今回はやる気を出す方法について書きますね。
結論から言えば、行動するためのやる気を出す方法はありません。それでも行動はできます。
逆に、やる気を出すから行動ができなくなってしまうんです。
…いきなりわけのわからないことを言うな、とお叱りを受けそうですね(笑)
ただ、私は30年の行動を継続できない状態を卒業した立場として、この記事を読む皆さんに言いたい。
やる気は出しちゃダメ、フラットな状態から行動計画を立てよう。
頑張れば頑張るほど、我慢すれば我慢するほど…継続できない&結果の出ない状況に陥ってしまうんです。
これホント困りますよね。誠実・まじめ・実直な人ほど損します(笑)
そして「飽きっぽい」「根性無い」「中途半端」なんてレッテルが貼られます。
自分でそういうレッテルを貼ってしまっている人もいますね。
本当は逆なんですよ?
人間の体が「本気になれる人」「根性がある人」ほど継続ができない仕組みになっているんです。
前置きが長いですが、先にそこらへんお話しておきますね。
まずはやる気・継続・成長のメカニズムを知れ!!
- 頑張る
- 我慢
- 辛い
これらの感情は全部、ストレスや負荷です。
まず、そのことを認識してください。
本気になれる人や根性がある人ほど、これらのストレスが生まれても耐えてしまいます。
しかし、耐えれば耐えるほど、やりたくない・続けたくないという感情が積み重なっていきます。
熱意と根性に満ちた人ほど、早期に限界までストレスをため込んで途中で挫折するということです。
この記事で伝えたいことのすべてがここに詰まっています。
悲しすぎませんか???(笑)
これがわかるまで本当に苦労しました。30年苦労しました、私は…。
たまに見かけませんか?
ダラダラやってて、全然やる気ないのに半年~1年じっくり継続して周りが驚くほどの結果を出す人。
あれがやる気・継続・成長のメカニズムを最大限効率よく利用した結果の出し方です。
筋トレを例に解説していきましょう。
頑張って腹筋を続けて、6パック作ってバキバキに割ってやるぞ!というのを目標にしたとします。
①以前の私:よしっ!バキバキに割れた状態にするには1日100回はやらないとダメだろうな。辛いけど頑張るぞ!
と言って、1日目に100回こなす。→うん、辛いけど効いてるな!
2日目に100回こなす。→筋肉痛辛い…、やっと終わった
3日目…これをあと何か月続けるの?絶対に無理なんだけど。
~終了!~
熱意もあるし、初日から100回ってかなり根性あります。よく耐えられますねって感じです(笑)
でも、ストレスの限界が3日目に来て、俗にいう三日坊主。
やってることはすごいけど、続けられずに結果が出なくては意味がありませんね。
②現在の私:今の自分がストレスを感じることなく毎日続けられる回数は10回かな。習慣化して慣れていくのに合わせて、毎月ノルマを5回ずつ増やしてみよう。
1か月目→寝る前に腹筋10回。効果は無いけど30日続いた。忘れずにできるようになったから習慣化したな。
3か月目→毎月5回ずつ増やしてるから、今は毎日20回腹筋してる。効果は無いけど3分で終わるし、体も慣れてきて疲れないから別に続けてもいいかな。
7か月目→今は毎日40回腹筋してる。なんかちょっとお腹へこんだ気がする。でも、少しずつ増やしているからストレスは皆無。
12か月目→毎日65回。明らかに1年前とは体が変化してきた。
19か月目→毎日100回。4つくらいに割れて見える。6~7分で終わるし、疲れないからストレスは無い。
さて①に比べると初期段階腹筋10回ということで、あり得ないくらいのろくでなしですね(笑)
周りに言ったら「それ意味あるのぉ?」「やる気ないならやる必要ないっしょ??」と言われかねない回数です。
しかし、19か月後…。
①が②を見たらなんて声をかけるでしょうか?
色んな事をやっては挫折してを繰り返していた①が、19か月ダラダラ程度の腹筋を続けてきた②の割れた腹筋を見てどんな気持ちになるでしょうか?
同じような経験ありませんか?
ダラダラやってるやつに、3年後大きく差をつけられていたときの焦り。
つまり、頑張らない・我慢しない・辛くないという範囲内で小さなストレスをかけて、慣れたらノルマを上げるという習慣をつけるだけで人間は成長していくということです。
頑張って・我慢して・辛くてもストレスに耐えていこうとすると、すぐにストレス限界に達して継続することが難しくなっていくとも言えます。
体を慣らしながら、少しずつ成長していけば、継続をすることで周りが驚くようなことでも簡単にできるようになるわけですね。
今回の記事で言いたいことはすべて言い切りました(笑)
…言い切ったんですけどわかりづらい人もいると思いますので、もう少し深くお話していきますね。
やる気が出ない時の理由と、やる気を出す方法についてお話していきます。
最後に、よくある「やる気を出す方法」としてあげられる方法で間違っていることも紹介します。
上記のもくじを見て、読みたいところや、あなたの状況や環境に合ったものから読んでみてくださいね^^
やる気が出ない理由
かなり前置きが長くなってしまいましたが、ここからはやる気が出ない理由を上げていきます。
「やる気」というものは無いと考える学者さんもいるくらいで、やる気の捉え方を間違えると本当に人生の時間を損します。
やるべきことをやれない理由を徹底的に深掘りしていきます。
作業自体に楽しみややりがいを見出そうとしている
これが一番よくないやる気の出し方ですね…。よくやっちゃいます。
理想や目標、夢があったとして、それを実現するために頑張らなければいけない状況で、過程を楽しもうと努力をし、楽しめないことを理由にやめていった無数の先人たちがおります。
英会話とか、勉強とか…。目標達成までの途中の作業は無理に楽しまなくてもいいんですよ?
目標を達成することは嬉しいことで、楽しくやりがいのあることなはずです。
ワクワク・ドキドキしながら夢を描いて、誰かに憧れたりしながら、「よしっ!私も頑張ってみるか!!」と何かを始めます。
しかし、そこにたどり着くまでの過程や、やらなければいけないことが楽しくない可能性は高いです。
いや…むしろ絶対楽しくないっ!(笑)
だって、目標を達成する時のことを考えてスタートしたわけで、早くそこにたどり着きたいじゃないですか。
だからその過程を楽しめと言われても、どっちかと言えば「早く終われ!」と思う気持ちの方が強くなりますよね?
※ならない人はこの記事読まなくても継続してやる気出してるはずですから、きっとあなたは「早く終われ!」「すぐ結果出ろ!」って思ってるはず(笑)
私も今までやる気の出し方、行動力、継続力などについて勉強してきました。
その中でも一番ダメな解決方法が、
- 過程を楽しむ
- ゲーム感覚でやる
など、つまらない過程や作業をなんとか楽しくやろうとする方法です。
これは意味がないので注意してください。
「楽しくできなければ、やる気も出ないし継続もできない」
「どうしても楽しく出ないから、自分には才能が無い」
→「だから辞める!」
という、もっともらしい理屈が出来上がって、さらにやる気をなくしてしまいます。
やりたくないことはやりたくないままにしておいてください。
行動ができないのは、ストレス耐性が弱いだけです。
辛い・きつい・やりたくないという感情は、今のあなたにとってはちょっとやりすぎているのです。
「それくらいならやってもいいかな」と思えるほぼストレスの無い課題を自分に課して習慣化し、少しずつ負荷を強くしていきましょう。
だんだん長時間作業しても疲れない体ができてきて、作業スピードも上がっていきます。
詳しくは上記のやる気・継続・成長のメカニズムを読んでみてください。
ストレス管理ができていない
誠実・まじめ・本気な人ほどストレス管理が下手です。
下手というか、自分はストレスを感じない体質だ、と勘違いしています。
それは「人を好きになるって、どうゆうこと?」「えっ、この感情が好きってことなの!?」という状態と同じです。。。
「辛いけど…この試練を乗り越えなくちゃ!」
→いや、それ試練じゃなくてストレスです(笑)
行動を継続させてやる気をキープするには、頑張っちゃったらその時点で負けです。
よくいるじゃないですか、「おれやってるからね」って努力してるぶって偉そうにしてるやつ。
そういう奴ほど、サボるの上手です。
だって、私たちのようなまじめに本気で頑張っちゃう誠実な市民は、頭の中で「もっと頑張れるはずなのに…」って思っているじゃないですか。
絶対に「おれやってるからね」って他人にアピールできるほど自信持ってないじゃないですか。
ということは、「おれやってるからね」って言ってるやつはまじめに頑張ってなくて、1ミリでも辛くなったら「あ、疲れたきゅうけー」ってやってるはずです。絶対に!
ただ、それがやる気・継続を管理するためには正解行動なんです。
そいつはストレスを感じることなく、継続して結果が出るまでやるでしょう。
逆に、私たちのような頑張っちゃう誠実な市民は、意思が強すぎて我慢し過ぎて、ストレスに耐えられずに挫折しているんです。
誠実まじめを建前にした自殺行為を延々と続けている…。
どんなに楽しいことでも、
「嫌だ」「辛い」「やりたくない」と1度でも感じたらアウト!
