきます。
ちなみに、私は起業して良かったと思ってます。
でも、やっぱプレッシャー感じることもあるし、自発的に頑張らないといけないこともあるので、どっちが良いとは一概に言えませんね。
それでは本編へ。
私が起業した理由
何で男って起業しようとするの?的な疑問にお答えするべく、私が起業した理由をサラリーマン時代の様子を振り返ってお伝えしていきたいと思います。
さらに、起業してからどうなったのか、現状どんな生活をしているのかをお伝えして締めくくります。
サラリーマン時代に思ったこと
サラリーマン時代(21歳くらい)は、月給32万、9時-17時半までの仕事をしていました。
内容はプログラミングとか、PCのサポートセンターで受け答えをしてましたね。
こう見ると年齢にしてはなかなか良い待遇で仕事できていたなって思えます(笑)
ただ、私は音楽をやるんですが、曲を作り始めると1日中集中して作ったり、寝ないで没頭したりしてしまいます。
そうすると、当たり前ですが朝仕事に行きたくなくなるわけです。
ある程度多めの給料がもらえる会社を選んで、狙い通りに進んでいたわけですが、ここで気づきます。
「このままサラリーマンを続けても理想的な生活ができない」
私にとって理想的な生活というのは、好きな時間に好きなことに熱中して、何にも邪魔されないって感じですね。
もともと、実家があんまりお金なかったんで、助けるつもりで就職したんですが、それも自分が今後結婚したり子供できたりしたら焼け石に水だと思ったんです。
お金も時間も圧倒的に足りないって思いました。
簡単にまとめると、
・好きなことに完全に没頭できる時間が欲しかった
・そのために一生分、普通に生活できるだけのお金が欲しかった
というのが大きな理由で、起業することを決意しました。
他にも、
・ネクタイが嫌だ
・満員電車が嫌だ
・スーツが嫌だ
などなど、ありきたりな理由がありましたね。
普通の人なら「そんなん甘えだ」って考えたり、「嫌だからってどうにもならない」って思うんでしょうけど、私の場合は、
「嫌だから無理っ!」
ってことで仕事を辞めてしまいました。
仕事辞めた時点で何か稼ぐ方法持っていたかといえば、何もありませんでしたね。
救いだったのはネットで仕入れたせどりのシステムだけ持ってて、月30万くらい稼いで何とか食いつないでました(笑)
需要が目の前に転がってたのでやっただけ。
この感覚すごく大事なので覚えておいてください。
この感覚と、ちゃんと働くってことだけ覚えておけば起業しても稼げます。
あとは、自分よりも稼いでいて、時間もたくさんある人が存在することを知ったことが大きな原因でしたね。
事業を立ち上げて、人を雇って自動化して、すごい収入あるのにほとんど何もしてないみたいな。
「なにそれずるい!」って思いました(笑)
男が起業したい理由なんて、こんなもんじゃないでしょうか?
