Q:起業したのはいいけど、モチベーションが続かず停滞状態…どうしたらやる気が出る?
A:1日だけと期限をつけて目標に対して「極端な活動」をしてみる。それができないなら「わかっちゃいるけどやめられない」ってことをとことんやってください!
個人レベルの起業の場合、ブログで毎月10万円稼げるようになったとか、デザインやライターで少し稼げるようになったあたりで、モチベーションが急激に下がってしまうことが多いです。
その後まったく伸びずに、月20万円くらいでなんか中途半端に生活だけできてるって状態。
結局会社員に戻ってしまう場合もありますね。
大きな結果を出している人は突き抜けるほどの行動量を生み出しますね。
あれはどうやってモチベーションをキープして大量に行動しているのでしょうか、気になる人も多いはず。
今日はそこらへんをじっくり解説していきます。
結論としては、「結果」がモチベーションになり、それ以外にやる気に変わるものは無いです。
じゃあ結果が出るまでの行動に対するモチベーションはどう出せばいいんだって話ですよね(笑)
ここに起業が成功するかどうかの鍵が眠っています。
ある程度の結果出して失速してしまった場合にも利用できる解決方法をお伝えしますね!
起業は「結果」だけがモチベーションの源泉
まずは、起業は「結果」だけがモチベーションの源泉であることを飲み込んでください。
やりたいことをやるのは大事ですが、それは知識やスキルを得るのにやりたいことをやった方が効率がいいだけです。
起業するとなれば仕事になりますから、楽しいことや夢中になれることばかりではありません。
考えてみてください、起業したのはなぜでしょうか?
- お金が欲しい
- 時間が欲しい
- 自由に仕事がしたい
- 実力を証明したい
このあたりが大きな理由だと思います。
これらの結果がどんどん出てくるようなら、どんな仕事でもモチベーションが上がります。
特に、自分の行動や投資したものに対して、結果の比率が大きくなればなるほどモチベーションは上がります。
お金が欲しいなら1時間働いただけで5万円が定期的に入るようになったら、それだけで嬉しいわけです。
このことを飲み込まないで、
「もっと楽しい仕事をしたらモチベーションが上がる」
とか
「もっと社会に役に立つことができたら結果も伸びる」
なんて幻想を抱いていると、いつまで経っても何もやる気になりません。
やりたいことや楽しいことをやり続けても、運がよくない限り起業と結びつくことはありません。
だいたいが趣味で終わります。
やりたいことをやれば知識やスキルが付きますから、どんどんやりたいことをやったらいいと思いますが、起業するとなったら仕事の面が出てきます。
その仕事の面をこなす現実に直面すると、また「モチベーションが出ない~」と悩み始めますよね(笑)
社会に役に立つことなんてのは完全に「やらない理由」をでっちあげているだけです。
社会に役に立つことをするのは良いことかもしれませんが、だからモチベーションが出るかと言えばそうはなりません。
自己重要感が満たされるという面ではモチベーションにつながるかもしれませんが、それだけで大きなことを成し遂げるようになるとは到底思えません。
というか、そう思うならやってみたらいいです。
社会の役に立つことだって、同じようにつまらない仕事に直面したら「モチベーション出ない~」と嘆くことになります。
まずは、お金、時間、自由、実力の証明など、起業するにあたって欲しいと思ったものを素直に認めるところから始めましょう。
そして、それらが手に入ることはダイレクトにモチベーションにつながるということを念頭に置いてください。
モチベーションは「自転車」と同じ!こぎ始めが一番辛い
「結果」がモチベーションになるのはわかったけど、その「結果」を出すためのモチベーションが出ないんだよ~ってことですよね(笑)
卵が先か鶏が先かみたいな。
『日常』というアニメの1話での「ゆっこ」と「みおちゃん」のやり取りがめちゃくちゃ参考になります。
ゆっこ「いろいろやる気でなくて・・・」
みお「なにいってんの、私たち高校生なんだよ、新学期なんだよ、やる気なんてやれば自然にでてくるもんだょぉ~」
ゆっこ「そのやるまでのやる気がでないんだよぉ、やるまでのやる気をだすにゃーどうすりゃいいの」
みお「やるまでのやる気かぁー。うーーん、とにかくやるっきゃない!!」
ゆっこ「よっしゃぁーー!!!」
この「よっしゃぁー!」が一番辛いのです。出ない。
起業はこの「よっしゃぁー!」を何発出せるかが勝負の分かれ道になっていると私は思っています。