なんですよ。
その時点ですでにストレス貯まってますので、次にやろうとしたときに
「あぁ…。面倒だな。なんかやりたくないなぁ」
と思うきっかけになってしまいます。
一度行動に対して嫌な印象を持つと、その感情を取り除くのはとても難しいです。
だから毎日の作業を「もうちょっとやりたいなぁ」と思うくらいでやめるのがベスト。
そして、「もうちょっとやりたいなぁ」をキープすることができたら、頑張らなくても自然に結果が出てしまっていた、という状態を作ることができます。
楽しいことも、つまらないことも「キリのいいところまで…」と頑張ってしまうから挫折します。
途中でやめましょう。中途半端でOK。
「あ、これ以上やったら疲れてしまうな」
「そろそろ嫌になってくるころだな」
と感じたら、計画やノルマなんて無視してすぐに休憩を取りましょう。
計画やノルマ、自分に課した約束など、これらを破る行為がやる気を継続させるにはよく効きます。
違った言い方をすれば、感情第一主義です。
だって やる気 ですからね。
やる気が出ないとダメなら、やりたくないって思ったら終わりですよ。
もっとやりたいと思うには、ちょっと足りないくらいがちょうどいいんです。
十分やったのに、もっと頑張らないとと無理して行動するからやりたく無くなっちゃいます。
つまり、やる気がなくなるということです。
早く結果を出したい気持ちも、もっとやらないと結果が出せないんじゃないかという不安も、私にはわかります。
しかし、それを糧に頑張ってしまうとやる気はどんどんなくなる一方です。
腹八分目でやめる。満足する前にやめる。
食い過ぎたら嫌な気持ちになりますよね。それと一緒です。
嫌になったら最後、嫌になる前に意図的に中断する癖をつけましょう。
習慣化できていない
毎日歯磨きするのって大変ですか?
ほとんどの人が、朝起きた時、夜寝る前なんかに歯磨きして、辛いとか嫌だとか感じないと思うんです。
これが習慣化です。
難しい言い方をすると、脳が選択の可能性を上手く制限して省エネ化しているので、
- 起きたら歯磨き
- 風呂あがったら歯磨き
という決まった行為を、選択したり考えることなく行動に移すことができます。
そう、これが習慣化です!!大事なので2回目。
ちなみに、私は最近まで歯磨き毎日やるの面倒でした(笑)
すげぇめんどくさい、と思ってました。
朝起きたらとか、風呂上がりとか、関係なく思いついたときにしてました。
時間や行動の流れの中で習慣化していかないと、思いついたときにやる、ということになりますよね。
これがやる気が出なくなる原因です。
思いついたときってのは、例外行動そのものです。
ご飯食べている時、仕事をしているとき、電車で移動中に「あ、今日歯磨きしてないや」って思い出すわけです。
食べ終わったら、仕事キリがついたら、移動後に、歯磨きをしなければいけない。
忘れないようにしなければいけない…。
あぁめんどくさ。
これが習慣化できておらず、やる気がでない、行動できない人のパターンですね。
※ちなみに現在は、歯磨きは習慣化されていますのでご安心(?)ください。
目標を達成するための行動を例外行動のままにしてはいけません。
必ず習慣化しましょう。
習慣化のコツはめっちゃ簡単です。
他の習慣とくっつければいいだけ。
例:風呂入ったら歯磨き
以上。絶対にやる。30日続ければ、何も考えなくてもできるようになります。
逆に怖いです。風呂入って歯磨きして、布団に入って「あれ、歯磨きしたっけ?」って思うようになります(笑)
勉強でも、筋トレでも同じです。
これを応用してください。
会社で仕事をしている人が英会話を勉強したいなら、
電車で移動中はスマホにイヤホンつけて「Real英会話」やる
とかでいいです。
※Real英会話ってアプリなんですけどすげぇいいっすよ。勉強しやすい!
ダイエットするために、毎日ランニングするなら、
お風呂掃除をしてお湯を入れている間にランニング
とかでいいですね。走り終わったらお風呂直行です。最高。
必ず他の習慣にくっけて、新しい習慣を取り入れておけば忘れずに実行できます。
こう言うと、「習慣なんてないからなぁ」という人がいますが、
あんた睡眠とらないの?って話です。
あんた風呂入らないの?って。
習慣が無い人なんていません。
何年か前に流行ったルーティーンというのも、結局は習慣化によって良い行動を引き出すという目的があるんでしょうね。
だいたい同じことです。たぶん。
あと、新しい習慣ができたら、またそこに新しい習慣をくっつけることができるようになります。
やる気・継続・成長のメカニズムも取り入れてくださいね。
「お風呂掃除したらランニング毎日1時間!」
とか、初日からやっても習慣化できませんから(笑)
ランニング初心者ならはじめは毎日5分でOKです。
毎月1~2分ずつ増やしてください。
もう一つのコツは、ただやりたいだけ、楽したいだけの習慣も作っていくことです。
ストレスのかかる習慣ばかり作るとやる気がどんどん小さくなっていきます。
ゲームが好きなら仕事後に毎日2時間ゲームするとか、おいしいお店を5つ見つけて自分で決めた日替わりランチスケジュール作るとか。
野球のイチロー選手が毎日カレーだったらしいですけどあれもそうでしょうし、Facebookのマークザッカーバーグでしたっけ?あの人が毎日同じ服を着るのも楽だからでしょうし。
習慣は目標や夢を叶えるためだけではなく、ただやりたいだけ、楽したいだけっていうのも作ってください。
そこに新しい習慣をくっつけていくと良い習慣が増えていきます^^
1度に取り組もうとしている量が多すぎる
気合入れ過ぎてやったことの無い筋トレをはじめから「1日50回!」とか設定してしまうパターンです。
1日に取り組む量、1度に取り組む量が多すぎて、ストレスに耐え切れなくなってやる気が出てこなくなってしまいます。
やっぱりこれもやる気のある人が陥るんですよね。
やる気があるほどやる気がなくなる道をたどるという皮肉。
頑張る人には試練が多いのです。
まぁ、意思が強くて頑張ってるやつが、そのままスムーズに頑張っちゃったらとんでもないことになりますからね。
世の中バランスよくできているということですね(?)
さて、そうは言っても、早く結果を出したい、成長しなければいけないという考えがあると1日に取り組む量を減らすのは意外と難しいものです。
やる気のある人は「もうちょっとやっちゃおうかな?」とすぐに量増やして、勝手に挫折して自滅します。
なので、まずは成長曲線を理解しましょう。
筋トレで例えるなら、筋トレをしたことの無い人なら腹筋毎日10回から始めても十分多いです。
もちろん腹筋10回を続けても体の見た目に変化は起きません。
だからと言って、意味がないかと言えばそんなことはないです。
毎日腹筋10回やってる人と、まったく何もしていない人で、違いが無いはずがありません。
腹筋10回を30日続けたら、「毎日腹筋をする」という習慣が身に付き、さらに腹筋のクオリティが上がります。
…腹筋のクオリティっていう意味不明なワードが飛び出しました(笑)
筋トレをしたことが無い人でも腹筋10回は余裕な人がほとんどです。
余裕があるから、この10回の中でどういう腹筋のやり方をしたら筋肉に効果があるかを考えながら腹筋をするようになります。
すると、10回でも効果のあるような腹筋のやり方をし始めます。
ランニングでも同様です。
まったく運動していない人が1日5分走るとはじめの3日はきついですが、10日目当たりから余裕が出てきます。
すると走るスピードが上がっていき、5分のランニングでも走る距離が伸びていきます。
余裕のあるノルマを自分に課すと、習慣のクオリティがどんどん上がってくるんですね。
すると、成長を実感することができます。同じノルマ内でも成長していることがわかるんです。
そして、30日経ったらノルマを引き上げます。
筋トレの話に戻すと、1日10回腹筋をしていたのを15回に引き上げてみましょう。
腹筋のクオリティも上がってるし、回数も上がったので1か月前とは腹筋の効果が断然違います。
このまま1年続ければ毎日70回、超クオリティの高い腹筋をストレスなくできるようになっています。
さすがに効果が出てきます。というか、負荷の高い腹筋を毎日70回って常人にしたらあり得ないくらいの運動量です。割れます(笑)
そして、長期間の継続を前提に成長していく場合、二次曲線的に結果が出てきます。
ある日を境に、ぐりぐりと結果が出始めて、継続して負荷を高めていくことであり得ないほどの結果に到達します。
誰もすぐには真似することができないレベルまでいっちゃいます。
しかも自分はほとんどストレスを感じない状態で、いつの間にか結果が出てました、そしてまだまだ伸びてます、という状態ですね。
ここまで来ると自信持てますよ^^
これはビジネスでも同じですね。
はじめはまったく利益も出ないし、やるだけ無駄な状況が続きますが、続けて行って収入が出始めると、あとは勝手にビジネスが伸びていきます。
成長が止まってしまうのは、それまで無理してやってきた証拠で、ストレスを感じているせいで面倒なことや、クリティカルな行動ができなくなっている可能性が高いというわけです。
「こんなもんで効果出るの?」と思えるくらい少ない量から始めて、「ほんのちょっとだから毎日できる」「まったくストレスを感じない!」という感覚で続けてください。
習慣化とストレス耐性獲得をしたら、すこしだけ負荷を追加します。
勉強でも筋トレでもいいんですが、時間や量を増やしていくわけです。
これもストレスを感じない程度増やしてください。
あとは同様に3年続けてみてください。
ものすごい結果がでますよ!
このような継続の方法を「ベビーステップで始める」なんて言い方をします。結果が出ないレベルから始めてOKです^^
詳しく学びたい人は『「続ける」習慣』という書籍を参考にしてください。
休憩を取らない、足りていない
現代人は休憩や休暇をしっかりとらない人が多いらしいですね。
私もその一人でした。
休憩や休暇の取り方は、成長とかやる気とかを学び始めて最初に学んだことです。
仕事や勉強だけでなく、趣味も遊びも含めてなんですが、やる気が出たらやる、疲れたらやめるというスタンスがまず間違っています。
疲れてしまったらすでに「嫌だ」「辛い」になっている証拠で、挫折への道をたどっています。
ちょっとでも疲れたと感じてしまうと次に取り掛かるときの精神的負担になります。
例えば、仕事から帰ってきてご飯を食べたら、眠くなるまでゲームをしたりアニメや漫画を見たりして、眠すぎてお風呂は明日の朝にしようか迷うことがよくあるなんて人はかなり重症です。
そこまで行くと、たまにアニメやゲームですら面倒になることがあったり、家事を十分にこなせていなくてゴミ屋敷になってしまう可能性もあります。
ペットボトル片づけてます?飲み残したやつ放置してませんか?