社会を変えてやる!とか、人のために…とか、そういうのは稼げるようになってから考えましたね。
・もっと稼ぎたい
・もっと時間がほしい
・挑戦したい
・興味があった
以上!説明不要!!です(笑)
起業してから、現在の状況
起業してからは、まぁ長い間ほとんど稼げず、時間も全然なかったですね。
私の場合、時間が欲しいってのがすごく大きな理由でしたし、ネクタイスーツ満員電車嫌だっていう、嫌々で始めた起業なのであんまり上手くいく気配はなかったです、ぶっちゃけ(笑)
後で説明しますが、嫌なことから逃げることをテーマにした起業は成功しないですよ。
誰がそんな人応援するかって話ですからね。
で、1年経ったくらいのところで師匠を見つけて、起業の勉強を始めました。
そこからマーケティングやら、ネット集客やらを覚えて、辛い辛いと言いながらも無理矢理頑張ることで今の結果が出ています。
ちなみに、ちゃんと学んで行動すれば起業はうまく行きますので心配しなくていいです。
失敗する人は、学ばない人か、学んでばかりで行動しない人のどっちかです。
現在は、1日平均2時間くらい働いてます。休み含めると月50時間程度です。
2年くらい全く働いてなかったんですが、最近また働くようになりました(笑)
年商は2000万を超えるくらいですが利益率が80%なので満足してます。
もうちょい大きな結果出すために、今は頑張ってます。
これくらいの結果を出すには、正しいやり方を学びながら500時間~1000時間で達成できると思います。
私の場合、学び始めてから3か月で月商100万円突破したので、もっと早い人もいるはず。
…で、この程度なら就職しながらでもできます。
何で起業なんかするの!?って驚いちゃってる奥様は、旦那が仕事辞めるとか言ってるからだと思うんですが…仕事辞めさせない方がいいですよ(笑)
仕事辞めなくてもできることたくさんありますし、やる気があるなら仕事辞めない方が資金的にも有利です。
今の仕事を辞めたくて「起業する!」って言ってる場合、仕事辞めて起業しても十分に働かない可能性があります。
働きたくない、自由な時間が欲しい、遊びたいって理由で「仕事したくない」だから「起業する」って言ってる、みたいな思考回路だとマジで成功しません。
私がそうだったので、ハッキリと言えます(笑)
朝から晩まで働いて、家に帰ってきてもまだ働く気持ちがあるかってことですね。
それでもやりたいって言って、へとへとになりながら起業の準備をしているようだったら、仕事辞めて集中したらたぶん半年もしないでサラリーマンの給料をぶち抜いていくと思いますよ^^
起業と就職どっちが良いか
起業して社長になるのと、就職してサラリーマンになるの、結局どっちがいいの?って話をします。
両方に利点がありますし、現状の能力や人間関係など、タイミングによって良し悪しが決まりますから、その点を明確にしていきたいと思います。
起業して良かったと思うこと
まず、起業して良かったなと思うのは、
- 収入
- 時間
- 挑戦
- 興味
この辺りの欲が満たされたことです。
収入はサラリーマンだったら10年以上かかるところを1年くらいでぶっ飛ばしました。
時間は毎日2時間労働ですが、もう少し減らしたいところ。
起業に対する興味とか、自分でも通用するのかっていう挑戦については、やってみてある程度うまく行ったことで自信を持てた感じがありますね。
あと、一番良かったと思うのは、自分と向き合う時間が増えたことです。
働くことに対する意味とか、自発的に活動するための感情とか、いろいろ自分なりに考えたり、知識をインプットして活かしたり。
おそらく、サラリーマンやっててお金もらってたらあんまり考えなかっただろうことを考えるようになったと思います。
いつか今の仕事で稼げなくなっても、根本的な稼ぐ力は養えたと思うので、その辺の自信とか安心感も得られて良かったなって思います。
就職しといて良かったと思うこと
起業する前に、サラリーマンを経験して良かったと思うこともたくさんあります。
お金稼ぎながらプログラミングやPCの知識を学ぶことができたのは本当にありがたかったですね。
いきなりフリーランスやってたらただの勉強になりがちで、他人からの依頼なんて受けられなかったと思います。
まずは、手っ取り早く生活できるだけのお金を得ながら、知識やスキルを学ぶことができるというのは、サラリーマンの最大の強みじゃないでしょうか。
