資金はほぼ無し、特別なスキルも無し、経営の知識もこれから調べる!って人に向けた、独立起業するときの業種の選び方についてお話します。
結論から言いますと、金が無くても、スキルが無くても、好きなことで年収1000万円以上くらいの条件なら経営スキルとメンタルで達成できます。どこの誰が決めたかもわからない「おすすめ業種」なんか必要ない。
というのが私の見解です。儲かる業種を先に選ぶよりも、大事なことはビジネスの仕組みの作り方を知ることです。経営のテンプレートに当てはめれば、どんな業種でも独立起業して成功させることができます。
詳しく解説していきます。
自分の「強み」を5秒考えて見つからない人
とりあえず、今回の記事に当てはまる人の条件を書いておきます。まぁ私が起業したときと同じ条件です。普通に就職した20~30代、人脈・スキル無しって感じですね。
- 貯金100万円以下
- 特別なスキル無し
- 友達は数人
- 親族に起業家なし
※最後の条件だけ私はちょっと外れてます。親族は起業家わんさかいます。でも、あんまり関わりないし、手伝ってもらったことも無いので気にしないでください。
別に30代でも40代でもいいんですが、とりあえず「どんな仕事で起業したらいいか全くわからないステータス」ですね(笑)
こういう人が「強み」とか「差別化」とか言ってるのをよく見かけますが、探さないと無い時点でそんなものは持っていません。私も持っていません。起業する前とか、起業してからしばらくはそんなことを考えている時期が私にもありました…
甲子園で打率4割、ホームラン記録樹立!で、強みがわからないとか言います?東京ドーム行け!ってなりますよね。強みは考えなくても目立つものですから、探すようなら無いんです。この話は終わりです。
ちゅうわけで、何もないただの健康体(障害あっても構わないが)がどんな業種で独立起業できるのか、ということにフォーカスして話していきます。
【普通の人】が選ぶ業種の条件
次は、上記の条件を持った人がどんな仕事を選べば独立起業を成功させることができるのか…もとい、どんな仕事なら手を出せるかをリストアップします。
- 初期費用10万円以内
- 0からスタートで年収1000万円以上を狙える
- 人脈ごり押しの営業は無し
- 指導者必要なし
ということで、簡単に言えばバイトを探すときの「初心者歓迎!」ですね。よく考えてみれば初心者歓迎の仕事ってたくさんありますから、初心者歓迎で起業できる業種だってたくさんあっておかしくないですよね。
…むちゃくちゃな論理ですが、確率的には意外と理路整然としているのですよ。
この4つの条件がそろっていれば、どんな業種でも選んでいいです。ただ、じゃあ何ができるか…と考えても出てこないのが普通です。好きなことやればいいんですけど、好きなことが仕事になるイメージが全く湧かないと思います。
だから、先に独立起業のテンプレートを知る必要があります。経営という骨組みを知ることで、そこに好きなことをのせればビジネスになる感覚を掴めるようになります。業種を選ぶより、テンプレートを頭に叩き込むのが先です。
独立起業のテンプレートを頭に入れると何でもできる気がしてくる
さぁテンプレートを頭に叩き込みましょう。これさえ叩き込めば、幼児が「○○になりたーい」って言う感じで業種を選ぶことができます(笑)
経営の3セクション
「商品」「販売」「集客」が経営の基本です。これがテンプレートの全体像だと思っていただいて問題ないです。
お客さんの体験する流れは逆で、
「集客→販売(信頼作り、商品説明など)→商品購入」
という形になります。この体験を提供するために、3セクションを作り上げます。
詳細はこちらの記事で詳しくお話しています→起業の基本は商品・販売・集客の3つ!それを実現するまでの根性!
これが頭に入ると、
「え、じゃあオレはアニメ好きなんだけど、アニメをネタに起業できるじゃん」
とか普通に言えるようになります。
また、「儲かる業種は…」「稼げること…」「何かないのかぁぁ!」って悩んでる人を見て、業種選びより先にやることあるでしょって思えるようになります(笑)
行動できない人が行動量を確保する方法
あとはメンタルについて学んでください。夢や目標、計画を立ててもやり切ることができなければ絶対に成功しません。
以下の記事を読んでもらうと、結果を出し続ける人がどうして結果を出すのか、やる気なさそうにしているのにでかいことやる人間がどんな心理で動いているのかがわかります→【タイプ別】行動できない2つの理由-今すぐ行動する心の仕組み
私は欲求がでかいタイプの人間で、目標がコロコロ変わり、やるべきことにどうしても取り組むことができず、かなり足踏みしてしまいました。行動を継続する方法さえ分かれば、誰でも結果を出すことができます。
時間を無駄にしたり、起業をあきらめる人が減るようにこの記事を書いたので是非読んでおいてください。
実は無限。好きな業種で独立起業していい理由
上記の2つの記事を読みましたか?経営のスキルについて理解ができたでしょうし、そこに好きなものを乗せればいいという意味も分かったはず。業種なんか好きなのを選べばいいんです。
「商品」「販売」「集客」の3セクションの基本スキルを身につけて、収入が発生する仕組みの上に自分の好きなもの、経験があることを乗せるだけで稼ぐことができます。
具体的なマネタイズプランとしては、
- 直接指導のコーチ
- 動画やマニュアル教材の販売
- 個別相談
- 情報発信→広告収入
などが手っ取り早いです。この4つもテンプレートです、マネタイズの。あとは好きなものを乗せてください。アニメでもゲームでも音楽でも。
ちなみに、これらのマネタイズプランがあまりやりたくなくても、短期間集中してやってしまったほうがいいです。できることから始めてお金を稼ぐことができたら、店を出したり、組織で活動したり、やりたいことはいくらでもできます。
前に進まない人はいつも理想を掲げてできることをやりません。最初から出てくる理想なんて「やらない理由」に過ぎません。できることからやるしかない。
また、ここまでの独立序盤をクリアできたら、経営の基本スキルとメンタルの強さを手に入れているのでどんな仕事を選んでもだいたい成功するようになります。覚えた経営の基本を教えることを仕事にしたっていいんです。
業種よりも、経営のテンプレートに目を向けろ!
はじめから業種を選んでも意味がありません。その仕事をどうやって収入が入る仕組みに変えるかが分かっていなければ「ブログ儲かるよ!」とか言われても何のイメージもわかないのでやる気になれません。
逆に、経営のテンプレートをマスターしたら、業種は何を選んでも稼げるまでのイメージをスムーズに思い描くことができるので、後は楽勝です。業種を選ぶにも時間がかかりません。好きなことをやればいいだけなので。
だから、先に経営の基本をマスターしてください。「商品」「販売」「集客」ですね。そこに好きなものを乗せるだけでいいです。
業種から探すということは「儲かる仕事」を探すということですが、独立起業に置いて「誰でも儲かる商売」なんてものは無いです。稼げる上限というものは市場規模が存在していますが、はじめて起業して年収1000万円くらいならなにも気にしなくていいです。
ちゃんと儲けるための要因は「経営スキル」が9割です。業種は1割。まずは経営を学んで全体像をイメージしてから業種選びをしてみてください。
今回は以上です!