今回は仕事したくない時の対処方法をだーっとご紹介します。
「休む」「異動」「転職」のようなよくある解決策から、私が実際に仕事したくない気持ちを抑えるために作った習慣もお伝えしていきます。
後半は、仕事がしたくなくなる理由を具体的に知っていきつつ、仕事をしたくないという感情が悪いことではないということも解説していきたいと思います。
先にお伝えしたいのは、仕事中の作業自体に「楽しい」とか「やりがい」を求めない方がいいです。
仕事は単調な作業の連続です。難しいことも簡単にこなせるようになるために学校で勉強したり、スキルを磨いてきたわけですから。
日本人のほとんどの人がかなり高いスキルと知識を持っています。
世界的に見れば高度な仕事なのに、目の前にすると単調な作業に見えてしまうのはそのせいです。
工場でネジを取り付ける作業も、HTMLでサイトを作る作業も、やり方がわかってしまえば「単調な作業」でしかありません。
だから、多くの仕事中の作業自体はものすごく簡単で、まるで意味の無いことのように思えるかもしれません。
仕事が「楽しい」「やりがいがある」と思えるのは、その作業を乗り越えた後です。
何かをやり切って、他人に見てもらって、感謝されたり信頼されたり喜んでもらったり。
そこに感動があります。
間違っても仕事中の作業に感動を求めない方がいいです。
さて、本題へ。
仕事したくない時の対処方法
実は私自身、仕事したくないという感情とずっと戦ってきました。
学生時代の勉強したくないとか、夢があるのに頑張れないというような感情と似ている部分もあって、経験としては20年くらい戦ってきたということになります(笑)
最近では起業してある程度軌道に乗ってから、何もやる気が無くなってしまって2年間ダラダラしてしまいました。
何かしたい、成長したい、結果出したいという気持ちはあるものの行動に移せない状態が2年間ずっと続きました。
簡単なことで解決したのですが、意外と矛盾に満ちた解決方法なので詳しく解説します。
まずは、よくある対処方法から解説して、次に私がやった具体的な解決策をお話していきます。
仕事したくなくなる原因を思いつく限り書き出す
仕事をしたくなくなった時にまずやるべきことは、仕事をしたくない原因を探ることです。
とは言っても、具体的で表面的な仕事したくない理由なんていくつかしかありませんので難しくありません。
この記事の後半によくある仕事をしたくなくなる理由を一覧で書いておきましたので、参考にしてください→仕事がしたくなくなる理由
どんな問題でも、課題でもそうですが、困ったことがあったら紙に書くことをおすすめします。
考えたことをすべてを「どうして〇〇なのか?」「こうすれば解決できそうだ」というように紙に書き出していきます。
紙に書くのは、同じ問いかけと答えのループに陥ったり、一度考えたことを忘れないようにするためです。
「それくらい書かなくてもできる!」と思うかもしれませんが人間は意外と忘れます(笑)
紙に書くと問題を解決するまでの時間が一気に短縮されますのでやってみてください。
ただし、この方法だけだと自分の知識内でしか物事を判断することはできませんので、根本的な解決につながらない可能性が高いのでご注意。
わがままな理想を書いてみる
次に、自分が思いつく限りわがままな理想を書いてみましょう。
どんな仕事環境が最高なのかを「イメージ」して、それを言葉にしておくことが重要です。
例えば、
『上司や同僚が仕事を押し付け合ったり、攻撃的な話し方をしたりすることなく、協力し合ってスムーズに仕事を終わらせて、残った時間はのんびり雑談をしているような職場』
なんて、すごく理想的な環境ですよね。
この記事を読んでいる方にとっては、今の環境とすごくギャップがあると思います。
ただ、このように理想を書くと、本当にそんな職場があるのだろうか?と脳が勝手に情報収集を始めます。
仕事環境についての情報に敏感になり、今まで持っていた仕事の常識が崩れていきます。
もしかしたら、普通だと思っていた今の職場がブラックで、そこまで人間関係の悪い会社の方が少ない、ということに気づくことになるかもしれません。
自分で作った理想を紙に書くことが、成長や変化のきっかけとなります。
できるだけわがままに理想を書いてみてください。
仕事上の悩みに対する知識をつける
もし、月に1冊も本を読まないということであれば、圧倒的に知識が足りていません。
解決策もあまり思いつかないでしょうし、行動しても解決の糸口が見えてこないはずです。
例えば私の場合、「継続力」「集中力」を手に入れたいと感じた場合、Amazonで20冊くらい無料サンプルをダウンロードしてきて、前書きと目次を読みます。
また、kindle unlimitedに該当する内容の本があったら片っ端からダウンロードします。
ザーッと全部に目を通して、興味を持って読みたいなぁと思った本だけ購入し、2~5冊くらい読みます。
内容が被っている部分や、何度も出てきて自分が興味を持った対策方法・行動を実際にやってみる、という流れで課題を解決していきます。
このように『自発的に知識を取り入れる』という習慣を取り入れるだけで、物事がスムーズに回るようになります。
仕事上の悩みはたいがい以下の3つに絞られます。
- 人間関係
- 労働時間
- 仕事内容
この3つの課題に関係のありそうな書籍を月に1冊読むようにしてみてください。
おそらく半年後には、悩みや課題が少し楽になっているはずです。
…とは言っても、そんな時間無いと思います(笑)
こんなことを言っておきながらなんですが、私は本を読むのが大嫌いです。
視界は奪われるし、両手はふさがるし、見た言葉を意味に変換するという作業にストレスを感じます。
なので、iphoneの「スピーチ機能」を使って、kindle本をsiriに読んでもらっています。
この方法なら通勤中の電車でも本で知識を学ぶことができます。
設定方法は以下です。
- iphoneの設定
- 一般
- アクセシビリティ
- スピーチ
- 画面の読み上げをオン
この設定をして、kindleのアプリで本を開き、画面を上から2本指で下にスワイプすると読み上げを開始してくれます。
※「前頭前野」をマエガシラマエノって読んだりします(笑)→スピーチの設定で「読み方」という項目があるので、そこで設定できます。
これでだいぶストレスが少なくなったと思います。
さらに読書を楽しみながら続けるためには、つまらないと感じたり、内容があまり頭に入ってこない書籍は読むのを中断することです。
先ほどもお伝えしましたが、自分の理想や目標が決まると脳が勝手に情報収集をします。
逆に言えば、関係の無いことは勝手に情報を遮断します。
