自営業をはじめはや6年。確かに孤独を感じる時期があった。
今はまったく感じないが、独立してから1~2年はかなり孤独感があったように思う。
しかし、ある時から一切孤独を感じることは無くなった。
大きな結果が出てき始めるようになってからだ。
そして、結果が出るようになったのは、やるべきことを毎日・短時間・全力でこなすようにして、余った時間を全力で遊ぶようになってからだ。
面白いことに、大きな結果が出はじめた後「一人で仕事してて寂しくないですか?」という質問が知り合いからラインで飛んできた。
とりあえず失礼な問いかけなんだけど(笑)
このことについて少し考察を広げながら話していきたいと思う。
「いつも一人で寂しくならないですか?」って言われた(笑)
以前、私が仕事を手伝っていたIT系で起業した方に
「一人で寂しくならないですか?」
って言われたことがある。
実は今日(2019/4/17)もその人関連の人から連絡が来て「最近SNSの更新とか無いですけど、何やってるのかなって思って」という旨だった。
その人の界隈では、私が一人で仕事をしていることがちょくちょく話題になるようで、私としては意外で、ちょっと嬉しい(笑)
そのド直球で、(本人は自分で気づいていないみたいだが)嫌味な感じの質問が脳裏に残る結果になって、色々と考察してみた。
一人で仕事をするのは寂しいのだろうか?
そもそも私は孤独に仕事をしているのだろうか?
最終的にわかったのは、寂しいとか孤独だと感じるのは本人の思い込みによるところが大きいということ。
また、仕事がうまく行ってたら、孤独になんてなりようがないということだ。
結果が出ると孤独ではなくなる
仕事で結果(収入)が出ているなら、孤独になんてなりようがないことに気づいた。
そもそも、お金は他人からもらうしかないのだから、収入が入ってくる時点で誰かと関わっている。
私の場合、事業はほとんど自動化していて、集客から販売・集金まですべてがネット上で完結する。
経営・運営に関しても自動化されているので、私がいなくても大丈夫なのだ。
それでも、お客さんが商品やサービスを購入してくれる限り、質問がきたり、お礼をいただいたり、相談を受けたりして、話をする機会は少なくない。
結局、仕事で結果が出れば出るほど、人と関わる機会は増えていく。
それを断つこともできるが、適度な自己重要感を得たり、コミュニケーション欲を満たしたりできるので、私は自分で対応をする。…することもある、くらいかな?
で、このブログを読みに来る方は、自営業をしてて孤独を感じる人なのかな?
その場合、結果があまり出ていないか、自分から他者との関係を断つことを選択しているだけだと思う。
おそらくだけど、ブログをやって広告やアフィリエイトで月20万円以上稼げるようになって、生活できてるからもう頑張れない状態になっちゃって、暇だから寂しい…みたいな感じじゃないだろうか。
スタートアップ起業みたいな「みんなで頑張ろう!」的な熱血的環境を夢見て、うらやましくなっているとか。。。
…だとしたら、別に個人事業主じゃなくても孤独になると思う。
個人で結果出せるくらいだから、サラリーマンやっても周りの人と意見合わないだろうし、一人でやりきるくらいだからスタートアップに参加しても周りに合わせるのが面倒になるだろう。
私がそうだから、わかる(笑)
自分で選択して楽な環境を作ったのだから、素直に喜ぼう。
あと、誰かと遊びたいなら、自分から誘ったり、コミュニティーに参加すれば十分じゃないだろうか。
仲間(運営サイドに)がいれば孤独じゃないのか?
私に「一人で寂しくないですか?」と聞いてきた経営者は、何かと人とのつながりを求めて「仕事に遊びを」とか言っていた。
同業者や、仕事仲間、取引先との交流が多いようで、そういう自分と私を比べて「寂しくないのかな?」と思ったんだと思う。
私も適当な人間関係ってのは好きだ。
何も考えないで、バカな話をずっとしてられる友達は何人かいて、定期的に会っては遊んでいる。
しかし、仕事。ましてや、毎日会うとなると話は別だ。
他人の欲求、他人の損得勘定、その他いろいろが見えてしまう。
ここで誠実まじめ、平等などを真面目に考える人ほど、適当な仲間というは邪魔で邪魔でしょうがないものになる。
…で、大きな問題は、世の中の9割9分以上が邪魔な人だということだ(笑)
与えられたら返す、順番にやる、助け合う、など普通のことができる人なんてごくごく稀なのである。
私も少人数のスタートアップを経験したことがあるが、人当たりの良い人でも、利益が絡むと一変してしまうなんてことが普通にある。
実際、「寂しくないのか?」と言ってきた経営者も、かなりマーケティングで助けてあげたはずだが、その件についての謝礼的なものは一切もらっていない。
その話題について、触れようとすらしてこない(笑)
そんな人に「一人で寂しくないのか?」って言われたものですから、こちらとしては「先週、長野まで会いたい人に会いに行きました。大事な人には自分から会いに行きます」と言ったところ連絡が途絶えた。
たぶん、へそを曲げたんだろう(笑)
※実際、その1週間前ほどに長野に住む師匠のもとへ行き、長野観光を案内してもらった
成長していない時に孤独を感じやすい
さて、悪口はここまでにして、もう少し考察を深めていきたいと思う。
かく言う私も、孤独をまったく感じないわけじゃない。
1年に数回寂しくなることがある。
特に、事業の成長を感じない時だ。
少しずつでも結果が出ていれば、その結果がすべての行動を肯定してくれるのだが、結果が出ないと何もかもが無駄だったように思えることがある。
結果が出ない行動に打ち込めるほどメンタルは強く無いので、軽い現実逃避をしたりもする。