途中でやめる、8分目でやめる、休憩や休暇で何もしない時間をしっかりとるということを意識しないと、何をするにもやる気が出なくなってしまいます。
プールで泳ぎ続けて、「疲れた…」と言って溺れるようなもんです(笑)
大事なことは、疲れたと感じる前に意図的に休むことです。
どんなに大きな夢があっても、やりたいことがあっても、1日のうち8時間は睡眠するべきですし、1時間何かに集中したら10分は休憩するべきです。
そうしないと、自分では問題ないつもりでも、静かにストレスが貯まっていき、質の高い行動や、目標に対してクリティカルな行動を選択できない体になってしまいます。
逃げの選択ばかりになって、趣味や遊びですらやるべきことから逃げるための手段となります。
とにかくいちいち休む。嫌にならないように気を付ける。
頑張って我慢しないとできないくらいならやらなくていいです。
少量にして気持ちよく「もっとやりたいけどこれくらいにしておこう」という感覚で十分です。
休暇や休憩の取り方については『ピークパフォーマンス』という本を参考にしてください。
若いころ能力があった人たちがどうして挫折して、やる気を失ってしまうのかが詳しく書かれていて、休憩や休暇の取り方を教えてくれます。
他にやりたいことがある
他にやりたいことがあるとき、目標や夢を叶えるための行動を取るのは難しくなりますね。
私もブログを書きながら、いつも「ゲームがしたい…」と心の中でつぶやいています。
こういう状況に陥ったら、やるべきことに対してやる気を出すというのは無理です。
無理なんですよ(笑)
何度でもいいます、無理です。
ゲームの方がやりたいわけで、感情的な優先順位はゲームなんですもん。
その状態でブログに対してやる気出せって、どこのブラック企業ですか。
就活サイトで見たら『自分株式会社 評価☆1」ですよ。
『やりたい仕事をさせてもらえず、残業も多い。その上「やる気がないなら自主的に辞表出しなさい」と言われました』
ってレビュー来ちゃいますよ?
そんなことしちゃダメです。
他にやりたいことがある場合の対処方法は、
- やりたいことの前にやるべきことをやる
- やるべきことはノルマを決めてやる
- ノルマはストレスを感じない程度のものにする
- やりたいことは制限をかけてやる
この4つです。
やるべきことを「嫌だ」「辛い」と感じるギリギリまでやって、やりたいことを制限の範囲内でやって、またやるべきことをストレスのかからない範囲でやります。
このサイクルを続けて、毎日8時間睡眠を必ず取って、継続していきます。
そこにやる気という感情はありません。
やらなきゃいけないことを最低限やるという義務感程度です。
あと、やるべきことをやったという達成感は残るので毎日ちょっとすがすがしく終われます(笑)
こんなやり方でもストレス耐性はついていきますから、時間が経つにつれてやるべきことにかけられる時間も増えていきます。
他にやりたいことがあるときは、先にやるべきことをやりましょう。
しかし、嫌だと感じる前にやめて、やりたいことをやりましょう。
成果や結果が出てこない
成果や結果が出ないとやる気が無くなりますね。
でも、目標とか夢ってだいたいそんなものですよね。
長期間結果が出なくて当然で、結果が出てくるまでは楽しくもないんです。
それはみんな同じなので、それならじゃあどうしますかってところで差が出てきます。
ほとんどの人は、じゃあもっとやるべきことを頑張って歯を食いしばって時間と労力をかけてやっていきましょう、となります。
そして1か月もせずに挫折します。
結果を出す人は「成果も結果も出てこないのにこんなに頑張っても仕方ないから」と言ってやる量やノルマを逆に減らします。
減らすことによって精神的な負担を軽くして、そのまま続けていきます。
結果が出なくても負担は少ないのでとりあえず続けていきますか、と長期間時間をかけることができる環境を作ります。
そして、ちょこっと結果が出てきたら喜んでノルマを増やします。
結果というのは少し出てくるとその後は上手く軌道に乗ることが多いので、ノルマを増やすとかけた負担以上の結果が出て来たりします。
さらに喜んでノルマを増やしていきます。
これが継続と成長のメカニズムを利用とした好循環です。
頑張らなかった人が勝つ。矛盾してますねぇ(笑)
でも、世界はそんな仕組みでできています。
頑張っちゃダメなんです。
成果や結果が出ないからやる気が出ない。
だったら、成果や結果が出なくても続けられるくらいのノルマに減らしましょう。
それくらいしかやる気を出す方法はありません。
やる気が無くなってまったく行動できなくなる場合の思考の流れは、
成果や結果が出ない → ノルマを増やす = さらにやる気なくなる
という結果になります。
よく考えれば当たり前です(笑)
やる気が出ないなら、それに合わせてやる量を減らしてください。
そして続けていく。やめなければ結果は勝手に近づいてきます。
1つの目標のために他の欲求を犠牲にしている
人間の欲求は大量にあります。
しかし、行動をするときには1つの欲求しか見えていない場合が多いです。
1つの欲求を満たすためだけに行動をすると、知らないうちに他の欲求を犠牲にしている場合があります。というか、何も考えずに行動するとたいがい犠牲にしていると考えていいでしょう。
例えば、極論なんですけど、
お金が欲しくてネットワークビジネス始めて友達とも家族とも疎遠になる人
こういう人周りにいません?
いきなりビジネスの勧誘し始めて、幸せがどうとか、自由がどうとか、不労所得が~とか言い始める人。
ビジネスの知識ほとんどなくて、結局ネットワークビジネスの勧誘しかできない人です。
本当は、みんなから尊敬されたいとか、信頼されたいとか、そういう欲求があるはずなのに、お金しか見えなくなって行動の選択を誤るパターンですね。
で、結局自分の行動に違和感を抱いたり、仕事として面白くなかったり、気づいたら周りに人がいなくなっていた、などなど欲求を犠牲にしていることが原因でやる気をなくします。
自分の欲求をすべて把握して、総合的にプラスになるように行動を選択していかないとやる気は出てきません。
1つの欲求のために、他の欲しいものを無意識に犠牲にしてしまっている状態だと、行動に対するやる気はどんどん失われていきます。
どこか違和感があるんですよね。このままでいいの?こんなことしてていいの?って。
そんな感じになってしまっている人は、こちらのページを参考に欲求を洗い出してみてくださいね。→やりがいある仕事の選び方
誠実・まじめ・頑張りすぎ!
やる気が出ない理由のまとめです。
結局…
やる気を出し過ぎてしまっているから、やる気がでない
ということになります(笑)
だって、やる気があるから、どうしてもっと行動できないんだろうって思うわけです。その時点でやる気ありますからね。
問題は「どうしてもっと行動できないんだろう?」って部分ですよね。
それは、
- 楽しくないことを楽しくやろうとしている
- ストレスを感じてるのにやろうとしている
- 1度にやる量が多すぎる
- 休憩をとらないから疲れている
- 成果が出て無いのにモチベーションを高めてやろうとしている
- 欲求を犠牲にしているから行動に違和感がある
というのが原因です。
やる気が原因ではないんです。この記事を読んでいる時点であなたにはやる気がある。
体がついていっていないんです。
休んでください。
つまらないなら、そういうものとして付き合ってください。
成果が出なくてモチベーション上がらないならいったん量減らしましょう。
目標は自分の欲求をよく把握してから立てましょう。
…こんな感じ。
あなたは誠実・まじめ・頑張り屋さんだから、はじめから結果を出すための行動を無理をしてでもやろうとします。
それでは継続できません。
じっくり体を温めるように、時間を長くかけながら慣らしていき、1年かけて小さな結果を出し、3年で1人前を目指せばいいわけです。
行動は感情から生まれますからね。
感情をないがしろにしていたら行動は生まれません。
辛い、嫌だ、我慢、頑張る、は行動の敵です。
楽、気持ちいい、自由、簡単、は行動の味方です。
後者でもちゃんと目標は達成されます!
行動できない人はやる気・やりがいが出るタイミングを間違えている
行動できない人はやる気ややりがいを感じるタイミングを間違えてます。
例えば、「やる気が出なくて勉強ができません」という場合、理由を深掘りしていくと
- 楽しくない
- 苦手な科目だ
- 疲れてしまう
などなどが出てくることがあります。
しかし、これは勉強すること自体が楽しいか、得意か、楽かどうかをやる気の出るポイントだと勘違いしています。
やる気ややりがいを感じるのは、目標を達成する瞬間やその後です。
試験で良い点が取れるとやる気とやりがいが生まれます。
だってそのために勉強するわけですからね。
勉強は手段でしかありません。
その手段を実行することにやりがいとかやる気は生まれないでしょう。
だから、ストレスのかからない範囲でやらないと継続することはできないんです。
はじめて試験勉強する人が、毎日10時間勉強なんてできるわけがありません。
1日30分、それでも辛いなら1日15分から始めて、小さな結果が出たらそれを糧にやる気を出して、ノルマを少しずつ増やしていけばいいのです。
毎日15分勉強を30日継続できたらストレス耐性ができて、必ずもっと勉強できるようになりますしね。
とにかく小さく始めることが大事。そして、小さく伸ばし続けることがさらに大事。
そうやって時間をかけることで、どこまでも成長していくことができます。
黙々とこなさないといけないつまらない作業に対して、やる気とかやりがいとか感じることは無理があります。
まずは、何も見返りがなくても続けられるくらい小さなことを毎日続けてみてください。
結果が出れば勝手にやる気は出てきます!