つまり、本を読んでいて、内容が頭に入ってこないようでしたら、それは脳が理想の実現には関係が無いと判断して情報を遮断しています。
そうなったら時間の無駄なので、読むのを中断して、次の本に行きましょう。
この方法だとかなりの量の本が必要になってきます。
なので、Amazonのkindle unlmitedというサービスで、読み放題の書籍をどんどんダウンロードして読んでいきましょう。
ちょっとでも気になったらとりあえずiphoneで再生して聞く。
興味があればそのまま最後まで聞いて、あまり内容が入ってこないと感じたら中断して次へ。
できるだけ本を選ばないようにして、「関係があるかもしれない」と思ったらすぐにダウンロード&再生です。
これを続けていくと、だいたい3日に1冊は本が読めますので、今まで本を読んでいなかった人は3~6か月経つと頭の中が別人になっているはずです(笑)
私はこの方法を取り入れた結果、会社のM&Aに関する知識や、モチベーション、脳のエネルギーに関する知識までインプットし、仕事がかなりスムーズになっていきました。
また、先ほど作った理想的な働き方をしている会社が存在していることを知ることにもなるはずです。
例えば、『パーパスマネジメント』(kindle unlimitedで読めます~)という書籍がありますが、コンセプトは「社員の幸せを大切にすることが業績UPにつながる」という考え方です。
このコンセプトは海外で普及し始めており、私も時代に合った経営方法だと感じています。
この本を読まなければ知りえなかった情報ですね。
また、今いる場所だけがすべてではないので転職や独立も視野に入れた読書もいいでしょう。
本を選ぶ前にやるべきことは最終目標や理想を決めることです。
それが決まっていれば、本を読んでいる時に明確に読むべきものと、そうでないものがわかるようになります。
必要な本の場合はどんどん内容に引き付けられますが、不要な本の場合は眠くなったりまったく何を言っているのかわからない状態になります。
仕事に関する最終目標の立て方はこちらの記事を読んでみてください→やりがいある仕事の選び方
全ての問題を解決しようとしない
知識が増えて解決策がわかるようになってくると、どんどん問題を解決したくなってきますが、そこはぐっとこらえる必要があります。
問題が「人間関係」なら、人間関係の改善や、悪い人間関係の排除だけに集中する。
「労働時間」の問題なら、仕事の効率化や、労働環境の改善だけに集中します。
意外とこれが難しいです。
目の前の問題、不満にすべて対処しようとしたり、効果の小さいどうでもいいことにこだわってしまいがちにです。
時間は有限ですし、人間のエネルギーは意外と少量しかありません。
1日たった24時間の中で8時間睡眠が推奨され、さらに食事、家事、お風呂や身支度をしなければならないとなると、人生改善にかけられる時間なんて1日8時間しかありません。
その中で「疲れた」と感じるわけですから、実際に課題に効果のある行動を集中して取れている時間は3~5時間程度でしょう。
1日3~5時間で2つも3つもやってたら永遠に問題が解決しません。
いくつも手を出して、目の前にある問題すべてに対処しようとしている場合は、私が起業するときに学ばせてもらった方の言葉をそのままプレゼントしたいと思います。
「その問題は解決せんでええ」by加藤翔太さん
とにかく、理想や目標に強く関係することだけに取り組めばいいのです。
というか1人の人間がやれることって、それくらいしかありません。
自分を過信して、何でも即座に解決する!なんてやり方をしていたらいつまで経っても目標は達成されません。
なにせ1日3~5時間しか課題に取り組む時間はないわけですからね。
また、あとで詳しく解説しますが、仕事したくないと感じている時は体力的にも精神的にも疲れている時です。
疲れている状態で問題を解決しようとしても、面倒なことに取り組もうとは思えないはずです。
まずはしっかり休憩や休暇をとるリズムを覚えて、それから取り組んでみてください。
『5:1の法則』休憩、休暇、長期休暇の効率の良いリズム
仕事は他人のためにやる作業が多いので、基本的には面倒なことが多いのが普通です。
やり遂げた後は気持ちのいいものですが、それまでは他人のための作業や準備のための作業の連続です。
また、仕事のためのコミュニケーションや人間関係、仕事内容に対する不満、また労働時間に関してもそうですが、それらに取り組むためにはそれなりの体力・精神力が必要です。
しかし、就職して働いている人の多くは、休憩や休暇、睡眠がまったく足りておらず、面倒な作業をこなすだけの休憩や休暇が圧倒的に足りていません。
よくある仕事やめたい、仕事したくないの原因は、会社内にあるのかと思いきや、意外と休みを取っていない自分自身にある場合が多いです。
ここでは少し、休憩や休暇の取り方についてお話します。
私は休憩や休暇の効率的な取り方を『5:1の法則』と呼んでいます。
簡単に説明すると、「5働いたら1休む」というリズムです。
最小単位は5分で、「25分働いて5分休憩」これを1セットにします。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが「ポモドーロテクニック」というものです。
さらに、これを5セットやったら、30~60分の休憩を取ります。
5セットやって、1回休憩を入れるとだいたい3~4時間経過します。
1日の起きている時間を16時間とすると、このサイクルを2回、必死で頑張れば3回できます。
※私は2回の方がいいと思います。長く仕事を続けるには余裕が大事ですし、計画が崩れにくくなるので「常に順調な状態」が作れます
また、5日間この方法で働いたら、絶対に仕事をしない日を1~2日入れます。
休暇ですね。
よくできているもので、これって結局1週間なんですよね。
日曜日が休みなのはキリスト教の安息日が由来していて、本来教会で祈る日だったわけですが、たぶん労働効率的な観点から1日休みにしたと思われます。
現在では土日休みの2連休が基本ですね。
これは休みの日に飲みまくって、月曜日使い物にならないやつが出てきたらしく、土曜日も休みにして日曜はしっかり休んでくれ、ということで連休になったとか。
これも後で詳しく説明しますが「ストレス発散のための趣味」もやりすぎると休んでることにはなりません。
ゲームやりすぎて、次の日仕事なのに朝起きるの辛いとか、こういうのが原因で仕事したくなくなってる場合も多いです。
※まぁこれぜんぶ以前の私なんですけどね(笑)
その後が難しいのですが、3か月に1回は5日以上の連休がとりたいところ。
