Q:何をするにもやる気が出ません…何か方法はありますか?
A:夢や希望は現実じゃないので小さなやる気しか産みません。「やらないとつまらない人生に逆戻り」くらいのリアルな感情からやる気を生産しましょう。
私はもともとやる気なし男だったんですが、ある日を境に超集中型行動人間になりました。
その変化の瞬間にフォーカスして今回は語らせてもらいます。
全力で何かに取り組むという感覚が全く分からなくなっていた私は、何をするにも中途半端で、結果が出るまで継続できないサイクルを繰り返していました。
外部からの刺激に敏感で、「あれもやりたい」「これもやりたい」「あっちがいいか」と意識が飛び、いつの間にか立てた目標を忘れて、新しいことに飛びついていました。
変化が起きたのは、おそらくこの負のサイクルに嫌気がさしたからです。
何とかして結果を出したい。
そう思った時に、やる気が出なくなっている根本的な原因を見つけることができました。
やる気は受動的に出るものじゃない
以前の私は、やる気は受動的に出てくるものだと思ってました。
「楽しいこと」「やりがいのあること」など、外からの刺激によってやる気が出て、「結果」を出す人はそのやる気に従って行動をしているんだと考えていたんですね。
それは完全に勘違いでした。
まず、その考え方だと「やりたくないこと」の先にある欲しいものが手に入りません。
頑張らないと手に入らないもの、我慢しないと手に入らないもの、これらは確実に存在します。
例えばダイエット。
「食べない」という行動制限の先に、「痩せる」という欲しいものがあります。
「運動する」という行動の先に、「痩せる」という欲しいものがあります。
私はどちらも嫌いです(笑)
だから、「食べる」という行動をしても「痩せる」道を探しました。
「運動しない」という行動をしなくても「痩せる」道を探しました。
結論から言えば、どんどん太りました(笑)
そんな道無かったんですよね。
やるべきことの本質はいつも見えています。
みんな、こうしたら上手く行くという方法を知っているんです。
そこから逃げるから「結果」が出ないんだ。ということに気づいたのです。
欲しいものを手に入れたいなら「やりたくないこと」をやらないといけないこともあります。
その場合、やる気が起きないことをやらないといけないんです。
矛盾!ですね(笑)
結果を出したいなら、「やりたくないこと」をやるためのやる気を出さないといけません。
それは絶対に外からの刺激のような受動的なところからは出てきません。
やりたくないことに取り組む理由を見つけた人が強い
「やる気を出す」というと、すごく前向きな理由が出てきますよね。
欲しいものがあるから頑張る、夢があるから頑張る、結果を出したいから頑張る。
そこら辺の理由からは少しだけやる気もらえます。
が、少しです。本当に少しだけです。現実じゃなくてただの期待ですからね。
問題は別にあります。
「やりたくないこと」に直面したときの、あの嫌悪感。
どうしてもやりたくない。なんとかしてやりたくない…。
あの強大な「やりたくない感」には、未来への淡い希望では勝てません。
こちらは現実ですからね。
実際に目の前にある嫌悪感です。
夢は夢でしかない。現実になる保証はありません。
ファンタジーとリアルです。比べるものじゃありません。
だから、「やりたくないこと」に取り組むリアルな理由が必要です。
否定的な理由がたくさん見つかるはずです。
- これをやらないと、つまらない人間になる
- これをやらないと、人生が平凡になる
- これをやらないと、また自己嫌悪に陥る
- これをやらないと、同じ毎日が続く
だから泣きながらやる(笑)
それでいいんです。
やりたくないけど、やらないと人生腐るからやる。
そう考える方が現実的なので、十分に戦うことができます。
理由は1つでいい。目標ごとに変えない
ちなみに、理由は1つでいいです。
目標ごとに変える必要はありません。
例えば、私は今ダイエットとブログをやってますが、
ダイエットは健康のためと、見た目を良くするためにやっていて~
とか、
ブログはもっと影響力を増やして、収入を伸ばすためにやっていて~
とか、