やる気を出す(行動を継続する)方法
ここからはやる気を出す方法です。
やる気というのは結果が出た後に強くなるものなので、厳密に言えば、やりたくなくても行動を始める方法と、行動を継続する方法です。
やる気を出そうと頑張っている人は、もともとやる気ありますからね。
あとは、行動ができて、それを継続できれば目標は必ず達成されます。
それでは行きましょう!
やる気を出す唯一の方法は「それくらいならやってもいい」を自分から引き出す
とにかく行動を始めなければ、行動を継続しようという気にもなりません。
だから、なんとか自分に行動してもらえるような課題を出すしかないわけです。
自分に行動してもらう唯一の方法は、
「それくらいならやってもいい」と言える小さな課題を出す
これだけしかありません。
例えば、毎日数学の問題集を20ページやると決めて行動を始めたとします。
3日目に「あぁ、またやらないといけないのか。きついな」と感じたとしましょう。
その時に、無理して頑張って同じ課題に挑むのではなく、
「じゃあ今日は10ページに減らそう」
と課題を減らします。
「それくらいならやってもいい」と思えたらしめたものです。
行動を始めることができます。
まず覚えておかなければいけないのは、やりたくないと感じるということはストレスや負荷が大きすぎるからです。
上記の数学の例で言うと、さらに取り組む量を下げてもいいと思います。
今まで数学をまじめにやってこなかった人がいきなり問題集20Pをノルマにするのは無理があります。
10ページでも辛いでしょう。
辛い、嫌だ、やりたくないと感じたらその時点で手遅れですからね。
嫌いになったものをやる気になるように戻すのは至難の業です。
できればはじめから、
「数学の問題集を毎日2Pだけやってみる」
という甘いノルマに設定するのがやる気を引き出す最高の課題です。
そして、毎月1ページずつノルマを増やしていけばいいわけですね。
この量なら、数学以外の勉強だって手を付ける余裕が出てきます。
すべての課題やノルマを甘く甘く設定しましょう。
そうすることで、やる気がなくても取り組める状態を作ることができます。
やる気がある日はノルマ以上にこなしてもいいですしね!
ただ、やりすぎてまた「やりたくない」を引き出してしまっては意味がありません。
満足したり、頑張ってしまわないように、腹5分目以下でやめるのがコツです。
2つの視点で習慣化するタイミングを探す
行動は習慣化してしまうのがいいです。
習慣化とは何も考えることなく、特定の行動をすることができる状態です。
ストレスを感じない程度の行動を毎日同じタイミングで30日続ければ習慣化することができます。
ストレスや負荷が大きすぎたり、違うタイミングでやっていると習慣化されないのでご注意ください。
で、習慣化するタイミングがコツです。
これが意外と難しい。
実際私がやった失敗なのですが…
「毎日腹筋10回やるぞ!」と決めるじゃないですか。
で、初日は思いついたときにやって、
2日目は朝起きてすぐやって、
3日目は忘れそうになって夜寝る前にやって、
4日目は完全に忘れちゃって、
5日目はお昼くらいに前日の分と合わせて20回やって…
これでは永遠に習慣化できません(笑)
毎回「あ、忘れそうになった!」「忘れないように今やっておこう」なんて頭で考えてたら習慣化できるわけありません。
なので、習慣化はタイミングが重要です。
習慣化するタイミングは2つ。
- 他の習慣の前後
- 任意の時間
です。
特に、他の習慣の前後は最高のタイミングです。
私の場合、最近習慣化したものだと、
「料理を作る前に、洗ってある食器を棚に戻す」
という習慣を作りました。これやると料理が楽だし、その後食べた後の食器を洗うのも楽です^^
このように関連性が高く、自分にメリットが大きい習慣をつなげると絶対に忘れません。
他にも、
夜10時になったらすべての活動をやめてお風呂にお湯を入れるのですが(←これは時間的習慣)、その習慣に合わせて…
- お風呂のお湯を入れている間にランニングをする
- ランニングをしながら韓国語のリスニングをする
- お風呂に入りながら英語のリスニングをする
- お風呂から出たら眉毛とか顔の手入れ
- それが終わったら筋トレをする
と習慣がどわーっと続いてます。
すでにある習慣の前後、私の場合はお風呂の前後に習慣をくっつけていくことで絶対に忘れないようにすることができます。
もう1つは時間です。
時間は少し意思力を使わないといけないので辛いところもありますが、区切りとしては使いやすいです。
例えば私の場合上記のように、10時になったらお風呂のお湯を入れ始める、という習慣がありますね。
しかし、10時ぴったりにゲームとか友達との遊びを完全に切り上げるというのはすごく難しいです。私には守れません!(笑)
でも、目安にはなりますので、10時と決めておくだけでちょっとしたプレッシャーにはなっています。
最悪の場合でも11時には切り上げることができているので、寝る前などの習慣化のタイミングとしては時間をトリガーにするのもいいと思います。
時間の習慣化は難しいですができるとかなり強みになりますよ!
2つの習慣化するタイミングを使って、忘れにくい環境を作ってから行動を習慣化してください^^
ストレス耐性の限界ギリギリのノルマを作る
習慣化してやる気がなくても行動できるようにするには、ほぼストレスの無い程度のノルマを30日継続すると何度も言ってきました。
ここでは「ほぼストレスの無い程度のノルマ」を具体的に説明してみます。
ランニングを例にとるとすごくわかりやすいです。
現在私は毎日ランニングをしていますが、スタートは1日10分のランニングにしました。
しかし、2年間何もしないでほぼ家にいた私にとって、10分約2kmのランニングはかなり厳しかったようです(笑)
症状的には以下の通り。
- 5分越えた当たりから足が上がらなくなった
- 最後は息切れが激しくほぼ歩いている状態
- 次の日筋肉痛…いや、関節痛(笑)
- 次の日走りに行くのがちょっと面倒だと感じた
これは完全にオーバーワークで、ノルマが高すぎます。
嫌な感情が溢れてますので、その分継続するのが難しい状態です。
意思の強さで乗り切れるレベルを超えています。
ここで焦って頑張ってはいけません。ノルマを減らすのが最善策です。
次の日から6分に減らしました。
タイマーで3分計って家から離れていき、タイマーが鳴ったら戻ってくるという内容です。
すると感情は以下のようになりました。
- 運動するって気持ちいい
- 程よく汗をかいたのでその後のお風呂が楽しみ!
- 明日はもう少し遠くまで走れるかな?
- とりあえず今日も頑張った(笑)
良い感情がたくさん残るようになりました!
こうなると、継続が難しいというよりも、継続したいという感情の方が大きくなります。
ちなみに、これを例えば2分とかに減らすとどうなるかというと…ストレスが少なすぎて、以下のような感情になるでしょう。
- え、もう終わり?
- さすがにやった気がしないなぁ
- つまんない…
という感じですね。
あと、効果が薄すぎて結果が出るまでに時間がかかりすぎてしまうでしょう。
ただし、
「もっとやりたい」という感情になっていますので、やりすぎて嫌な感情が溢れているよりはずっと良い状態です。
継続はできるでしょう。
どんな感情の時が一番良いかは明確ですね。2番目です。
少なすぎても悪くは無いです。
習慣化しながら少しずつ増やしていけば継続はできるはずですから。
しかし、ストレスが強すぎて、嫌な感情が出てきたり、頑張らないとできない状態にするのは絶対にダメです。挫折します。
ちなみに、自分に甘い人はたくさん理由をつけてサボって、それでも自分は頑張っていると認識することができるので継続することができます。
周りには「こんだけやってるよ」とノルマを公言したりしますが、実際にはサボりまくって継続してたりします(笑)
そして、甘くやってても継続すれば次第に高いノルマを達成できるようになっていきますので、目標は現実化します…。
その結果、今度はまじめで誠実で意志の強い人たちが「この人みたいに頑張らないと目標は達成できない」というあたかも正論のような嘘が広まっていくというわけですね。
ほんと迷惑な話です(笑)
甘すぎるくらいから始めて1~3年かけて徐々に成長する気があれば、一般人に到達できないところまで成長できます。
甘過ぎるノルマを一番気持ちの良いポイントまで引き上げて、それを継続するのが一番です^^
欲求を並べて行動を選択する
自ら行動を選択するというのも、とても大事なことです。
…と言っても行動選択のやり方を知らないと、選択するタイミングすら逃してしまいます。
ちなみに、ダイエット中に目の前のおいしそうなショートケーキを食べてしまうのは、選択をしていないからです。
もうちょっと具体的にいきますね。
ダイエット中に目の前においしそうなショートケーキがあったとします。
※勉強だったらゲームとか、テレビとかに置き換えてくださいね~
この時、行動の選択として、
- ショートケーキを食べる
- ショートケーキを食べない
で選択するのは間違っています。
ショートケーキを食べないというのは行動ではありません。
正しい行動選択は、
- ショートケーキを食べる
- 食事制限を続行する
のどちらかです。
どちらの行動にも利点がありますよね?
もっと具体的にいきましょう。
メリットをそのまま選択肢として並べる方が正しい選択ができるようになります。
- おいしいショートケーキを食べる
- 食事制限を続行して痩せる
さぁ、どっちにする!?迷いますね!
迷うことができたら成功です。
どっちにもメリットがあり、どちらもあなたの欲求ですが、それを並べてどちらにするか選択できる状態になることがとりあえずのスタートラインですからね。
人間は欲求を満たすために行動をします。
利点の無い行動はしません。
行動選択をするときには、利点を並べて選ばないといけないということです。
この場合は、
- おいしいもの食べる?