起業するにしても、サラリーマンやって生活費を稼ぎつつ、知識やスキルを習得しながらできそうなことに挑戦していけばいいと思います。
すでに個人的に仕事の依頼を受けているような人はいきなり起業でもいいと思いますが、そうでない人はやっぱり就職からが無難です。
自分には何も無いけど、これから頑張って起業して成功するぞ、だから就職はしないってのは無責任すぎますね。
社会に対しても、家族や周りの人に対しても、自分に対しても無責任です。
必要とされてもいないし、需要も見えていないんなら、組織に属して役割をもらってた方がいいです。
起業しない方がいい人
需要があるのに誰も手をつけていないこととか、好きなことを追求して人が面白がるくらいやれるとか、そういう状況に無いのであればいったん起業はやめておいた方がいいですね。
あくまでも仕事ですから、それらがわからないとまったく人の役に立てませんし、稼ぐこともできません。
一番起業に向いていないのは、嫌なことから逃げてる人です。
「仕事が嫌だ」「人間関係が嫌だ」って思って、逃げるために起業するって考える人がいます。
…まぁ私もそうでした(笑)
この考え方は起業に向いてません。私が稼げなかったので保証します(笑)
起業したって、嫌だと感じたり、面倒だと感じることは腐るほど出てきます。
それをこなさないと絶対に起業は成功しません。
嫌なことは向き合うとだいたい解決できますが、向き合わなければいつまで経っても問題のまま存在し続けます。
つまり、サラリーマン嫌だから起業しようって「えいやっ」って辞めても、問題は付きまとってくるんですよね。
特に、働きたくない、楽がしたいって欲求で起業する(=仕事辞める)と、今まで強制的に仕事してきたのに、強制もなくなりますから仕事しなくなります(笑)
起業して上手く行く人は、サラリーマン続けたまま上手く行きます。
上手く行かない人は、サラリーマン辞めて時間作っても成功しません。
軌道に乗るまで1日中働く覚悟があったら、何やっても成功します。
で、本気で1日中働く日が3か月も続けば、その後はすごーく楽に仕事ができるようになります。
そういう時代なので。
「働きたくない」って人は一度起業するのは見送ったほうがいいです。
起業するってのは自発的に働くってことです。
仕事したくないって人は、さらに仕事したくないって気持ちが強くなる仕組みになってます…。
仕組みを作って自動化するにしたって、その仕組みを作るまでは働かないといけません。
「働きたくない」って感情を動機に起業しちゃうと、仕組みを作り終える前に挫折しますからね。これ確実です。
起業するなら、短期間でも「人のために働くぞ」って気持ちを持って活動してみてください。
あとは1日中働くぞって気持ちも大事。怖がってないで1日だけでもやってみてください。終日働く。
意外とコンセプトとか曖昧でも、人のために体動かしてれば起業は成功します(笑)
まとめ
就職にも起業にも利点がありますが、なぜ起業するのかと言われたら「収入」「時間」「挑戦」「興味」の欲求を満たすためでしょう。
ただし、自分の能力・スキル、人間関係などが現状で稼げる状況に無いなら準備してから起業しても良いかも。
また、働きたくないって感情をモチベーションに起業する場合、軌道に乗る前に挫折する可能性があるので、ちょっとくらい「人のために働くぞ」って気持ちは持っておいた方がいいですね。
働いたら稼げます。起業とか関係なしにそれは当たり前です。
もしあなたが、独立しようとして何か活動しているのに稼げないということであれば、たぶん働いて無いです。
お金が欲しいから、お金が稼げそうな行動を取っているとか、そんな感じでしょう。
働くってどういうことか考えて、誰のために、どんなことをするべきか考えて、ちゃんと働けば普通に稼げます。
起業する人に対して「やめた方がいいんじゃないかな…」思う場合も、その人が「働く」ってことを認識できているかを確認してみてください。
「金持ちになりたい!」とか、そんなことしか考えて無かったら成功する可能性低いですから止めてもいいかもです。
結局、世の中働いたもの勝ちです。起業したほうが本質的な意味で働くことにつながるから稼げるだけ。
いっぱい働いたら他人から愛されるし、尊敬されるし、信頼されます。
起業すると効率よくいっぱい働けるのでおすすめです(笑)
逆に言えば、働きたくないならサラリーマンで良いかと。
勉強できるし、ある程度サボれるし…ブラック企業勤めるとこうした利点もないので、すぐに辞めましょうね。
今回は以上です!