今回は起業に向いている人の性格についてお話しします。
起業に向いている性格と言うのは、何も気にしなくても自分の欲求を第一優先に仕事選び、活動中も欲求が犠牲にならないように気を遣いながら自分の理想通りの環境を作れてしまう人です。
つまり、マイペース、わがまま、自己中心的ってことですね(笑)
半分冗談です。※半分ホント
これから紹介する起業に向いている性格は、欲求を意図的に把握しようとしなくても大丈夫というだけです。
反対の性格だという方が起業しても成功しないわけではありません。
もし、反対の性格の場合は、自分の欲求を犠牲にしたり、完全な損なのに何かを譲ったり、欲求を犠牲にする行動を取りがちなので気を遣う必要があるだけです。
「正直者」は起業に向いている
「正直者」は起業に向いてますね。
嘘つかないって方じゃなくて、ずうずうしいという意味の方です。
欲しいものを欲しいと言う、嫌なものを嫌だと言う。
特に、人との交渉の時に、そこは流れに乗るところだろ~ってとこで自分を通すことができます。
流れに任せて自分の思いを曲げると、結局付き合いも面倒になりますので正直な方が相手にとっても楽だったりします。
逆に、譲ってしまうタイプは一人の時でも譲る癖がついている可能性があるので注意です。
例えば「お金が欲しい」という欲求があるにも関わらず、「人の役に立てばそれでいい」という無意味な制限を自分にかけてしまったりします。
どこか世間から嫌われないようにという感情が働くのでしょう。これも流れに任せて譲ってしまっているのと同じですね。
嫌われないように話を進めるよりも、合わないなら今後付き合っても楽しくないという考えの方がいいと思います。
自分の欲求に正直になれるほうが起業は有利です。
「お調子者」は起業に向いている
「お調子者」は、外面は他社への貢献を押し出しているけど、行動はしっかり自分向きの欲求を満たすように活動できる人です。
真剣な表情で、声を大にして、「社会のために!」と言いつつ、ちゃんと自分が受け取るものの管理もできるような起業に向いている性格ですね。
逆のパターンは、無駄に全部しゃべっちゃう人です。
自分の受け取るものがあることをちょっと後ろめたく感じて、「社会のために!」なんて偽善っぽいことを言うのはちょっと気が引けたりします。
自分の欲求の中に「貢献欲」があるなら、相手にとって知りたいことはあなたがどんな風に貢献してくれるか、です。
わざわざ自分が受け取るものを公開する必要はありませんし、世間も気にしてはいません。
「お金」を受け取ることを後ろめたいと感じるあまり、「私はお金は少しでいいです」というような自分に対する嘘をついては経営に差支えがあります。
その活動を通して、十分満足できる受け取る「お金」の欲求を満たすことができるようにすれば良いだけです。
その分価値提供をするのですから、後ろめたく思う必要はありません。
自分が受け取るものの話は内部だけですれば良いです。
お客さんにはどう貢献するかをしっかり語るようにしましょう。
ちょっと「お調子者」になってみるのも良いかもしれませんよ?
「わがまま」は起業に向いている
起業に失敗する多くの人が、
「お金が儲かれば仕事は何でもいい」と思っていたり、
「自分にできることがあれば、なんでもやる」と考えたりします。
この考え方だと挫折しやすいです。少なからず欲求を犠牲する可能性が高くなります。
「わがまま」な人はそんなこと言いません。
「お金はもちろん儲かって、〇〇に携わる仕事で、だけど××じゃなくて…」と、自分にとって条件の良い仕事を選びます。
大量の欲求を1つの活動で満たすことができるので、行動力とモチベーションが高まり、成功しやすくなります。
起業経営から得るものは、1つや2つじゃなくても全然OKです。
むしろ、自分の好きなこと、興味のあること、解決したいことなどの感情から、大量の欲求を導き出して、それらができるだけ多く満たされるような仕事を選ぶことで、人生をかけられるような素晴らしい仕事を仮定することができます。
これさえやってれば人生が楽しくなる、というような仕事環境を構築することができるので、「わがまま」でいることは起業に向いています。
ただ、今わがままじゃない人がわがままになる必要はありません(笑)
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「勘違いさん」は起業に向いている
「勘違いさん」かなりの強みになります(笑)
間違っているのに、正しいと思い込んでやってしまう人です。
一見すると「また勘違いで突っ走ってるよ」と思われがちです。
しかし、仮説を信じ込む力はやり通す力につながります。
間違った仮説をやり通すと失敗が生まれます。
失敗は、仮説の精度を高めます。
仮説の精度が高まっていけば、いつか必ず成功します。
逆に、自分が間違っているんじゃないかといつも心配に思う人は、失敗を経験する前にやり方を変更してしまいます。
仮説の検証が行われておらず、失敗すらしません。
無意識に挫折している可能性が高く、この状態が続くとまったく成長しない状態になってしまいます。
しかし、「勘違いさん」になれというのも無理な話ですよね(笑)
どれだけ自分を納得させられるような仮説を立てられるかで勝負するしかありません。
正しい行動の根拠は、自分の欲求です。
欲求の洗い出しができていて、それらをできるだけ多く満たすような目標を立てれば、行動はブレにくくなります。
たくさんの欲求を満たすことができる1つの活動を通しての仮説は、単なる「お金」に対する欲求を満たす活動の仮説よりもはるかに検証しやすいです。
「勘違いさん」はどんなに間違っていても自分を信じ込ませるのがうまいので、起業に有利です。
心配性な方は、自分の説得できるような完璧な仮説を立てなければいけないので大変ですが、手を抜かなければ「勘違いさん」よりも早く成長できるので頑張っていきましょう!
まとめ
・「正直者」は起業に向いている
・「お調子者」は起業に向いている
・「わがまま」は起業に向いている
・「勘違いさん」は起業に向いている
・欲求をそのまま受け止め、他人のためと言いつつ自分のための活動もして、どんな欲求も犠牲にせず満たすように、間違っててもやり通し失敗を重ねる人は必ず成功する。