- 痩せる?
の2択です。
「美味しいor痩せる、どっちにしますか?」
「痩せるでお願いします」
という選択をするわけです。
「食べるor我慢する、どっちにしますか?」
だと、食べる方を選びやすい質問ですよね(笑)
たとえ意思の力で「我慢する」を選択したとしても、その後「辛差倍増」→「食べたい」でまた同じ質問「食べるor我慢する、どっちにしますか?」を繰り返して、我慢の限界が来ると食べてしまいます(笑)
行動を選択する際は、欲求を並べてください。
- おいしいor痩せる
- 楽しいor試験に受かる
- ダラダラするorできるようになる
こうした選択をする機会は毎日何度も訪れますが、並べてみれば一目瞭然。
並べるだけで、美味しいより痩せるを選ぶタイミングが増えるはずです。
甘い誘惑に勝つためには、さらに大きな欲求をぶつけるしかありません。
人間は「我慢・意思・根性」では誘惑に勝てないのです!(笑)
タイマーを応用した「5:1の休憩法則」
ポモドーロテクニックというやつですね。
25分仕事や勉強して、5分休むを繰り返すインターバルで作業をする方法です。
疲れていなくてもちゃんと休みを入れることによって、長時間集中して作業をすることができます。
ただし、この間隔は目安にしておくといいです。
取り組む作業によって5分休憩を30分にしたって構いません。
やっててまぁまぁ楽しい作業だったら5:1でちょうどいいと思いますが、あんまり楽しくない作業だと5:1だと休憩が足りない場合があります。
25分やって5分休むというのも5:1ですし、5日働いて1日休むというのも5:1ですね。
これはちょうど1週間くらいに相当します。よくできてますね。
また、その6日間を1クールとして、5クールやったら1クール分休み(6連休!)を入れるというのも5:1です。
まぁ6連休というのは現実的ではないとしても、3連休を入れるのは良いことだと思います。
1.5か月に1回3連休。だいたいカレンダー通りな感じですね。
よくできてますよねぇ、ほんと。
こんな風に機械的に休むのは、やる気や行動量を維持するのに大事なポイントです。
やる気をなくしたり、やる気があるのに行動できない人の多くは、頑張りすぎていて休みが取れてません。
特に「疲れたら休む」という行動を繰り返しているとやる気や行動量はどんどん落ち込んでいきます。
ここまで読んでくれているならわかると思いますが、「疲れた」と感じたらダメなんです。
その時点で、次やろうとしたときに「あぁめんどくさ」って思ってしまう原因になります。
疲れてしまったらすでに遅し。
遅しなんです。
疲れる前に休憩を入れましょう。
マイナスの感情が生まれないように気を遣ってください。
そうすれば、どうあがいたって行動を継続できるようになりますよ^^
シングルタスクの原則
最近ようやくシングルタスクの有用性が広まってきましたね。
シングルタスクしている気になってしまっている人まで出てくるほどの流行ぶりで、シングルタスクのやり方を間違っている人向けの本まで出てますね、もう迷宮入りです。
さて、シングルタスクは重要なんですが、どうやってやればいいのかを解説していきます。
簡単に言えば、
やること1つ決めて、その他の行動に関連するものが五感に触れないようにします。
基本はこれだけ覚えておけば大丈夫。
私の場合は仕事をするときに携帯電話を絶対に視界に入らない場所に置くのですが、仕事終わりにどこに置いたか忘れるほどに集中します。
人によるかもしれませんが視覚はとくに重要です。聴覚も重要ですね。
この2つが一番気を引く感覚なので、耳栓したり、周りにモノを置かないということができればとりあえずクリアです。
次に、例外もあるということを覚えておきましょう。
頭をあまり使わない作業の場合は視覚や聴覚を使っても良い!
というのが例外です。
例えば、ランニングをしている時。
外を走るなら聴覚がフリーですね。ランニングだと頭もあんまり使いません。
室内のランナーを使う場合は視覚もフリーです。
頭を使わない時、視覚や聴覚がフリーなら、利用して習慣化してしまいましょう。
私はランニング中、スマホで韓国語を勉強しています。
耳にイヤホン突っ込んで、日本語と韓国語を交互に話してくれるアプリを聞いているわけです。
あとは、車の運転中に、kindleをipadのsiriに読ませて聞いています。
最近kindle unlimitedという月額読み放題のサービスを使ってかなり大量に本を読んでいます。
活字を読むのが大嫌いなんですが、機会に読み上げてもらうことで私でも本が読めます。最高の時代に生まれました(笑)
あとは、登下校、出勤退勤などの時間もいいですね。
さすがに移動することに頭を使っている人は少ないでしょう(笑)
イヤホン耳に突っ込んで勉強しましょう!
シングルタスクを応用できるようになると、やる気がなくても行動できるようになってきます。
前述の5:1の休憩法則も一緒に利用していくと、かなりの集中力が出てきますので作業もはかどりますよ!
キリの悪い途中でやめる
行動のやめ方の話です。
「今日はここまでやったら終わろう」
とか
「もう時間だけど、あとちょっとでキリがいいから…」
とか、
こういう終わり方は、完全に頑張っちゃってますので、ダメです。
いつか行動を継続するのが辛くなって、挫折してしまう可能性が高いです。
一番良い切り上げ方は、
「お、30分タイマー鳴ったから終わりー、ゲームやるぅ」
です。
途中だろうとなんだろうと関係ありません。
決めたノルマが終わったら、すぐさま作業をやめてしまってください。
これができるようになると、
疲れない、嫌にならない、辛くない
ということで行動を継続できるようになります。
次に取り掛かろうとしたときに、ほとんど面倒くささを感じない状態をキープできます。
頑張ってキリのいいところまで我慢して続けるのは危険です。
やる気を損ない、行動を拒否する体が出来上がってしまいます。
決めたノルマが終わったらサクッと切り上げるのがベストです!
短期成果が出るものを制限付きでご褒美にする
先ほどの選択の話と関連づけるとわかりやすいのですが、
- おいしいものを食べる
- 痩せる
この2つの選択肢はどちらも欲求です。
だとしたら、どちらかを犠牲にするのはよくないです。
おいしいものも食べるし、痩せられるという状況を作らないと人生を最高に楽しむことはできません。
ちゃんと痩せられるように食事を制限していれば、おいしいものを食べてもOKです。
このバランスをキープしていればどちらも手に入れることができます。
というか、どちらも手に入れた方がやる気が出てきます。
ちなみに、おいしいものを食べるというのは短期成果を望める行動、食事制限は長期成果を望める行動です。
食べたらおいしい!とすぐなりますが、食事制限しても結果が出るのは1か月~3か月くらいかかりますよね。
やる気を出して行動していきたい人は、だいたい長期成果を求めていますから、つまらない作業を繰り返したり、長時間食事制限したりしないといけません。
しかし、長期成果を出すための行動ばっかりやってたらやる気なんか出るはずありませんね。
結果が出るまでに時間がかかりますから。
なので、長期成果が出る範囲内で、短期成果が望める行動を意図的に取ります。
1週間食事制限頑張ったら日曜日にケーキ食べるみたいな。
ご褒美ってやつですね。
ご褒美のやり方が下手な人がいます。というか私は下手です(笑)
ご褒美が下手な人は、明らかにご褒美が足りていないんですよ。頑張らないといけないって気持ちが強すぎて。
結果が出るギリギリくらいまでご褒美の量は増やしてもいいと思います。
特に、目標を立てたばっかりの時はマイナスくらいでいいですね。
どういうことかと言うと、毎日ケーキ1個買って食べてて、夕飯はご飯3杯食べてる猛者がダイエット始めるとするじゃないですか。
すると、ほとんどの人が「ケーキは無し!」どころか「夕飯は糖質制限!米抜き!!」と意気込んで挫折しますよね。
ストレス耐性が育つまではあんまり大きな変化をしてはダメです。
まずは、「夕飯はご飯2杯まで」とかにして、それができたらご褒美で「ケーキ1個(家から買いに行く散歩付き)」みたいな感じにすればいいですね。
毎日ケーキ食べてもOKな状態です。
ご飯1杯多く食べたらケーキ1個減らしますし、頑張って2杯でやめたらケーキ食べますが、どっちにしても今までより良いじゃないですか。
はじめはこれでいいんです。たとえ健康的な体重の領域に入らなくても、はじめはこれで十分。
あと、ご褒美に少し制限をかけるのもいいです。
ケーキ半分とか。
ご飯3杯食べる人って勢いがあれば4杯行くこともあるじゃないですか?
だから、3杯でやめることができたらケーキ半分食べるご褒美付き!って言い方をしたらちょっとやりやすくないですか?
結局食べる量減るわけですが、なんか得した気分。
こんな風になんとか自分にやらせます。
甘く甘くして、ほんの少しの変化を自分にお願いして、説得していくわけです。
私の場合は、30分ブログ書いたら、30分ゲームするという驚異的なご褒美を自分にあげてます(笑)
※現在少し変わって、1.5時間作業して1時間ゲームになりました。ストレス耐性上がってきてますね。
でも、これを朝起きてから夜10時までやってると、しっかり仕事できちゃうんです。
変に頑張って「5時間ブログ書かないとゲーム禁止」とかにするとストレス強すぎて、明日になったらもう行動したく無くなります。
でも、30分ブログ書いたらゲームできる!というルールならやれます。
とにかく行動は感情優先です。
やる気を起こすには「嫌な感情」が全く出ない行動の仕方をすればいいだけです。
制限付きでご褒美を挟んでいって、小さなノルマをどんどんこなしていくのがやる気をキープするコツですね^^
1か所1行動の法則
「1か所1行動の法則」もめちゃくちゃ効果があるので実践してみてください。
一番効果を実感できるのはベッドです。
ベッドで本・マンガ・SNS・動画などを絶対にしない、「寝る」以外の行動はしないと決めてみてください。
どうしても見たい場合は、ベッドに入らない。座ったり立ったりして見る。
そして、寝るタイミングだけベッドに入ります。
これを続けていると、ベッドに入ったらすぐに眠れるようになります。
逆に、毎日ベッドに入ってからSNSを見たり、マンガを読んだりしている人は、ベッドに入った瞬間にスマホやマンガが見たくなります。
例え用事が無くても、見たいマンガが無くても、寝る前に何かしないと気が済まない状態になってしまいますよね?わかる人多いはず。
スマホゲーム始めて朝の4時になってたとか…あるでしょ?