理想としては2か月に1回5連休ですね。
…いや、わかります、サラリーマンでは無理な場合が多いですよね。
でもそうしないと仕事したくないという感情はどんどん大きくなって、多くの人が仕事を辞めてしまいますし、仕事の効率も下がる一方なんです。
ちなみに、5連休は有給が使える職場なら意外と簡単です。
3連休に2日の有給当てればいいだけですから。
就職するときは最低限『有給が使える会社』というのを条件にした方がいいです。
業績も、労働環境も良くなりますし、イライラする人が少ないと人間関係も良くなりますので『有給が使える会社』というのはかなり働きやすく、成長しやすいはずです。
最後に、なんとかして1年に1回は1か月レベルの休みが取れるといいですね。
いったん、完全にニート状態になって仕事を忘れた生活をする、ということです。
海外に行けば日本に近いところで1か月10万円で裕福に暮らせる場所がたくさんあります。
1年に1回、仕事が暇になりやすい時期に休職届出してニートすることができる会社は結構あると思います。
もちろん、その代わり、仕事をしている間は集中して役に立つようにします。
しっかり休憩や休暇を取っていると、面倒なことに取り組むのも嫌じゃなくなってくるので、積極的に人がやらないことをやったり、期待以上の仕事をすることで休みをとっても嫌がられない環境を作っておくことが重要になります。
意識して質の良い休憩や休暇を取ることがすべてを好循環させて、仕事したくないという感情を消してくれます。
というか、辛い気持ちで我慢して頑張っていたことが、この程度なら頑張る内に入らないと思えてきます。
私は頑張りすぎで継続するのが下手な人間でしたが、積極的に休憩・休暇を入れることによって、それまで頑張って我慢してやっていたことが、この程度のことで悩んでたのか?と思えるくらいになりました。
休憩・休暇不足を解消するだけで全てが解決することもありますので一度試してみてください。
私が自分のペースを掴んだり、やる気や仕事効率をマネジメントするために読んだ本で良かったもの↓
『脳内整理ですべてうまくいく!』
※菅原洋平さんの書籍は、頑張りすぎている人、誠実で真面目な人、なのに結果が出せない人にとってすごく効果があります!
『ピークパフォーマンス』
※私のすべてを変えてくれた本
確かどちらもkindle unlimitedで読めるはず!
趣味や遊びの使い方
趣味や遊びの使い方ですが、すごく重要な話なのでぜひ読んでみてください。
趣味や遊びは時間管理ができていないと悪になります。これは確実です。
床はホコリだらけ、洗濯物をしないからいつも洋服が足りない、お風呂にカビや水垢がある、マンガやゲームが散らばっている、机の上に今使わないものばかりある…
もしあなたの部屋が上記のどれか1つでも当てはまったら、それは「時間不足」が原因です。
気になっていますよね?やらなきゃって思ってますよね?
それでもやらないのは、他にもっとやりたいことがあるから、ですよね。
完全に時間が不足しています。
で、こういう状態に陥ると「仕事したくない」という感情も出てきやすくなります。
家事は仕事と同類です。
その作業自体が楽しいものではない、だから後回しにしたくなります。
趣味や遊びは、その作業自体が楽しいからやるわけですね。
「ゲームは1日2時間まで!」って親に言われたことのある方も多いと思いますが、あれ何でかって考えてみるとわかります。
時間を忘れるくらい楽しいと思える作業は永遠に続けることができちゃって、仕事に影響が出てしまうからです。
子供の場合は勉強や家事ですね。
後で結果が出るタイプの作業ができなくなっちゃうから、ということです。
もし、趣味や遊びでストレスを発散したり、楽しむのであれば、時間を決めてやるようにしましょう。
あと、大事なことですが就寝時間は固定したほうがいいです。
夜10時にはネットもゲームも、漫画もアニメも切り上げて、必ず風呂→就寝。
これを決めるだけで仕事したくないという気持ちが消えてなくなる場合があります。
ちょっと話は反れますが、仕事をしたくないという感情があって、寝不足になるくらい集中できる趣味がある場合、趣味の方を仕事にするように生活を変えた方がいいです。
今趣味だと感じていて永遠に時間を注げるようなものがあるとしたら、それを誰よりもやるだけで価値の素を生み出すことができます。
そして、それで稼げるようになったら、お金を使えば面倒な仕事、家事も含めて他の人にやってもらうことができます。
家事に対して時間を忘れてのめり込める人もいるわけですから、自分は別のことに集中して家事はその人に任せてしまえばいいです。
ただ、価値の素を他人のためになるようにするには、やっぱり少し面倒な作業もしなくてはいけなくなりますので、そこは我慢して先にやるようにしましょう。
例えば私の場合は、「仕事との付き合い方」に関して考えるのがとても好きです。
夢や目標の達成だったり、モチベーション・やる気、それらをうまく使うための知識を学ぶのも大好きです。
しかし、考えたり学んでいるだけでは意味がありませんので、こうしてブログに書いています。
ブログを書くのはあまり好きではありません、早く終われーって思ってます(笑)
だから、『5:1の法則』でポモドーロテクニックを使い、休憩を意図的に入れながら仕事をしています。
面倒な作業をこなしつつ、楽しい作業で価値を上乗せする良いサイクルができています。
今は仕事をしたくないという感情でいっぱいかもしれませんが、落ち着いたら自分の趣味を仕事にするという方向も検討してみてください。
仕事以外のコミュニティーに参加する
仕事したくなくなると、「どうしても会社に行きたくない」とか「どうしても仕事をするのが嫌だ」という感じで、逆に仕事のことばかり考えてしまいます。
そのままやりたくない仕事のことをずっと考え続けると、仕事をしていないにも関わらずストレスが貯まっていきます。
こういう場合は、新しい趣味や、勉強会などのコミュニティーに参加してみると良いです。
無理矢理でいいので、仕事以外の知識や考えを取り入れたり、他の人の意見を聞いたりできる環境を作ってしまいましょう。
とくに、自分と同じ悩みや課題を乗り越えた人や、自分の考え方と相性の良い人と話すことによって、もやもやとしていた結論が明確になることがあります。
また、そのコミュニティーの役に立つことをやってみるというのも自分を知るきっかけになります。
コミュニティー内でみんなが喜ぶこと(小さいことでOK)を積極的にやってみると、自分が何を求められていて、何ができるのかが少しずつ分かってきます。