グダグダのべる必要はありません。
長く共感できる1個のリアルな理由があればそれでいいです。
「今の生活を変えたい、やらないとそのままだ」
みたいな。この理由を10年持ち続けて、目標だけ変えながら行動したらいいです。
ツカの場合は「急いで結果を出さないと継続できない!」という恐怖
私が「やりたくないこと」に取り組む理由は結構ごまかしの効いてる理由です。
「急いで結果を出さないと継続できない!」という恐怖をもとにやる気を生産しています。
私は極度に「結果」を気にします。
「結果」が出ていれば何をやっても楽しいし、「結果」が出ていなければ行動自体が楽しくても悲しい気持ちになります。
※だから、飲み会とか、遊園地とか、楽しむことに特化した行動は苦手です。
「結果」がでないとモチベーションがガンガン下がっていきます。
早く結果を出さないと継続することができないわけです。
だから、できるだけ短期間で、最短最速で結果を出さないといけません。
…まぁ若いとき(最近まで)はそれがあだとなって、「楽な方法」「効率の良い方法」「すぐに結果が出る方法」を探し続けて、本質的なやるべきことから逃げていたんですけどね。
そのせいで結局「結果」が出せずに、モチベーション0になって挫折するってサイクルを繰り返してました。
このように自分の性格を理解して、それにあったやる気の出し方を見つけるのが一番です。
「断食」はやる気を出す模擬訓練になる
私みたいな「結果」大好きな人は、「断食」をすると模擬訓練になります。
このブログは自己啓発みたいな話が多いので、「結果」大好きな人が多いと思うのでぜひやってみてください。
断食の何がいいかって、「やりたくないこと」をして、「結果」を出すという流れの典型的な例だからです。
しかも、1日で「結果」が出ます。
たった24時間で「頑張った甲斐があった!」と喜べる、魔法のような目標です。
やり方は簡単。
①体重を計る→②24時間水飲みで生活する→③体重を計る
1~2kg減ってるはず。
結果が出るから、もっと頑張ろうと思えます。
食べたら結果でなくて全部台無し
食べたら人生変わらないよ
食べたら自己嫌悪が待ってるよ
…ホラーですね(笑)
でも、ビジネスや勉強など、すべての「結果」を求める行動の縮図が「断食ダイエット」だと思っています。
良いですよ^^
趣味が多いなら「制限する習慣」、趣味が無いなら「やる習慣」を作る
最近、習慣作りという言葉が流行ってますね。
あれやり方を間違えると、メソッド通りにやっても続きません。
私は「ランニング」を小さく始めて続けようと思いました。
しかし、続けることができませんでした。
全くストレスがない状態なのに続かない。
理由は、他にやりたいことがたくさんあるのに、毎日毎日たいした結果も出ないことに時間を割くのが苦痛だったからです。
私のように多趣味で、やりたいことがたくさんある人は、逆にやらないことを決めて「制限する習慣」を付けた方がいいです。
外部からの刺激をできるだけ受けないようにして、1つのことに集中することを継続したほうが良い結果が出ます。
- 食べたい→制限
- ゲームしたい→制限
- 動画見たい→制限
みたいな。制限すればするだけ、やる気がどんどん湧いてきて、シングルタスクを継続することができます。
休憩する時間も上手く取れるようになるので進みが早くなります。
逆に、趣味が全然なくてやること無いって人は「やる習慣」を付けた方がいいですね。
こっちの場合は「毎日少しずつランニング」というダイエット方法が合ってると思います。
蛇足ですが、趣味が少ない人って、痩せてる人が多い気がします。
理由としては、欲求が薄いからです。
あれやりたい、これやりたい!って気持ちが小さいので、趣味が少ない。
「食べたい」って気持ちも小さいんだと思います。
こういう人は断食しちゃダメですよ(笑)
というわけで今回は、やる気が出ない人が結果を出す方法をお話しました。
この記事を読みに来る人は、おそらく多趣味な方が多いはずなので、「制限する習慣」をつけてください。
「やりたくないこと」をやらないとどんな恐怖が待っているか想像してリアルをぶつけてやる気に変えてくださいね(笑)
今回は以上です!