これと同じで、寝る以外の行動をしなければ、ベッドに入った瞬間「寝たい」と勝手に思うようになり、自然に眠りにつくことができます。
これを勉強などにも応用します。
勉強机では勉強しかしないというのがいいですね。
スマホをいじらない、動画を見ない。
私も最近仕事用のPCでは動画を見ないことにして、リビングにあるPCまで行って動画を見るように習慣づけました。
1か所1行動の利点は他にもあります。
例えば勉強机で勉強していて、ちょっと疲れたからといって動画を見はじめます。
すると、勉強していないにも関わらず、なぜか罪悪感などは生まれません。
これでは動画を見続けて、夜になって時間がなくなってから後悔したり、焦ったりすることになります。
しかし、「動画はリビングで」と決めるとリビングで動画を見ていると時間が経って「あ、勉強しなきゃ」と思うようになります。
今勉強をしていないということを脳が明確に認識してくれるわけですね。
自分が今何をしているかを明確に理解するためにも1か所1行動の原則は守るようにしましょう。
人生を縮小して習慣リストを作る
1日~1か月ほどを人生全体に見立てて、やることをリスト化してみましょう。
やりたいことや、やるべきことを1日~1か月の中で割り振ります。
その1日を習慣化することで理想の生活を作って行きます。
まずは、人生でやっておきたいことを全部書き出します。
- 英語話せるようになりたい
- 月収100万円まで伸ばしたい
- 痩せたい
- 家族とのんびりしたい
- 友達と飲みに行きたい
- ギター弾きたい
- おいしいものが食べたい
その他、たくさんの行動欲求があると思います。
どんどん書き出して見てください。
すべて出し切ったら、すべての項目を全部1日~1か月単位の習慣に変えていきます。
習慣化する方法は上記の「やる気が出ない理由」の部分を読んでいただけたらと思います。
「英語が話せるようになりたい」というような目標へアプローチする習慣なら、少ない量で、嫌にならない程度のノルマを設定し、少しずつストレスや負荷を強くしていきます。
逆に「おいしいものが食べたい」という今すぐメリットのあることなら、「痩せたい」という目標をつぶさないようにバランスをとったり、制限をかけて習慣化してください。
努力は甘くして、快楽は制限です。
どちらにも良し悪しはありません。バランスが大事です。
自分にとって最高のバランスで習慣化することで、人生を1か月以内に縮小して全部やります。
そして、これを繰り返せば、理想の人生になる、ということです。
3年後にあれやればよかった、これやればよかったと言わないためにも、今すぐすべてを習慣化してしまいましょう。
聴覚を使って同時に2つの習慣をこなす
シングルタスクの話でもお伝えしましたが、頭を使わない行動をしている時には、聴覚を利用して2つの行動を同時に行うことができます。
例えば、ランニング中に英語のリスニングをするとか。
通勤中にニュースを聞くとかですね。
最近は、iphoneやipadを使えば、画面上の文字を自動で読み上げてくれる機能ができましたので、それを利用して本を読むのもいいですね。
Amazonでkindle unlimitedという本読み放題のサービスを利用すれば、かなりコストを抑えて大量の本が読めます。
私は3日に1冊くらいのペースで本を読んでいますが、このペースを3か月も続けたら世界が変わります(笑)
聴覚を活かせるタイミングはかなり多いので、探してみてください。
習慣化とともに取り入れていくと、勉強しているつもりがなくても勉強ができるようになります。
こうした、やる気がなくても行動できる工夫が大事です。
特にやる気がある方は意思の力や、根性で何とかしようとするので、精神的に疲弊しやすいです。ご注意!
今日やったことを振り返る、未来ばかり見ない
夢や目標があると、理想通りに「できたorできなかった」だけで判断をしてしまいがちになります。
こうなりたい!というイメージが強すぎるので、今現在そのイメージ通りではないことだけが頭に残ります。
この状態だと、目標に向かうことが苦痛でしかなくなり、報われるのは目標が達成された時だけということになってしまいます。
やる気があるのに精神的に辛くなって行動できなくなる場合は、この点にも注意してください。
大事なことは、今現在の自分を確認し続けることです。
具体的には「今日自分が何をしたか」です。
どんなに大きな夢があっても、どんなに自分に可能性があっても、頭が良くて、スキルがあって、知識があったとしても…
今日やったこと以上のことができる自分はどこにもいません。
「もっとできるはずなのに…」→今日はできませんでした
「普通なら勝っていた」→今日は負けです
理想の状態を自分と勘違いして、現在の自分を否定するのはやめた方がいいです。
今日やったことが自分のすべてです。
私たちはそれ以外に何も持っていません。
未来や理想を描くのは良いことだと思いますが、それよりももっと大事なのが今日やったことを振り返ることです。
良い習慣を身につけていれば、毎日ほんの少しずつ自分が成長していくのがわかります。
私は毎日6分のジョギングから始めました。
毎日同じ時間、のんびりと走っているはずなのに、初日よりも距離が伸びていきます。
頑張っているわけではないし、距離を伸ばそうともしていません。
それでも距離は伸びていきます。
成長していくのがわかれば、やる気は自然に湧いてきます。
やる気を失って行動ができなくなる場合は、今自分ができることを、今日自分がやったことを振り返ることができていません。
理想だけをイメージして追いかけているので「できなかった」という事実だけが残ります。
何度やっても、何日経っても、「できなかった」「できてない」が頭に残り、よく観察しないと見えないような小さな成長に気づけないまま、やる気や精神力を削っていきます。
そして、最終的に何もしたくない、やる気が出ない、と悩むようになります。
自分をよく観察すれば、どこができて、どこができなかったかがよくわかるようになります。
少しずつ成長していることにも気づけるし、今の自分と理想とのギャップも見えてきます。
振り返るだけです。
毎日寝る前に今日やったことを思い出しましょう。
できれば、何か行動したらノートや日記に書いておきましょう。
…それが面倒なら、これは私の独自の方法ですがカウンターを利用しましょう。
交通量を計測するときに使うやつですね。
私は30分ブログを書いたら、カウンターをカチっと1回押します。
こうしてどんどんブログにかけた時間が貯まっていくのを確認しながら進めていくと、どうあがいてもブログが成長していることを実感できます(笑)
楽でいいですよ。安いですし。6個セットで1000円とか(笑)
複数人でやる、報告する必要性を作る
目標の達成を複数人で進めるのは、「今日を振り返る」というのと同じような効果があります。
1人だとどうしても「もっとできるはず」「きっとやれる」みたいな希望的観測で進めてしまうのですが、複数人でやると状況が一変します。
「おれはこれだけやってる!」と主張するようになるんです。
面白いですよねぇ人間て(笑)
自分を肯定する感覚で物事を進めることができるようになりますので、やる気が無くても最低限の行動を取り続けることができます。
あと、義務感なども出てきますね。
みんなの期待があったり、ちゃんとやらないと嫌われちゃうかもしれないですしね。
周りの反応を気にしない人の場合は意味がないですが、この記事を読んでいる人(まじめ・誠実・本気な人)には効果絶大だと思います。
ただし、この方法もバランスが大事です。万能ではありません。
見られている意識があると、「頑張らないと!」と無理をしてしまう人がいます。
こうなると精神力を削ることになり、続かない原因になってしまいます。
周りに良い顔をしようとし過ぎて「なんでもっとできないんだろう」と悩み始めちゃったら、いったん自分の行動や能力を見直してください。
辛くない程度、頑張らない程度、これが自分のペースの目安です。
辛い、嫌だ、頑張ってる、こういう状態は自分の限界を越えています。
続けることが困難になる原因の感情が出てきてしまっているということです。
複数人で活動をすると、行動がまったくできない状態から、強制的に行動する状態に変えることができます。
ただし、極端に「みんなにほめてもらおう」という考えで頑張りすぎると悪影響を及ぼします。
ちょっと不謹慎な考え方に聞こえるかもしれませんが、
「みんなに否定されない最低限の働きを継続していく」
というのがちょうどいい基準です。
その程度の頑張りで十分なんですよ?
だって、続けていけばできることが増えて、やることにも慣れていき、作業も早くなりますから、頑張っていなくても「おぉ、こんなにやったの!?」と驚かれるようになります。
これが継続の力です!
