ここでは企業における「ポジショニング」について解説しています。
ポジショニングとは
ポジショニング = 独自の役割を顧客にイメージづける
このように認識するとわかりやすいです。同じ牛丼でも、働く男性の食事なら吉野家、ファミリー向けならすき家というように、役割を分担してイメージづける方法です。
同じ男性の頭の中に、仕事中のランチは吉野家で、土日はすき家に行く、という感じでイメージがわかれている状態を作ります。
世の中には起業のやり方を教えてくれる教室やセミナーがたくさんあります。
多くはマーケティングや経営ノウハウを教えてくれますが、どんな仕事を選べばいいかを教えてくれる教室はありません。
そのため、GROUND OF WORKSは「起業する仕事の選び方から知りたいならGROUND OF WORKS」というようなポジショニングを取っています。
※もともと私の信念が「仕事の選び方を日本中に広めたい」というところにあったことも大きな要因です
顧客にとって同じイメージしか与えられない場合価格や商品力だけの勝負になってしまいますので、「吉野家は一人で」「すき家は家族で」という役割分担をイメージづけることでシェアを取ったり、新規顧客層を開拓することができます。
ポジショニングは「STP戦略」のP
ポジショニングは「STP戦略」というコトラーのマーケティングフレームワークの最後の項目です。
それぞれを解説します。
S…セグメンテーション
ニーズのありそうな人を似たものどうしで分ける作業です。
「年齢層や性別、職業」「趣味や性格」「購入頻度、購入状況、購入動機」
などなど、細かく分けて並べます。
T…ターゲティング
セグメンテーションで分けた中から、自社が提供するメインの人物像を決定します。
セグメンテーションは分けるだけ、ターゲティングその中から選ぶ、ということです。
P…ポジショニング
ターゲットにとって自社の役割を独自のものとしてイメージづけます。
まとめ
STP戦略もポジショニングもかなり端折りましたが、イメージはつきましたか?
詳しく知りたい方は「STP戦略」や「ポジショニング戦略」で検索すると、かなり長文のコンテンツで学べます。
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今回は企業のポジショニングについて解説しました。