今回は商品開発の話です。
私はマーケティングから起業の勉強をはじめ、次にセールスを学んで、適当な仕事選んである程度稼げるようになり、最終的につまらない仕事してても拡大する気になれなかったという悲しい経緯があって、商品開発(仕事の選び方)の重要性をお伝えしたくこのブログを運営しています。
ここでは、ある程度仕事の方向性が決まった時に、どうやって商品を差別化させ、社会的なインパクトを起こすかについて解説します。
普段の生活で「どう感じることが多いか」であなたの強みが決まる!
以下にあげる4つの感情や不満のうち、あなたが普段生活していて感じることが多いのはどれでしょうか?
①「高いなぁ」
②「もったいないなぁ」
③「まとめたいなぁ」
④「偏ってるなぁ」
商品を買うときとか、サービスを利用するときに、この4つの不満のうちどれを感じることが多いでしょう。
ここを明確にしておくと、あなたが何を改善することに本気になれるか、がわかります。
①なにかと「高いなぁ」って思っちゃう人の商品づくり
私の場合は①「高いなぁ」が多いですね(笑)
起業したての頃は「値段を下げるのは最後の手段だ!」なんて言われて、それを信用していましたがそんなことないですよね。
小学校の頃から「携帯電話になんで作曲機能ついてんの!?だから高いんじゃないの!?!?」って思ってました。
今になってみればみんなでスマホを使っている反対側で、通話機能のみの安い携帯がビジネスようだったり、ミニマルな人の間ではやっているわけです。
あとは、美容室もそうですね。なぜか髪切るまえにシャンプーされて、頭ぽくぽくされて、「マッサージしてもいいですか?」みたいな。
必要以上のサービスののちに「4000円です」とか言われてもなんだかなぁ、と思っていたら、私が中学生くらいの頃から1000円カットが流行りましたね。
最近は健康診断が主要な検査のみだと500円でできるそうですね。
毎年人間ドックやるなんて50歳越えてからで十分ですもん。ありがたい改善ですね。
このように、過剰すぎるサービスを最低限にして金額を安くすることでイノベーションを起こせます。
他にも中間マージンを省くようなサービスを作ったりもいいですね。
②使われていないものを見て「もったいないなぁ」って思っちゃう人の商品づくり
高校時代の友人が九州で地方再生事業をやってます。
ボロボロの民家をどう使うか考えたり、なんなりして人を呼び込むような仕事ですね。
簡単に言えば、今使われていないものを有効活用することで価値を生み出します。
Airbnbなんかがそうですね。使われていない家や部屋を借りたり貸したりするためのサービスです。
我が家は旅行の時にAirbnbを利用しています。
栃木の那須に旅行したときなんかは、バーベキュー場がついているコテージが格安でレンタルできてとても楽しかったです。
街中を散歩していて、「あぁ、ありゃもったいないな」と思うことが多い人は、それを活用する方法を見つけ出せばビジネスになります。
最近思うのは、街頭看板の空きスペースはとてももったいない気がしますね。
もうあるかもしれませんが、空きスペース用広告屋があったらいいかもしれません。
契約が無い広告用スペースに格安で掲載させてもらって、広告出したい人は掲載される場所を選ばないみたいな。
契約が発生したら即座に看板を下ろせるみたいな契約にして、空きスペースを有効活用できたらいいですね。
こんな感じで「もったいない」=ビジネスチャンスと考えれば起業ネタが見つかります。
③情報や機能がバラバラになっていると「まとめたいなぁ」って思っちゃう人の商品づくり
1990年代、カバンの中に携帯電話とデジタルカメラを入れていた経験がある人も多いはず。
携帯にカメラが付いていたらいいのに、と思ったら「まとめたいなぁ」派です。
とにかく一緒になっていたら楽なものをまとめてしまう方法ですね。
カバンの中のものを全部1つにまとめることができたらとても楽だなぁ、と思った人が携帯もカメラもウォークマンも、全部一緒にしたわけですね。
スマホになってからは、万歩計も、メトロノームも、手帳も、全部アプリとなって一緒になってしまいました。
また、WEB上のサービスもまとまってきています。
価格.comなんかはその典型です。
今思ったんですが、価格.comってAmazonは入ってるけど、楽天やYahooは無いですよね。
そんで調べてみましたが、価格.comに対抗するように最安値.comなんてサイトができていました(笑)
特にいろいろ探すのが面倒で、一か所にまとまっておけ!って思う人は「まとめたいなぁ」派なので、何かバラバラになっているものを1つにまとめてサービス化するとビジネスになります。
④バランスが悪いと落ち着かず「かたよってるなぁ」と思っちゃう人の商品づくり
あっちにあるけど、こっちにない。
あっちは多いけど、こっちは少ない。
気になってしょうがないあなたは、バランスを保つことでビジネスができるかもしれません。
現代版シルクロードを作ろう!ということで、安いものを高い地域で売るみたいな考え方です。
2010年~2013年ごろまでbookoffで買ってAmazonで販売して利益を出す「せどり」が流行りました。
これは、bookoffの100円コーナーでは売れないものを、Amazonに掲載しネットで閲覧できるようにすることで需要を増やしたビジネスです。
ちなみに私はせどりで独立しました。
車をアフリカに輸出するなんてのもそうですね。
あとは、今の流行りの逆を突くサービスを始めるのも良い作戦です。
西洋医学が流行っていく中で、漢方を押し出した斎藤一人さんなんかはうまく逆をついてますね。
例えば、最近はYouTubeやAmazonプライムビデオなど、動画はいつでも好きな時に見られるというのが普通になっています。
しかし、ここであえて、リアルタイムでしか見ることができない番組をネット上でやったらどうでしょうか。
もちろん質が重要だというのは当たり前ですし別の話ですが、「リアルタイムの良さ」をテレビのように改めて感じることができて良さそうです。
リアルタイムでしか見ることができない、テレビ局のような動画配信サイト。
なかなか面白い気がしますね。
また、すでにあるビジネスを地域を変えて同じようにやるというのも「かたよってるなぁ」派は思いつくはずです。
確か洗車王国という、車を洗浄する会社が日本ではやり、その後中国に進出していた気がします。
日本でやっているビジネスを海外に輸出したり、逆もまたいいですね。
イノベーションを起こすのに重要なのは「自分」がどんな人間かを知ること!
メルマガで仕事の選び方について語ってますが、これとおんなじことが言えます。
明確に自分を知ることで、何が得意なのか、どこに興味を持つかがわかり、ビジネスに活かすことができます。
「儲かれば何でもいい」と考えている人はたいてい自分のことをよくわかっていません。
人間の行動はすべて欲求から生まれています。
欲求を理解することで生まれる価値が大きくなります。
いまだに「価格をさげちゃダメ」となんでもかんでも言っている人は、たぶん質を重視する人なんでしょう。
しかし、無駄を省いて安く安くと頑張る人がいたっていいですよね。
商品を作るときに意識したいのは、今までの常識をぶっ壊すことです。
市場を壊す勢いでやっていいでしょう。
他社と価格を合わせて、仲良しこよしなんてつまらないです。
携帯電話の大手3社みたいな、政治保護産業であぐらかいてるみたいな…
今、あぐらかいてる人たちを出し抜いて、市場を作り直すくらいの気概でやっていきたいものです。
そのためには、最低限のマーケティングやセールスも学ばないといけないので大変ですが、外注もできますしね。
自分の性格や特性を理解していれば面白い事業が作れるはずです。
私も今起業の教室を作ろうと思っていますが、かなり激安にするつもりなのでお楽しみに!
今回は以上です!!