会社の仕事ではお客さんの喜ぶ顔や、「ありがとう」という言葉を聞けないという方にはとても効果があるはずです。
何でもいいので、コミュニティー内で役に立つことをやってみてください。
会社での仕事が忙しくて、自分の時間が持てないという方も、厳しいとは思いますが会社以外の社会とできるだけ関わるようにしてみてください。
新たな自分が見つかったり、会社だけがすべてじゃないことがわかるだけで、今まで嫌だと感じていたものが実はあまり気にしなくてもいいことだったと気づくこともあります。
コーチングを受けてみる
コーチングとは、目標の達成を手伝ってくれるパートナーのことです。
かなり抽象的ではありますが、逆に言えば汎用性が高く、どんな目標でも相談することができます。
具体的には、目標の明確化、手段の明確化、モチベーションの維持、行動の継続維持といったサポートを受けることができます。
先日はじめて私もコーチングというものを受けてみました。
『独立したい人のサポートを10年間続ける』という目標を明確化してもらいました。
とにかく、思いついたことを話し、それを深く深く質問形式で「〇〇と考えたのはなぜですか?」「〇〇をするために必要なものは?」「今までに〇〇に関して上手く行ったことは?」というように経験や考えを引き出してくれます。
そして、明確になった目標・手段を手に入れて実行に移します。
もし「仕事をしたくない」という悩みがあるのであれば、そのまま「仕事がしたくないです」と相談してもいいと思います。
また、もっと楽しく仕事ができるようになりたいとか、仕事に意味を感じられるようになりたい、とかでもいいですね。
その目標を深掘りしてくれて、新たな自分の欲求を見つけ出すお手伝いをしてくれると思います。
私がコーチングを受けた感想としては、人によっては必須のサービスだなぁという感じです。
とくに私の場合は1人で黙々と長時間作業していると、「これがなんのためになるんだろう」と悩み始めてしまいます(笑)
しかし、コーチングの内容を思い出したり、次のコーチングの予約を取っているということが小さな良いプレッシャーになって、目標をまた思い出させてくれます。
ちなみに、コーチングは相性のいい人を見つけることが先決だと思います。
生理的に嫌な人にコーチングされても、たぶん効果は薄いと思うので(笑)
ココナラとかで「コーチング」と検索するとやってくれる人がいますので、ぜひ試してみてください。
ちなみに私が受けたのはこの方です。とても柔軟に対応してくれて、しゃべりまくってもしっかり受け止めてくれましたのでお勧めですよ^^
ふかやさんのブログ→フカメモ
異動・転職で解決する
ここからは嫌な仕事からは逃げちまえって話です。
問題が仕事上になく、継続が苦手とか、働きたくないって場合は意味が無いかもしれないので、最終手段だと考えてください。
まずは会社は辞めずに異動を要求します。
仕事の嫌なことベスト3は
- 人間関係
- 労働時間
- 仕事内容
ということなので、異動することで改善できる可能性があります。
もし、ダメなら転職です。異動よりも上記3つの原因が大きく変化する可能性が高いです。
…でもやっぱり異動や転職は、仕事内容・労働時間が変わるという点はすごくいいのですが、人間関係の面ではあまり効果が期待できない場合も多いです。
「人による」ということなんですが、そもそも人とコミュニケーションをとるのが苦手だったり、ちょっと攻撃的なやり取りをするだけですごくストレスを感じてしまう人は、異動しても転職しても、人と関わるだけでまいってしまうと思うんです。
私がそのタイプで、ちょっとでも刺激のある言葉を使う人間は遠ざけます。
この世に存在してほしいのはなるべく温和、穏便な言葉を選ぶ人だけでいいです(笑)
冗談でもぐいぐい来られると面倒だったり。
そうなると、ほとんどの人と関わるのは難しいんですよね…(笑)
だから会社勤めは無理でした。
こういうタイプの場合もありますので、自分がどれに当たるかを見定めましょう。
といっても、いくら考えてもわかることではないので、異動したり、転職したりして改善しないようであれば独立を検討したり、とにかく行動で自分を証明する感じがいいと思います。
頭で考えてわかるようなら、みんなとっくに幸せですからね(笑)
住む場所を変えてみる
住む場所を変えて解決する場合もあります。
「仕事したくない」という感情が、実は仕事からきているものではないということがあります。
そもそも、1年を通して夏や冬があり、温度が劇的に変わる日本にいること自体がストレスになっている場合、さらに仕事でストレスを自分に与えればそりゃ仕事行きたくなくなります。
しかも、電車は暑い、外は寒い、みたいな温度変化は日本は異常ですよね。
それだけで嫌な人は嫌です。
また、田舎で育った人が、東京で就職して、景色も空気もまったく違う環境で生活して、さらに仕事でストレスを感じたら辛いですよね。
仕事したくなくなるに決まっています。
自分が過ごしやすい環境を見つけて、そこに引っ越して、仕事をするのが良いと思います。
今では田舎だと利益が出ないとか、そんな時代でもありませんので、地方や海外の企業に就職したり、独立してしまえばいいです。
仕事をちゃんとやる人だったら、どこに行っても、独立しても、生活に困ることは無いでしょう。
生活環境が良くてしっかりエネルギーをため込める環境だったら、仕事上のストレスを容認できることもあります。
自分は新卒でやってきたとか、せっかく入った業界だからとか、そんなことは後回しにして自分の健康や感情優先で生活を変えてみるのも良いと思います。
逆に50代過ぎてから引っ越してみて「あぁ、住む場所が悪かったんだ」と気づくのは遅すぎますもんね。
仕事を「楽しい」と思えなくても良い
仕事に対して「楽しい」という感情は優先すべきではないと私は考えています。
もちろん仕事にも楽しい瞬間というのはありますが、楽しいこと、やりたいことを優先すると、比較対象が仕事以外の「楽しいこと」になってしまうことが多いので注意が必要です。
簡単に言えば、「ゲームは長時間できるのに、勉強ができないのは何故?」みたいな話になります。
ゲームは他人を楽しませるために必死で考えて作られたものなので、楽しむための専用のツールです。
勉強は自分の知識を増やしたり、能力向上したり、最終的には仕事につながって他人を助けたりするためにやるものです。
「楽しい」という感情を軸にして比較するべきものではありませんよね。
仕事も同じで、誰かを助けたり、楽しませたりするためにするものです。
自分が楽しむためにするものではありません。
だから、仕事をただ単に「楽しむもの」として見たり、「憧れ」だけで見るのは、仕事がしたくなくなる原因になります。