だから、頑張っちゃダメです。
継続優先、感情最優先。
楽しく、楽に、最低限で進めてみてください。
自分の感情に優しくなれれば、やる気は自然に出てきます^^
大事なことは「行動を継続すること」、やる気じゃない
ここまでの内容でだいたいおわかりいただけたと思いますが、この記事を読んでいる時点であなたにはやる気があります。
やる気が無ければ、やる気を出したいなんて思いませんから。
大事なことは、そのやる気をどうしたら行動に変換できるのか、ですね。
やる気があるのに行動できない理由は、行動に対して感情が拒否反応を起こしているからです。
やる気があるのにやりたくないとは変な感じですが、よくあることなんです。
やる気があるから頑張りすぎちゃって、感情が「辛い」「嫌だ」「頑張らなきゃ」って悪い方向に行ってても我慢してしまうのです。
それが何度も繰り返されるわけですから、無意識のレベルで拒否反応を起こすメカニズムができてしまうのは当然のことです。
「嫌だ」「辛い」という感情に対して「もっとやりたい!」と思う人はいません。嫌なんですから(笑)
だから、感情優先にしなければいけません。
もっと真正面からやる気と付き合わないといけません。
少し結果が出るのが遅くなったとしても「やりたくない」と思ってしまわないようにペースを落としてあげることも必要です。
「もっとやりたい!」という気持ちが継続されるようにするのが理想です。
「毎日1時間は勉強したいのに、SNSや動画を見てしまってできない…」と感じているなら毎日10分の勉強から始めましょう。
10分ならやってもいいかなって思うはずです。
SNSや動画を見る前にやるようにしてください。
そして、意図的に10分でやめて、気持ちよくSNSや動画を見る。
でも10分だけだと絶対に「もっとやりたい」と思うはずです。
次の日は15分やる。それでも「やりたい」と感じたら次の日も伸ばす。
そうやって調整していって、「ちょっと疲れるな」と感じるくらいがあなたの勉強に対するストレス耐性の限界です。
例えば45分がストレス耐性の限界だったなら、ちょっと減らして毎日40分を継続しましょう。
30日経ったらストレス耐性が強くなって「もっとやりたい」と思えるようになるかもしれません。
人間の行動は、欲求と、習慣や慣れで生まれます。
慣れてしまえばこっちのものです。
やる気がなくても行動できる状態にまでなれば、行動ができないことに悩むことは無くなります^^
間違ったやる気の出し方
さて、ここからは間違ったやる気の出し方を見ていきましょう。
この記事を書く前にいろんなサイトを見たり、本を読んだりしてるのですが、
間違ったやる気の出し方の多いこと^^;
説明が足りていない方法もたくさんありましたので、ちょっと深くそれぞれの方法にいちゃもんつけていきましょう!(笑)
理想を思い描く
理想を思い描くだけでやる気が出るなら人類みな夢も目標も達成しています。
理想は目標を設定するときに描きますよね。それは大事だと思います。
その後、何をすればいいのか行動レベルに落とし込みます。
その行動がつまらない、辛い、面倒くさい、という理由でやる気が無くなります。
そんなサイクルを通った後にまた理想を思い描いてもやる気は出ませんよね。何も状況は変わりませんから。
- 目標にたどり着くまでの作業がつまらない
- 目標にたどり着くまでの作業が面倒くさい
これらの問題に正面から向き合わない限りやる気は起きません。
目標達成後の理想のイメージは、自分を動かすための要因としてはすご~く弱いです。
勉強ができるようになるという目標があっても、それが今の自分に勉強させる理由としてあまり効果がないんですよね。
今まで勉強してなかった人にとっては、だいたい5分勉強するくらいのやる気にはなるかなと(笑)
誰かに「勉強したら数学で80点取れるようになるんだよ、勉強しよう!」と言ったところで、「まじかよ、勉強しようぜっ!」って言ってくれる人って少ないですよね…。
自分自身も同じです。それくらいじゃ動きません。
じゃあもっと大きな目標を持てばいいのかというと、そうなると必要な行動量が多すぎて、いつ結果が出るのかわからなくなってまた動きません。
理想を思い描いても人は動かないんですね、残念ながら。
じゃあ行動している人はどうしているのかというと、
「やってもいいか」と思える量だけ毎日習慣化してやってるだけ
です。
数学やっておいた方がいいか、問題集1ページなら10分あればできるかな…。
毎日それくらいならやってもいいか…。
以上。これで行動しています。
辛くない、嫌じゃない、頑張らない範囲で行動を続けて習慣化していきます。
朝起きたら数学1ページ、夜寝る前に英単語10個(復習込み)。
これだけでも1年継続したら、問題集は2冊くらい、英単語は3650個覚えることができます。
たぶんその2つの教科においては別人レベルになっているかと思います(笑)
理想や、夢、目的は、はじめにちょっと思い描けば十分です。
あとは、できる範囲、辛くない範囲で毎日続けることの方が重要です。
動機を見つける
これも前述の「理想を思い描く」と同じです。
まず、動機ってどうやったら見失うことができるんでしょうか…。
欲しいものがあったり、憧れたりしたから、何かを始めるわけですが、それを忘れることなんてあり得ません。
また、始めたときの気持ちではやる気は足りなくなります。
そしてまた動機を探すというわけのわからない行動を取ろうとするわけですが、始めたときの気持ち以外に動機はどこにもありません。
さらに、夢や目標に対するワクワクや憧れと、それを達成するための作業に対するやる気は別物です。
後者のやる気は必ず失われます。つまらないことが多いので。
そのせいでやる気はあるけど行動したくないという状態になるんですね。
だから、自分がどうしたら「やってもいい」と思ってくれるかを考えるしかありません。
作業はつまらないことの方が多いです。
それでも「やってもいい」と思える少ないノルマを自分に課す。
ストレスや負荷ができるだけ小さく、甘く甘く。
この方法でしか人はつまらない行動を継続することはできません。
そういえば学校の授業って小学生で45分でしたっけ?
長すぎますよね…(笑)
そんなに長く集中力が続くわけないじゃないですか。
しかも6時間目まであるって地獄ですね。
朝8時に起きて、家に帰ったら16時くらいって…、そんな年齢でもうサラリーマン教育始まっているんですね。
与えられた課題を丸1日こなすよりも、自発的に選んだ目標に対する行動を習慣化する練習をした方がいいと思います。
そんな教育を受けることができれば、私みたいに30才になるまで継続する方法を知らないような人が減りますよね。
目標を明確にする
目標はざっくりでいいです。
よく目標や理想を明確にするというのが、やる気を出すために必要だと言われますが、そんなことしてもやる気は出ません。
行動と結果について理解しておきたいのは、1つの行動はたくさんの目標につながっているということ。
例えば、私はブログを書くという行動を継続しています。
目標はやりがいある仕事の選び方を日本全国に広めるということです。
しかし、ブログを書くという行動は予想もしない結果を引き起こすことが多々あるのです。
コーチングをしてもらっている方がSEOに詳しくて、話のネタになって仲良くなるとか。
広告を掲載させてほしいという依頼が舞い込んできたりとか。
行動を続けると、本当にいろんな結果が押し寄せてきます。
そして、それらの結果がやる気を引き出してくれます。
ざっくりとした方向性だけ決めて、どんどん行動していくうちに欲しいものがたくさん手に入ります。
つまり、行動優先でいいということです。
目標を明確にしてる暇があったら、方向性だけ決めてどんどん行動する方がいいです。
目標なんか後から付け加えていけばいいし、目標が曖昧でも嬉しいことがたくさん起こります。
また、行動が積み重なっていくと見えなかった景色が見えてきますので、自分にとって正しい方向がどちらか見極めることができるようになります。
行動しなければ、正しい目標かどうかもわからないですからね。
目標を明確にするために時間を使うくらいなら、最低限の行動ノルマを決めてすぐに行動し始めましょう。
どうせ辛いノルマを設定してもこなすことができないですから、1日10分くらいでできるノルマをいくつもこなして、それぞれの行動から色んな結果が出てくるのを楽しむくらいでちょうどいいです。
ざっくり行きましょう。
目標を周りの人に宣言する
目標をただ宣言するだけではやる気は出てきません。
宣言した後にやる気が出てこなかったら、「宣言したくせにやらない人」と認識されて、もっと恥ずかしい思いをするので注意してください(笑)
宣言ではなく、報告できる人を探しましょう。
あなたが目標を達成することを願ってくれている人がいいです。
毎日どれくらいやったか、どれくらいできたかを報告します。
この時に「それしかやってないの?」「もっと頑張れ」と言ってくる人はやめておきましょう。
「よくやった」「いいね!」と何も考えずに褒めてくれる人を大事にしてください。
自分の中では「まったく頑張っていない」「それでも継続はできている」程度に考えられるノルマをこなしていって、報告したら「いいね!」って言ってもらえる。
…続けられる気がしませんか?(笑)
それでも、継続し続ければ、こなせるノルマも増えていきますし、結果も出てくるようになります。
焦らずのんびりやってるけど報告したら「いいね!」って言ってくれる人に、目標を宣言したり、報告する習慣をつけましょう。
誰にでも宣言すればいいってわけじゃありません。
やる気につながるように環境を作っていきましょう。
todoリスト
todoリストは厳密に言えばいらないですね。
必要なのは習慣リストです。
と言っても、習慣化できてくるとそれも不要になりますね。
習慣とは思い出す必要もないくらい、毎日何も考えずにできることですからリスト不要です。
だから、結局リスト的なものは何もいりません。
todoリストがいらない理由は気が散るからです。
ここまで来るとよくわからない人も多いと思いますが…(笑)
リストを見直して、やってないことを確認する時間はストレスになります。これは確実。
todoリストに書かれていることは、やるべきこと、やらなければいけないことです。
それらを確認して、実行に移すという精神的苦痛はすごくストレスフルですね。
大事なのは習慣化です。
- こうなったらこうする
- この時間にこれをする
仕事も勉強も、すべての行動は何も考えずに自然に体が動く状態の中で処理されるのが望ましいです。
だから、例えば「メールを見る習慣+仕事をその場で処理する習慣」という2つの習慣で一気に処理します。
仕事をtodoリストに書き込んで、できるときにやるというやり方はしません。
「ポストを確認する習慣+仕事をその場で処理する習慣」なんてのもいいですね。
「質問や相談を受け付ける時間+その場で対応する習慣」これもアリです。
とにかくすべてを習慣化して、その時間その場所で何をするかをすでに決めておけば、ストレスなくこなすことができます。
ストレスが無いので、やる気もいりません。
結果ではなく過程にやりがいを見出す
これに私は30年苦しまされました!