始めは「結果」がありませんから、モチベーションの源泉になるのは「将来への期待」「夢」くらいしかありません。
しかし、それらは起業をする理由そのものではありませんから、時間とともに消え去ります。
目の前の面倒な作業、つまらない仕事が現実として立ちはだかり、欲しい「結果」も無い状態でそれらに立ち向かわないといけません。
ここで「よっしゃー!」が出なければ、「どうしたらモチベーションが出るんだろう…?」と悩み続けて終わりです。
逆に「よっしゃー!」が何発も出せるなら、いつか「結果」につながり、それをモチベーションに向上し続けることができるようになります。
自転車と同じです。
こぎ始めは辛いけど、スピードに乗り始めたら楽になります。
スピード(移動)という結果が欲しい→スピードがあればスピードが出せる→はじめはスピードが無くてどうしても辛い
ということです。
そして、
「スピードを出すためのモチベーションが出ないんです…」
と言われて、アドバイスできることは
「とにかくこぐっきゃないっ!」→「よっしゃー!!」
ですよね(笑)
結果が出始めたら、あとは自然に向上していくでしょう。
疲れるまでぐんぐん成長してください。
…で、終われたらいいんですが、これだけ聞いて「よっしゃー!」って行動に起こせる人がいたら、こんなブログ記事読まないでしょう(笑)
ここからは、やる気も無いのに「よっしゃー!」を比較的簡単に引き出す方法をお伝えしていきます。
超おすすめ解決方法→1日だけ「極端な活動」をする
まず、何でもいいので目標を決めてください。
とりあえず起業と関係ないことでもいいですよ。
ダイエットとか、禁煙とかはすごくやりやすいです。
次に、その目標を達成するために、結果が出るような行動や制限をリストアップしてください。
かなり極端な内容でいいです。
ダイエットなら「断食」とか「筋トレ」とか「ランニング」とかありますね。
禁煙なら「吸わない」の一択です。
リストアップしたら、
1日だけそれを実行
してください。
続けるとか、継続力!とか、3日坊主なんて考えなくていいです。
1日だけやりましょう。
例えば、
- 体重を計る
- 24時間断食する
- その後体重を計る
これをやってみてください。
痩せてないはずがありません。
痩せるという「結果」が出てきます。
ほら、モチベーションの素が作れましたね♪
次の日も断食できるって人多いはずですよ。
私はこれでダイエット成功してます。
1日目に0.3kg減ったので嬉しくなって、3日続けたら2kg減りました。
そこから4日で5kg減って…今では減量するときは断食と決めています。
一度落としてしまえば、±3kgぐらいで調整していればいいので楽ですよ^^
起業も同じです。ここは個人レベルの起業についての記事なので、ブログで例えましょうか。
記事を書きさえすればアクセスが集まるのに、記事を書くモチベーションが出ない…
とします。
解決策は、仕事が休みの日に1日だけ記事を書き続ける日を作ってください。
辛いとは思いますがたった1日です。
16時間記事書きっぱなしです。辛くてどうしようもなくなったら散歩くらいはOKにしましょう。
それ以外は書き続けます。
ラフな記事で10記事、重い記事で5記事くらい書けそうですね。
おそらく1週間以内にアクセスという形で結果が出るようになっているはずです。
ほら、モチベーションの素が作れましたね♪
また1日記事書く日を作ろうかって思えるはずですよ!
このように、短期間だけ目標に対して集中することを
「極端な活動」
と私は呼んでいます。
「やる気ないなぁ…あ、明日は極端な活動するか!」みたいな。
起業して成功している人はみんな短期間の「極端な活動」をしています。
3~6か月程度の「極端な活動」によってビジネスのベースを一気に作り上げて、軌道に乗ったらダラッと2年くらいサボり始めます(笑)
本当にみんなやってます。おもしろいくらいにみんなです。
一気に集中して、できたらだらける。
結果出す人はみんなコレです。
やる気を出すには「結果」が必要ですが、「結果」を出すための行動をするためのやる気はどこにもない。
だから、目標に対して効果のある行動を選んで、我慢して徹底的に行動&制限をすることではじめの「結果」を出すわけですね。
まずは1日です。これが「結果」を産んでくれれば自然にモチベーションは湧いてきます^^
どうしてもやる気が無いなら「わかっちゃいるけどやめられない」をとことんやる
ただ、「極端な活動」をするにはすごく気合いがいります。
体力、精神力、タイミングとか色々かみ合わないと、
「断食しよう」
なんて思えませんよね?