理想と現実のギャップがでかすぎます。
何か仕事で成功したときに、
「〇〇は私の人生そのものですね…」
とか言ってもいいですけど、絶対に人生そのものでは無いです(笑)
そんなカッコつけた人でも、きっと面倒だと感じてることもありますし、つまんねぇって感じてることもありますし、早く終われって思ってることもあるでしょう。
楽しいところは楽しむし、やりがいあるところはどや顔していいと思いますが、そこに1つの視点を加えてみてください↓
仕事は単純作業
仕事は、他人を喜ばせるための作業だけど、他人に提供できる段階になるまで自分は何も感じないただの単純作業だし、むしろ面倒で辛い、やりたくない部分がある。
だから、気持ちを誤魔化して無我の境地で単純作業をする。
早く終われと念じながら、無心で作業をすることも仕事のうちだということをあらかじめ知っておけば、楽しくない仕事も許容できるようになります。
もちろん、その対価としてお金だったり、信頼や感謝、プラスのコミュニケーションが生まれ、自分一人では得られないものをたくさん得られますから、そのための我慢の時間だと思えばいいですね。
もし、あまり働きたくないということであれば、他人の8時間分の価値を1時間で出すことができれば、1日1時間働くだけでOKということになります。
単純計算ですが(笑)
働く時間を長くするのではなく、瞬間火力を上げることによって労働時間を減らし、1日3時間しか働かなくても生活できるようにするようなことも現実的に可能です。
たまに、まったく働いていないアピールをするネットビジネスやってる人がいますが、働いてますからね。
毎日2~3時間くらい記事を書いて、情報収集して、それが習慣になってるから仕事してるつもりじゃないかもしれませんし、人間関係のストレスがないから辛さも少ないと思いますが、結局面倒でやりたくない時間を費やしています。
なんなら、記事を書いてる時間だけ働いているみたいな言い方をする人もいますけど、毎日読者から来るメールを読んで、なんかすごく嫌なこと言われて傷ついたり、まったく勉強していない人に何か教えてあげたり、ビジネス関連の友達にあったらビジネスの話…
結局脳みそはビジネスのことで1日使ってたりします。
仕事は単純作業です。
その対価として、自分の欲しいものを他人に持ってきてもらうことができます。
自分で用意できない欲しいものがあるからしょうがないんです。
それに、自分で用意するより他人に用意してもらったほうが早いから、自分は得意なことをつまらなくてもやる、っていうのが仕事です。
これがわかると、「無」を携えてのんびり仕事ができるようになります(笑)
長期間「自分に合った仕事探し」をしてはいけない
上で話した通り、自分に合った仕事というのは、比較的他人よりも上手にできることであればなんでもOKです。
なんかプロ級に上手いとか、専門家である必要はないです。
有名な話ですが、ホリエモンが寿司職人になるために「飯炊き3年、握り8年」はバカって発言がありましたね。
バカってことは無いと思いますが(笑)
その過程が本当に意味のある(寿司がうまくなるような)ものだったらいいんですけど、さすがに飯炊き3年もやってたらバカかな?って思いますね。
ご飯炊くことに本気で取り組んだら、1か月くらいで近所の人よりもご飯炊くの上手くなりますね。
寿司の握り方に関しては3~6か月取り組めば、十分でしょう。
なんなら仕事としては3か月も練習すればできるんじゃないでしょうか?
他の寿司屋と比べたときに「遜色ない」状態になったら仕事はできます。
他の仕事も同じですね。
あとは、同じことをするんじゃなくて、ちょっと他とは違うことを取り入れてみたりすればもう十分です。
つまり、3か月もあればほとんどの仕事が自分に合った仕事になります。
比較的に他人よりも上手にできることでいいんですから。
仕事をしたくない理由のランキングを見てもよくわかります。
- 人間関係
- 労働時間
- 仕事内容
上の2つは仕事が合っているかどうかに関係ないですし、仕事内容って言っている人のほとんどが「楽しくない」「やりがいがない」と言っています。
ちょこちょこと楽しい部分が出てきますが、基本的に仕事は楽しくないものです。
やりがいだって、他人の良い反応を見た時に感じるくらいでしょう。
仕事の大部分は、他人のための単純作業ですからね。
「仕事は作業」って感覚は『夢をかなえるゾウ』って本で仕入れました。
仕事をしたくない人はこの本すごく参考になるのでぜひ読んでみてください。
タイトルがちと仕事っぽくないですが、これいいですよ。
独立・フリーランス・起業を考えるなら
仕事をしたくなくなったとき、起業や独立を考える人も多いでしょう。
ひとりで仕事ができる環境を作ることができますので、人間関係・労働時間などは確実に解消できます。
もちろん、ちゃんと働けばということですが(笑)
はじめは大変ですが、そんなに難しいことではありません。
独立やフリーランスを考えるときに一番大事なことは、とりあえず1円でもいいから自分の力だけで稼いでみるということです。
できるだけ時間をかけずに、今すぐ稼げる方法で100円でも1000円でも稼いでみるといいですね。
やり方は以下の記事を見てください。
→雇われずに給料以外で今すぐお金を稼ぐ方法【2019完全網羅】
上の記事をみてもらうとわかるように、人に言っても恥ずかしくないまっとうな仕事を普通に個人で受けられるようになりました。
人より家事が得意なら、他人のために家事をやってあげればいいだけです。
そのために集客をあらかじめやってくれているサイトがありますので、それを利用して仕事を受ければいいですね。
自分で稼ごうとすると「こんなこと誰でもできるからお客さんなんていない」という考えがよぎりますが、誰でもできるかどうかは関係ありません。
むしろ、自分でもできるけど、面倒だからお金を使って解決したい。
こっちのお金の使い方のほうが多いはずです。
たまに、「お腹がすいている人を見つけたら、魚ではなく魚の釣り方を教える」なんて言われますが、あれは余計なお世話ですし、無駄です。
それよりも、その人が得意なことを見つけて、それに集中できるようにしてあげた方がいいでしょう。
魚屋さんに行ってシャケを買おうとしたら「お客さんそれよりもシャケの捕り方を学んだほうがいい」って言われたらバカなのかな?って思いますよね(笑)
つまり、自分でできることは商売にならない、という考え方は間違っています。
むしろ誰にでもできることは結構商売にしやすいですね。
また、難しいことが価値が高い仕事とも限りません。需要が無ければ意味がありませんから。
家事代行なんてその最たるものです。