結果ではなく過程にやりがいを見出すって、そんなことできるわけがない。
まず、長期成果を望むような行動は、結果のために始めたことです。
だからその過程の作業がつまらなくても、そんなことはよくあることです。
それを、「過程にやりがいを見出す」って、さすがに無理があるでしょう…。
やりがいややる気は、結果が出たときに自然に湧いてくるものです。
つまらない、辛い、苦しいと感じる過程は、どうあがいても変えることができない場合もあります。
また、例えそれを楽しく感じる方法があったとしても、その環境を実現するために大量の時間と労力を必要とするのであれば、その環境づくりがまたつまらないなんてことになったりするんですよね。
もう目も当てられません!(笑)
つまらないことは、つまらなくていいんです。
長時間やるのが大変なら、短時間にしましょう。
焦らず少しずつ進めればちゃんと結果は出てくるはずです。
急いで挫折する方がもったいない。
そして、結果が出たらやる気が出てきますので、少し対応する時間を延ばしたりすればいいんです。
無理して「楽しまなきゃ…楽しまなきゃ」って考えている方が不健康です(笑)
小さく、ゆっくり、感情優先で自然に進めていきましょう。
ゲーム要素を取り入れる
前項と同じです。
過程が楽しめないからってゲーム要素を取り入れたって、楽しめないものは楽しめません。
すぐに楽しくなるならそうすればいいですが、つまらない作業を楽しめるほどのゲーム要素を作るって天才ですからね。
子供たちが急にみんなして自ら勉強をし始める、みたいなことですよね?
大変な偉業です(笑)
日本安泰ですよ。そんなことは起こり得ません。
ちなみに、勉強にゲーム要素を取り入れるために頑張っている人たちがいます。
ゲーム機や、スマホのアプリでゲーム要素を取り入れて、できるだけ楽しく勉強ができるように頑張って工夫しています。
頑張って工夫しているんです。
つまり、ゲーム要素を取り入れて、楽しくなるようにするにはめちゃくちゃ頑張らないといけないんです。
それを自分でやるっていうのは、無理があると思いませんか?
しかも、勉強を頑張らないといけないのに、勉強を楽しめる環境を作るためにまた自分で頑張るって…
二重苦ですよね??(笑)
そんなことをしている暇があったら、すぐにできる分だけでいいので、勉強に取り掛かったほうがいいです。
ゲーム要素を取り入れて楽しめる環境を作るのは、それを仕事にして頑張れる人たちに任せましょう。
未来の子供たちが楽に勉強できますように。
※そうなるとみんなの学力が上がって、また目立つのが難しくなるんですけどね!継続のやり方覚えるだけで目立つことができる現代は素晴らしいとも言えます(笑)
口癖を直す(笑)
ついに「(笑)」をつけてしまいました。
口癖を直したからと言って、つまらない作業が楽しくなるわけではありません。
前向きな発言をし続ければやる気が出てくる的な発想ですね。
たぶん、本を書いたり、ブログを書いたりしている人たちが書くことなくてそれらしいこと書いてみただけでしょう。
やりたくないことは「やりたくねぇ!」って言わないと、自分の感情を確認することができません。
「辛い」「嫌だ」「苦しい」という感情を抑え込んで「頑張るぞぉ!」とか言ってたら、たぶん近日中に挫折します。
だって、やりたくないって感情を育てているだけですからね。
感情に耳を傾けて、「もうやりたくない?じゃあちょっとやりすぎたね」って素直に正直に調整していかないと継続することは難しいです。
次の日は少し量を減らして「お、もうちょっとやってもいい感じだな?」となったら、やる気が育てられる土壌ができたということになります。
口癖とか関係ないです。
環境ややり方を変えれば言葉は自然に変わります。
問題は、やりたくないと感じたときに、それでも頑張ってしまうから継続できないということです。特にやる気がある人は。
それらしいけど役に立たない解決策って他にもたくさんありますね。抽象的でよくわからないヤツ。
口癖を直すというのは典型的なそれです。
ダラダラしない、時間を無駄にしない
継続や成長のメカニズム(ベビーステップから始めて~)を知った後に、
「時間管理術を知ったらさらに成長できるかも♪」
と思って、時間管理術の本を数冊読みましたが、あれはダメですね。
- ダラダラしない
- 時間を無駄にしない
- 隙間時間を利用する
- 今日が最後の日だと思って…
etc…
そんな生き方してたら辛くて生きることすら嫌になりますよ(笑)
焦らなくても、継続できていれば結果はどんどん大きくなっていきます。
小さなステップで行動や努力を始めたら、1日のうちかなりの時間が余ります。
挫折したり失敗する人は、その余った時間を有効活用しようと頑張っちゃいます。
すると負荷が強すぎて、次の日には「もうやりたくない」となります。
これが挫折の理由。
1日やるべきことやったら寝てればいいです。
ゲームやって、SNSやって、動画見て、飯食って寝ましょう。
明日元気いっぱいになって、また最低限のノルマをこなしてください。
そんな甘々な生活でも、続ければ結果は必ず出てきます。
頑張ればもっと早く結果がでるかも?って思うかもしれませんが、それをやっちゃうから挫折します。
休憩も休みも必要です。
今日が最後の日だと思って活動しないでください。
明日がありますから休みましょ(笑)
ちなみに、「時間管理術」とかって本出して、時間を無駄にしない、ダラダラしないとか言ってる人いるじゃないですか。
やつら、自分がダラダラしてることに気づいてないだけですから。
天性の甘えん坊です。
「今日は腹筋10回できた、わし天才」
みたいな思考の持ち主です。だから継続できるんですよ。結果も出せるんです。
もともと自分に甘い人は結果出しやすいからある程度の結果を出します。
そして、本を出すってなったら「わし、今まで頑張ってきた」って言い出します(笑)
だから、やる気があって本気で頑張ってる人は勘違いします。
「この人みたいに頑張らないと…」
しかし、本に書いてあることは、
「毎日、隙間時間を無駄にせずに腹筋をした」
と書いてあるわけです。
隙間もなにも、メインの時間にサボってるやつが言うんじゃねぇって。
時間管理術の本出す人なんてその程度です。
「時間管理術」ってタイトルに書くと本が売れるらしい、くらいの気持ちで書いてるんですからお察し。
ダラダラできるくらいの余裕がないと、人間は継続できません。
【結論】やる気スイッチは「挫折スイッチ」
「あんなにやる気があったのに、どうして行動できないんだろう」
「あの人よりも本気だったのに、なぜ結果が出ないんだろう」
まじめに、誠実に、誰よりも本気で取り組んでいる人ほど、行動できなくなって、結果も出なくなるんですよね。
私はそれを30年経験してきましたからよーくわかります(笑)
本気だから頑張ろうとする、でも体や精神力が付いてこない。
これが一番の原因です。
行動を継続して結果を出している人は、
- 真剣な顔するくせに自分に甘い(笑)
- やる気があっても小さなステップから慣らしていく
この2つのどちらかです。
前者の常に自分に甘い人は、どこかで調子に乗って躓きますから放っておきましょう(笑)
この記事で行動を継続する方法を知ったあなたは、小さく、ストレスの無いステップから始めて慣らしていけば何でもできるようになるということがわかったはずです。
ワクワクしている感情で、そのままいきなり大量行動を取ると挫折する可能性は高くなります。
簡単に結果が出ないのは当たり前ですし、結果を出すまでの過程の作業はつまらない、面倒・辛い・面白くないです。
しかも、それが1年以上続きそうだと判断したらやる気がなくなるのは当たり前です。
でも、やる気がなくなってからが本番なんですよ?
やる気もなく、熱意も失われて、そんな状態でも「これぐらいならやってもいいかな?」というラインを見つけて実行することができたら、それが今のあなたの最大限です。
私は今月から、毎日25個の英文リスニング練習(10分程度)と、背筋10回が習慣に加わりました。
異常に少ないノルマです。英文リスニングなんか復習もしないといけないから全然進みません。
でも、来月には慣れてくるでしょうから、30個に引き上げます。背筋も15回に増やします。
こうやって、体と心を慣らして勉強や筋トレを生活の一部、習慣に変えていきます。
やりたくないと思う間もなく行動が終了しているという状態ですね。
行動するのにやる気はいりません。
むしろ、やる気が無い方が自分にとってちょうどいいノルマが見つかります。
結果もでない、成長も実感できない、そういう何の見返りも無いことだけど「これぐらいならやってもいいかな」と思える量から始めてみてください。
小さすぎるくらいのステップを毎日刻んで、一生かけるくらいのつもりで行けば何でも最後までやり通すことができます。
熱意を持って、未来を想像して、ワクワクしながら立てた計画のほとんどがオーバーワークです。
人間が1日でできることなんて、本当にわずかなので、のんびり小さく進めていきましょう。
そういえば、一時期「やる気スイッチ」という言葉が流行りましたね。
CMで、男の子の背中にあるスイッチをONにすると、
「うおぉぉぉーっ!!」
って走っていくやつです。
あのスイッチは「挫折スイッチ」だと思ってください、もしくは「自爆スイッチ」です(笑)
「うおぉぉぉーっ!!」って状態を何年も続けられるわけないじゃないですか。
がんばっちゃったら、それはストレスです。負担なんですから。
やる気スイッチがONになったら、いったんOFFにしてから目標達成の計画を立ててください(笑)
それでは今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました^^