好きな人ができたとかそういうの大事ですよ、やっぱり。
やる気が無いとか、面白くない、つまらない、とか全部無視して「200m全力疾走してください」ってことですから、そりゃどうしてもできない時もあります。
そんなときには、
「わかっちゃいるけどやめられない」
ってことをやってください。
- 本当は仕事をしないといけない。
- 起業のために集客しないといけない。
- 商品の改良しないといけない。
- SNSやらないといけない。
- ブログ記事書かないといけない。
だけど、中途半端にやっても結果は出ないし…
だからと言って遊ぶ気にもなれない…
↑この状態が一番やばいです。なんの行動もしていない。
だったらやりたいことやりましょう。
「逃げ」だと認識していることをやってください。
私の場合、やらなきゃいけないことが貯まると「ゲーム」に逃げます(笑)
だから以前は「ゲームなんてやってちゃダメだよな」って思いながら、嫌な気持ちでゲームしてました。
受験の時とか、勉強しないといけないのにゲームしちゃう。
「わかっちゃいるけどやめられない」って感じでしたね。
でも、そんな時はとことんゲームしましょう!ってことです。
集中して本気になって、知識とスキルを高めるつもりで取り組むべきです。
それがいつか、起業のためのベースとなります。
他人との違いを作るのは「わかっちゃいるけどやめられない」ってことです。
私は、
- 電車や街頭の広告にケチをつける
- ゲーム
- 自己啓発系の哲学
- エンターテイメント系の集客
この辺を考えることは、努力無し、意識無しでやってしまうことです。
好きなんでしょうけど、好きという感覚もなく無意識でやってしまいますね。
こういうことに意図的に時間を使いまくりましょう!
知識とスキルを高め、やりたいことやってバネを縮めて力を貯めて、ある時ふと「極端な活動」ができそうな日が来たらぶわーっと1日だけ目標に向かって全力疾走してみる。
そして小さな「結果」を火種にして、加速度を上げ、爆速のサイクルを作り行動量を高めていけばいいと思います。
「やりたいこと」だけでは形にならない。少しの「我慢」がスパイスになる
「わかっちゃいるけどやめられない」「やりたい」ってことばかりやってても、相当運が良くなければビジネスとして形になることはありません。
知識やスキルを高めても、それが他人にとってプラスになるような使い方をされなければ起業にはつながらないということです。
やりたいことをやって力をつけたら、次は少しだけ「我慢」を追加してみましょう。
これが最高のスパイスになって起業は大きな成功に向かいます。
この「我慢」が1日の「極端な活動」です。
遊び惚けて、やりたいことやって、好きなことばっかりしていると、ふと「あ、ちょっと頑張ってみようかな」って思うタイミングがありますよね?
そこに小さな我慢。1日の「極端な活動」を加えてみてください。
極端じゃないとダメですよ?
受験生が「3時間だけ勉強しよう」とか意味無いです。
起業しようって人が「1記事だけ記事書いてみるか」もダメ。
1日というのは犠牲にするのにすごくちょうどいい時間になっています。
起きている16時間を1つに集中して使うと、小さな結果が出るように作られているような感じです。
神様が「あ、こいつ1日を全部犠牲にしたぞ。ちょっと結果出してやらないとまずいなこりゃ」という感じで、ぽろっと結果を出させてくれます(笑)
受験生なら16時間ほぼ全部勉強に当ててみてください。
ブログ書くなら10記事書いてみてください。
何度も言いますが1日だけでいいんですよ?
「極端な活動」をすると、1日の途中で「こんなこと続かないよ~」って思いますけど、もともと1日しかやらないって決めて始めてるはずなので踏みとどまってください。
1日が終われば開放です。お疲れ様です。続けようなんて意思はいりません。
…結果が出たらモチベーションが出てきて自然に続けたくなりますからね。
1日です。
今日が終われば明日はやらないつもりで。
まとめ:1日だけ修行僧になってみると意外と簡単にモチベーションが出る
「あぁ~辛い。でも今日だけだから頑張ってみるか」
この感覚が来たら結果は出ます。
結果が出ればモチベーションが出てきます。
あっけないものです。
起業しようなんて人はだいたい現金な人ばっかりですから、結果が出て、利益が出てくればやる気出るんですよ(笑)
はじめての結果が出るまでは、自転車立ちこぎでスピード稼ぐしか方法はありません。
1日だけの「極端な活動」を乗り切って、小さな結果を取り出し、モチベーションに変えてさらに高みに行きましょう。
起業序盤の結果が出るまでは「修行僧モード」で乗り切ってください。
コツとしては、「これだけ頑張ったから、ちょっと休んでもいいか」ではなくて、1日を完全に染め上げてください。
今日1日はこれに集中する、休まない、最後までやる、と決めてください。
ブログを10記事書くと決めたとしても、10記事書いてまだ眠くないならさらに記事を書きましょう。
1日を完璧に、1つの目標に集中させてください。
ぽろっと小さな結果が出てきたら、未来はあなたのものです。
おめでとう!