世界の動きが「AIだ!」「IoTだ!」と言っている中で、「じゃあ私、家事やりますね」ってすごく魅力的じゃないですか(笑)
エンジニアが忙しく働いているところに行って、代わりに掃除したり、食事作ったり、ベッドメイキングしたり…めっちゃ助かります。
誰でもできることは、誰かに頼んだ方がいいってことなので、仕事になるんですよね。
日本には(世界的にもそうかもしれませんが)、起業とか独立はものすごい何か特別な知識やスキルが必要だという雰囲気が漂っていますが、全くそんなことはありません。
誰にでもできることを、人が足りていない市場(地域、業界、商品などのセグメント分けして)でやれば、それは上手く行きます。
例えば、私が住んでいる北千住には楽器屋さんがありません。
もちろんニーズの調査が必要で、需要があるかどうかから考える必要がありますが、無いということはちょっと検討すべき課題です。
あとはゲーミングデバイスを売ってるお店も無い。地域で見ると意外と無いものって多いです。
ネット上で見ても、こんなサービスあったらいいのになぁ、と思うものが無かったりします。
それを見つけてやってみれば独立・起業はできます。
もちろん、やるべきことをしっかりやったらうまく行くという前提です。
仕事は作業、作業量が足りなかったら何も生まれません。ぜひ挑戦してみてください。
楽しくないとか言わないで、黙々と時間を費やしたら何でも上手く行きますよ(笑)
まじめにやってもバカを『見ない』夢の叶え方
ちょっと話はずれますが、「まじめにやったらバカを見る」って考え方あるじゃないですか。
その考え方はほぼ間違っています。
嫌なことをされる前に、先に嫌なことをしておけば辛い思いをしないみたいな人を見かけてもマネしてはいけません。
いじめっ子的なね。チンパンジー思考のやつです。
あれ結局、攻撃的な行動とってるやつも、いけて課長レベルなので絶対マネしない方がいいです。
チンパンジーは得しているように見せるのが得意なだけであんまり得できてません。
あと他人に損をさせるのが得意なだけです(笑)
さて、逆にまじめに誠実にやってるのに、あんまり結果が出てなかったり、成長できていない場合も多いですね。
人に嫌な思いをさせないように、穏便に生きているのになぜか上手くいかないという状態です。
私がそうだったのでよくわかります(笑)
原因は、仕事に対する過度な期待です。
ここまでに何度もお話してきていますが、
- 楽しい
- 憧れ
- やりがい
という感情は、目標を立てる上では意味がありますが、実際に仕事をし始めたらあまり意味がないです。
仕事は単純作業の連続だから、です。
もちろん、何か形になることをやり遂げて、それを他人に喜んでもらえたら、大きな楽しみややりがい、理想の仕事と呼べるようなことができたと自負できると思います。
しかし、そこまでの道のりは、景色も何もない場所を42.195km走るより、何倍もつまらないものです(笑)
同じ作業の繰り返し、準備、準備、準備、です。
大きなことをやろうと計画するほど、その準備は長くなっていきますので、それに耐えられない場合挫折します。
…というかほとんどの人が、その過程の段階を楽しもうとして「なんか違う」と言ってやめていきます。
何度でも言いますが、仕事は単調な作業の連続です。
仕事の先に感動や自己実現があるとしても、仕事している最中は工場でネジを取り付ける作業と何ら変わらないのです。
スキルを身につけ、知識を得て、難しくて価値のあることができるようになって、成長すればするほど仕事はどんどん単調になっていきます。
勉強するほど仕事は簡単になりますからね。
人工知能を作るんだと頑張っているプログラマーが世界のどこかにいると思いますが、その人たちだって最高のプログラミング技術を身につけてできるようになっちゃったら、あとは作業の連続ですよ。
誠実、まじめ、本気、意味、これらの言葉を強く意識して仕事に取り組んでいる場合、仕事の最中に「こんな単調な作業をしていていいのだろうか」と考えることがあると思います。
仕事中の感じ方は「単調な作業」でいいんです。
むしろ、考えないでも良い仕事ができてしまうのであれば、それはかなり勉強してきた結果です。喜んでください。
大事なことは、それをやり切ったあとにどんな世界が待っているかです。
仕事中の作業自体に意味を求めるのはやめて、ちょっとつまらない時間が続くかもしれませんが、それが他人にとって意味のあることだと認識して我慢してみましょう。
単調な作業に時間を注いだ先に、意味のある理想の未来があります。
仕事がしたくなくなる理由
とりあえず仕事したく無くなった時の対処方法を吐き散らしたわけですがいかがでしたでしょうか。
次は、仕事がしたくなくなる理由について書いていきたいと思います。
こちらの記事にも仕事を辞めたくなる時の原因をがっつりまとめています。
→仕事辞めたい…20代で2回転職し起業したからわかる辞めた方がいい人
仕事をしたくなくなる理由を語る前に、先にお伝えしたいことがあります。
『仕事したくない』という感情は普通で、正常で、当たり前のことです。
先ほどからお伝えしております通り、仕事は何かの形を作るor維持するための作業でしかありません。
その何らかの形がお客さんに喜んでもらえたりするわけですが、形の中の一部を動かす作業自体に感動はありません。
その作業を「やめたい」「やりたくない」と感じるのは当たり前のことだという認識を持っておいてください。
なので今回お話したいのは、仕事の内容ではなく、仕事をこなすうえでやる気をそぐものについてのんびり語っていきたいと思います。
ちなみに、仕事したくないと思ってしまう原因というのは、意外と一瞬のできごとだったりします。
「やりたくない」「つまらない」「関わりたくない」という感情が生まれる、一瞬のできごとが起こると、「もう2度と同じ状況になりたくない」という「不安」「不満」が頭の中で続くことが大きなストレスの原因となります。
上司に理不尽に怒られて、「すぐに仕事やめる!」と行動に起こす人はほとんどいません。
理不尽に怒られたことが不満で悔しくて、ずっと忘れらずに、眠れない夜を過ごして、こんな状態が続くのは嫌だ!と考えた後に仕事を辞める決心をするわけです。
その一瞬が2度と起こらないような工夫をすることで、仕事をすることが快適になったりします。
上司が理不尽な場合は、「それ理不尽じゃないですか?」と一言言ってみるだけで、次は言われなくなることもありますからね。
それでは具体的に見ていきましょう。
人間関係が悪い
仕事したくなくなる原因の1位は人間関係です。※転職サイトのアンケートなどを見ればどこも人間関係が1位になってます