すると、「あぁなんかむなしいな」とか「誰か一緒に仕事してくれる人がいたら」なんて思うこともある。
そして過去を思い出す。
無駄だ。
満足できるような能力・人柄を持った人なら、一人でも結果を出すことができる。
そんなレベルの高い人と協力するというなら、やるべきことをやり切って大きな結果を出して、お互いに実績を見せ合ったときに始めて成立するだろう。
今はまだ、一人でできることが山ほどある。
なんなら、一人でできることで人生満足な節が私にはある。
だったら、遊びや趣味で友達を作る方が何倍も有意義だ。
結果を出して遊ぼう。という結論に至る。
で、仕事に打ち込むと結果が出るので、すべての行動が肯定される。
結局、結果が出て成長していれば、孤独を感じることはなくなるわけだ。
やるべきことに毎日・短時間・全力で向き合う
適当なコミュニケーションを取りながら、適当に仕事をして結果を出し、ある程度の損得勘定の戦いや、良いポジションの取り合いをしていくのを我慢できるならその方が楽かもしれない。
ただし、私のようにクソまじめで誠実でいい子ちゃんしたいなら、一人でやった方がいい。※その方が本当に能力のある人間を見分けることもできるようになる
さて、一人でやれることとなると意外と少ない。
お金をもらってやることだから、できることを選ばないといけないのだが、自分ひとりでできることはものすごく少ないことを思い知ることになるだろう。
その少ないできることの中から、1つ選ぶわけだけど、まぁつまらないものばかりなわけだ。
しかも、ある程度の結果が出てくるまでは、孤独を感じることもある。
もう踏んだり蹴ったりだ。
だから、仕事を長時間するとあまり精神的によろしくない。
挫折する危険性が高くなる。
できるだけ、やるべきことを、短時間でこなす意識を持つべきだ。
ほんの一瞬だけ、集中が途切れるまで、全力でやる。
私はこの意識を持つだけで時間当たりの生産性をかなり高めることができた。
1日1時間~3時間でいい。この時間に全力をぶつけ、どこまで生産できるか挑戦する。
ブログ書く時はそんな感じ。
短時間で大きな結果が出るようになると、孤独が吹き飛ぶ(全肯定されるので)。
そして、時間が余る。
私にとって、この余った時間が重要だ。
余った時間でちゃんと遊ぶ
個人事業主やフリーランスあるあるだと思うが、
「やらなきゃいけないのに、やりたくない、あぁどうしよう」
なんて考えているうちに、なんか動画見たり、SNS見たりして時間が過ぎる。
そうこうしているうちに夜が来て、焦るように半端な仕事をして、眠くなったら寝る。
そんな日々を繰り返し、まとまった仕事もできていないし、同じ行動をとる習慣もできていないから成果が積み重ならなくて結果が出ない。
こんな感じの人は多いと思う。私もそうだったし、周りにそういう人が大勢いた。
じゃあどうすればいいか。
前項の通りだ。
やるべきことを毎日・短時間・全力でやる。
集中力が切れたらやめればいい。
ただし、やりたいことをやる前にやるのが重要。毎日一瞬だけでもやるべきことに集中する。
そして、集中力が切れたら、もう仕事のことは忘れたらいい。
その日の残りの時間を遊び切る!気合を入れて!!
これができないから孤独になる。
もっと言えば、これができないから結果が出ない。
やりたくなくても、「やるべきこと」や「できること」に集中する時間を作って、集中力が切れるまでは我慢してやってみると意外にさらっと結果が出る。
「やりたいこと」を意識しすぎて、やりたいことを仕事にしようとして、今できないことを「仕事だ」と言い張るようになっては、もう目も当てられない。
今自分にできることを、毎日・短時間・全力でやって、残りの時間は遊ぶんだ!やりたいことをやるんだ!!という決意を持つ方がはるかにすがすがしいだろう。
人生は遊ぶためにある。全力で遊ぶために、やるべきことを短時間でこなす。
仕事も遊びも、全力でやると成果や結果が出るので、自然と周りに人が集まるようになる。
もしかしたら、中途半端に趣味レベルですべてをなぁなぁで続けてる場合は、とても孤独を感じるようにできているのかもしれない。
何でも全力でやるようにしたら、意外とあっちから人は勝手に集まってくる。
結論:暇だから寂しい。息が切れるくらい全力で何かしよう
暇だから寂しい。
集中しないから魅力が出ない。
頑張らないから共感されない。
本気じゃないから相手にされない。
もし自営業をやっていて寂しいと感じるなら、そういうことだと思う。
全力でやってないから、誰から見てもつまらない。
全力で、捨て身で仕事をしてみると分かるはずだ、お客さんは半笑いで商品を買ってくれる(笑)
仕事は品質も重要だけど、もっと大事なのは気持ちだ。
商品は実需に基づいて評価されているものが圧倒的に少ない。むしろ、気持ちで売買されている。
「本気そうだ」「頑張ってる」「気持ちがいい」だから買う。
買うということは、関係を持つということだ。
買ってもらえると孤独じゃなくなる。
仕事仲間や取引先だって同じだ。
全力でない人と仕事してもつまらない。※だから、あなたとは関係を切ったのだよ(←意味深)
孤独を紛らわせるために、目の前の人を捕まえて傷をなめ合っても意外と孤独は消えない。
一人でも全力で行動して、周りに影響を与えていくと、同じ価値観を持った人が集まって楽しい人間関係が形成されていく。
つまり、自分が全力であれば結果が出るから寂しくないし、結果が出ると結果が人を呼ぶから実質的にも孤独ではなくなる。
孤独を感じることもあるだろうけど、中途半端なビジネスパートナーを作ってはいけない。
一人で突き抜けるような行動をした方が遥かに孤独を遠ざける。
毎日、短時間でいいので、仕事に全力で取り組んでみてはいかがだろうか?