主に以下の2つのシーンが原因となります。
- 上司からの理不尽な説教
- 同僚からの仲間外れ
人間関係の問題は、自分か相手かどちらが悪いと一方的に決めつけるのは良くありません。
理不尽に怒ってストレスを発散している上司がいたら、それ自体も悪いですが、「その言い方は良くないです」と言える人がいないことも問題です。
仕事中に「死ねよ」とか言う人もいるようですね。
こんなん仕事ができるとか、上司とか関係なくダメです。やめさせないといけません。
また、同僚からの仲間外れ感が堪えられない場合もありますね。
声の大きい人とか、止めにくい人の意見がだけが通って、自分の意見が通らないみたいな状況も良くあります。
残念ながら、人間関係は比較されるのが普通です。
みんなの感情に対してポジティブであったり、声が大きく、1度言ったら他人の意見は認めないような人がいると、面倒なのでその人が言ったことに合わせて周りも動くというのはよくあることです。
良くも悪くも、実力うんぬんも関係なく、それができる人はリーダーの素質があります。
逆に、例え正論を言っていて、素晴らしいアイディアを出していても、誰にも相手にされないのであれば、組織をリードする力はありません。
なので、自分の意見を通したいのであれば、その人よりも、さらに周り対してポジティブな印象で、声を大きく、言ったら曲げない態度をとるしか方法はありません。
あくまでも比較されてリーダーは決まりますので。
それができなかったり、嫌なら独立してしまったほうがいいです(笑)
あまりにもひどい上司がいたり、ひどい同僚がいて、それを会社が問題視していない場合は異動願いを出したり、転職するのも良いと思います。
そんなことで悩んで仕事ができなくなるより、尊敬できる上司がいる会社に勤めた方がずっと効率がいいです。
最低限、攻撃的なコミュニケーションが少ない場所を選べば問題は解決します。
労働時間が長い
長い労働時間を強制する会社は、遅かれ早かれいつか辞めることになります。
1日12時間とか、この先ずっと働かないといけないなんて無理です。絶対に、無理です。
また、有給が取れないというのもあり得ません、勤めている期間が長いほど仕事の効率が下がります。
先ほどお伝えした『5:1の法則』の通りです。
しっかり休んで、一瞬の生産力や、質の仕事を重視することで労働の対価は上がっていきます。
労働時間を長くして仕事を成り立たせているような会社はいずれダメになります。
時代の流れについていくように、仕事の価値を上げていく会社でなければ、生涯勤めるなんて無理です。先に会社がつぶれます。
なので、どうしても労働時間が長く、休みが取れない会社であると判断したら、『つぶれろ!』と念じて辞めてしまってください。
もしくは『消えろブラック!』でもいいです。
会社の仕組みや、提供している商品の価値を上げ続けている会社なら、1日8時間、そのうちの5時間程度集中すれば十分仕事ができているという状態になるはずです。
仕事以外にもたくさんやりたいことがあるはずですし、成長するための時間も欲しいはず。
とりあえず、仕事に目新しさがあるうちはまだまだ成長できるので我慢してやっててもいいとは思います。
ただ、仕事にも飽きてしまったら、労働時間を強制的に伸ばそうとしてくる会社はすぐに辞めてしまいましょう。
さらにレベルの高い仕事をして、毎日8時間で帰らせてくれる会社が必ずあるはずです。
仕事の内容がつまらない
これは何度も言っていますが、仕事は基本つまらないものです。
何かを作る、形にする、その何かを完成させることには意味があります。
憧れや、楽しさ、やりがいなども、作業をやり通して何かを完成させることで生まれるはずです。
しかし、それを完成させるまでの過程は、ほとんどが単純作業になるはずです。
私も今、価値のあるブログを作ろうと文章を書いていますが、これは自分の知識や経験を文字に変換するという作業です。
1記事あたり15000文字以上書いていますが、楽しいかと言われたらまったく楽しくありません(笑)
でも、このブログが完成して、仕事に対する考え方や付き合い方を知ってもらって、少しでも働くことに抵抗がなくなる人が増えたとしたら、それはすごく嬉しいし、楽しいし、やりがいを感じることができるはずです。
だから、仕事の内容がつまらないと感じる場合は、
- 日々の作業がつまらないなら、それは当たり前なので継続
- 会社の目標、理想自体が面白くないなら転職
という判断をしてください。
日々の作業がつまらないのは、その作業に対してあなたの能力が十分に高いからです。
逆に難しいことや、やったことのないことは楽しめたりします。が、3か月もしたらどんな仕事でも慣れてしまって、結局つまらなくなります。
それが普通なので、しょうがないです。
しかし、会社の目標や理想が面白くないなら、それはあなたの価値観や目標と重なる部分が少ないせいなので、仕事をする意味がないです。
自分の価値観に合った職場に今すぐ変えてしまったほうがいいですね。
会社の目標を達成したときに、自分が心から喜べるような仕事をした方がいいでしょう。
仕事に対するモチベーションは、昭和の時代の「お金」や「達成」から変わってきています。
平成ももう終わりますので、その辺の勉強をしておくと仕事選びが楽になるはずです。
『モチベーション革命』を読んでおくと参考になると思います。
給料が少ない
給料が少なすぎて仕事をしたくないというのが、仕事を辞めたり理由にランクインしていましたが、人間関係が良くて、労働時間もそれなりで、だけど給料が少ないから辞めたいということなんでしょうか…。
もちろん複合的なのはあると思いますが、一番に出てくる理由が給料少ないということであれば、ひどく給料が少ないのでしょう。
以前、動物園職員の求人を見ましたが、1日の7.5時間労働で給与が14万円以下でした。
そうなってくると「動物が好き」という理由だけでは働いていけないのも納得できます。
※どちらかというとマーケティングの問題だと思いますね。大人になってから動物園を意識させられるような機会減ってますし、宣伝が少なすぎます。。。
どうしても給与が低いけど、その会社の他のことに満足をしているということであれば、副業をしたらいいと思います。
独立、起業の路線で、やりたいことをやって、事業を立ち上げてしまうとかなり可能性が広がるはずです。
もしくは転職ですね。会社は給料を上げろと言ったところで変わらないと思いますし…。
まずは転職の方が楽だと思います。副業しても、本職の給料が低いという問題は解決しませんしね。
もちろん、時間が余っていて何かやりたいということであれば、独立起業路線もいいですよ。
先ほどもお伝えしましたが、事業を作るのは難しくありません。
仕事に対して理想を持ってしまったり、楽しいことを優先したりすると結果が出ませんが、やるべきことをやれば結果は出ます。
結局仕事は作業、というところに行きつきますね。
蛇足でした(笑)
将来が見えない
これは「仕事の内容がつまらない」に書いたこととつながりますね。
会社の目標や理想、上司の状態を見て、このまま仕事を続けても理想の大人になれそうにないってやつです。
会社の目標や理想、作ろうとしている商品や世界、尊敬できる上司がいること、そういう要素を考慮して転職してしまうのがいいでしょう。
もし、憧れている人がいるのであれば、起業の道もいいと思います。
どちらにせよ、今いる場所で将来が見えないのであれば、目指すべき場所を探して、そこにつながる仕事に変えてしまいましょう。
早起きが辛い
私がサラリーマンを辞めた理由の1つです(笑)
決まった時間に会社に行くというのがどうしてもできませんでした。
最近は夜決まった時間になることができるようになりましたので、もしかしたら就職もできるかもしれません(笑)
解決できた経緯ですが、趣味をするときに時間を決めるようにしたことで解決しました。
趣味って言うのはマンガとかゲームですね。
これを夜10時以降はやらないと決めて、10時になったら風呂→就寝というルールを守ることで完全に解決しました。
現代っ子は、時間を使いすぎる傾向にある人が多いと思います。
自分を楽しませてくれるものであふれていますからね。
SNSをしたりマンガ読んだりゲームしたり。
いくら楽しいものが増えても、時間は1日24時間と決まってますから、「やりたくてもやらない!」ということを決めて行かないといけなくなりました。
夜、ちゃんと寝る。これだけで解決します。
難しいんですけどね^^;
満員電車が嫌い
これはどうにもなりません。
とくに東京で仕事をしているなら。
仕事場の近くに住みましょう。
ちなみに満員電車も私が仕事を辞めた理由です(笑)
あとは、スーツ、ワイシャツ、ネクタイもですね。
私の場合は、自宅で仕事ができるようにしました。
満員電車は年に2回くらいしか乗らなくなりましたね。
冗談ではなく、体調が悪くなったり、過度にストレスを感じるのであれば、我慢せずに仕事を変えたり、住む場所を変えてください。
ストレスは重なると病気につながります。大きな病気になってからでは遅いです。
小さなことだと考えずに、対処していきましょう。
私たちは何のために働くのか…??
何のために仕事をするのかを求人サイトのエン転職がアンケート取ってました。
ということで、仕事をする理由のほとんどが「生活」と「自己実現」のために働くということです。
で、仕事したくなくなったり、辞めたくなったりする人というのは「自己実現」の方が満たされないから、という感じでしょう。
仕事のほとんどの時間が単純作業であることに嫌気が差してしまったり、職場での人間関係がうまく行かなかったりというのが原因だと思います。
もっと大事に扱われたい、もっと意味のあることがしたい、もっとちやほやされるようなことがしたい…
でも、理不尽なことで怒られたり、単純でつまらない作業ばかりで感動がなかったり、誰かに褒められることがまったく無かったり…
ということで辞めたくなってしまいます。
仕事はつまらなければつまらないほど、価値を提供できていると言えます。
寝ぼけててもできる。何も考えなくてもできる。
それだけのスキルがあるから仕事として成り立つんですね。
安定した価値を提供できている証拠だと思います。
私もこれは最近気づいたことです。
つまらない仕事ほど喜んでもらえるという不思議(笑)
ワクワクする仕事、頑張ってやる仕事というのは、まだ自分の能力が足りていないから楽しいということです。
人に任せてもらえるくらいのプロになったら、その仕事は単純作業になっているはずなんですよね。
仕事そのものは単純作業。これさえわかれば、仕事は楽しくなります。
その作業が終わった瞬間、他人に商品が手渡された瞬間、そこに感動が生まれます。
その瞬間に自己実現があります。
だから、そこまでの道のりは、平坦でつまらないことが多いです(笑)
勉強して、スキルを身につけたら、あとは何も考えずに時間を注げば出来上がるんです。
それが仕事。
自己実現を感じるタイミングを間違うと、一生自己実現ができなくなってしまうので注意してくださいね。
「仕事したくない」は変化や成長の前兆
ということで最後になりますが、ここまでの話でお分かりになったと思います。
「仕事したくない」と感じるのは、今の仕事をある程度理解して、慣れて、あまり考えなくてもできるようになった結果だということです。
普通の会社なら、作業内容について悩んでいたのは、入社してから3か月くらいだったと思います。そこまでは必至で頑張ってた。
それから仕事に慣れてきて、こんどは人間関係や労働時間のことで悩み始めたという方は多いはず。
作業内容のこと以外にも意識が向くようになった、つまり余裕が出てきたということではないでしょうか?
仕事自体は、何も考えなくてもサクサクこなせるようになったら、もう単純作業です。
しかし、もっとやりがいある仕事がしたい、と感じるのであれば何か新しいことを自発的にやった方がいいかもしれません。
簡単にはできないようなこと、学ぶ必要があること、練習しなければならないこと、そういう難しいことを始めると仕事楽しいなって気持ちが復活したりします。
もちろん、そういう気持ちがあるうちは仕事にはならないんですけどね(笑)
仕事として成り立つようになるのは、慣れて、つまらなくなってからです…ちょっと寂しいですけどね。
それくらいじゃないと、安心して人に任せてもらったり、誰かを助けたり喜ばせたりというのはできません。
人間関係が気になったり、労働時間に文句を言いたくなったり、仕事内容にやりがいを感じなくなったのなら、それは「一人前になった」ということでしょう。
そして、次のステージに向かうタイミングが訪れたということです。
3年以上やらないと仕事はわからないなんて言う人がいますが、人間の成長スピードはもっと速いと私は思います。
会社でつまらない仕事ばかりさせられて、新しいことをやらせてもらえないということであれば、自分で自発的に学んで仕事をしてみるのもいいと思います。
上司に提案して仕事を振ってもらったり、副業で新しいことをはじめて見てもいいですね。
とにかく、何か新しい風を自分に取り込まないと、そのままだと退屈で死んじゃいます(笑)
仕事したくなくなったら、変化や成長のタイミングが来たと前向きにとらえてみましょう。
今回は以上です!