今回は起業するには何から始めたら良いかを解説していきますが、法律的なことや手続き的なことは無しにして、どんな仕事で起業したらいいか、どうやって活動していけば成功するのかについて書いていきます。
起業したいって人の9割以上が「お金をたくさん稼ぎたい+すごいと思われたい」という願望に突き動かされているとは思いますが、そのまま活動を始めると失敗しやすいです。
お金やステータスのことしか考えてないと、すっごいつまらない仕事を選んで「とりあえずお金が稼げることはないか…!」と焦り続けることになるかもしれません(笑)
経営していくのにお金は大事ですけど1つの要素でしかないです。
自分の欲求や問題意識から目標を設定して、できることから始めるととても楽しいし結果も出やすいですよ^^
起業するにはどうすればいい?
起業するときに必要なことを網羅していきますが、とりあえず起業は大量に勉強してから行動するのではなく、行動しながらぶつかった問題を解決するために学んでいくのが効率もよく楽です。
…なんてことは、他の人もよく言ってることなので知ってる人も多いでしょう。
なんでそんな無責任なことが言えるのか、って思いますよね?起業前の私は思いました(笑)
今になってわかったことですが、起業ってそんなにたくさん学ばなくてもうまくいくんです。
だから、早く起業してちょこっと失敗しながら修正していく方が楽です。
知識よりも作業量の方が大事です。作業量を確保する方が難しいです(笑)
というわけですぐにでも起業しましょう。
すぐに起業するためには「何を仕事にするか?」を決めないといけないので、その辺から順番にお話していきます。
やること・目標の決め方
まずは「起業して何をするか?」ですね。
自分が生きていて不便だと思うこと、こうだったらいいなぁと思うことをリストアップしてください。
自分の感情や考えを軸に、1か月くらいかけて人生にたいする不満や希望をどんどん書いていきましょう。
その中で、実現したときに自分以外にも喜んでくれる人が多いことや、お金を払ってでも解決したいと思うことを選んで仕事にするといいですね。
あんまりアイディアが出てこない人は、やりがいある仕事の選び方のページに、あなたにとって最高の仕事を選ぶ方法をまとめておきましたので参考にしてください。
「何が儲かるか?」で決めない方がいいです。
〇〇が儲かるらしい、という情報を仕入れたとしてもやる気になれるはずがありません。
いまでもアフィリエイトは儲かりますが、だからアフィリエイトをやろうと言って結果が出るまで頑張れる人はほとんどいません。
自分の人生、感情、考えに根差したネタで起業するのがベストです。
すぐに結果は出ませんし、たくさんつまらない作業もしなければいけないのですから、成功したときに自分が嬉しくなるようなことを実現することを目標にしましょう。
また、目標を「年収1億円」にしても、あなた以外に誰も魅力的だと思いません。
これは私の事業の目標ですが、「やりがいある仕事の選び方を日本中に広めること」や「行動を継続して結果を出す方法を広めること」は必要としている人がいますし、応援してくれる人もいます。
お金は後からついてきますから、まずは他人にとって魅力的な目標を掲げ、必要とされたり応援されるような活動をしていきましょう^^
ちなみに目標はざっくりでいいです。
「こっちの方向で」くらいのノリでかまいません。
活動を続けていくうちに、明確な目標や、新しい考え方が自然に生まれますから、はじめはざっくりでOKです。
目標が決まったら何をすればいいか?
目標が決まっても、今すぐできることなんてたかがしれてるんです。
特に私のように有利なスキルや知識・人脈も無い人間は、理想だけがあってほんとに何もできない。
じゃあどうするのかと言うと、それでも目標に対してできることからアプローチをかけるしかありません。
何でもいいから、自分にもできることを探して、目標に貢献する。
これを続けます。
例えば、私は「やりがいある仕事の選び方を広める」という目標に対して、ブログで情報を発信して広めることから始めました。
ブログは誰でもできますからね。
あとは、友達や知り合いに困っている人がいたら知識を教えてあげる程度。
これくらいしか今はできません(笑)
しかし、ブログを続けていけば検索からのアクセスが増えて、どんどん影響力が強まっていきます。
現にアクセス数は毎月2~3倍の勢いで成長しており、今年中に新しい活動が始められそうです^^
また、友達や知り合いに知識を教えることも、本当に効果があったとわかれば口コミで新しい相談者が来てくれるようになります。
こうして少しずつ影響力が強くなっていき、できることも増えていきます。
目標に対してできる範囲でアプローチをかけていくだけで影響力は強くなっていきます。
影響力が強くなれば人が集まるようになりますから、お金を稼ぐことも難しくなくなります。
そうしてまた、目標に対する新しく効率的なアプローチがかけられるようになるということです。
目標ありきです。お金が稼げる方法が先にあるわけじゃありません。
みんなが望むような目標が達成されていき、みんなが喜ぶからお金も稼げるようになります。
つまり、目標が決まったら、達成のためにできることなら何でもやっていいということです。
はじめからできることなんてほとんどないので、自分にできることを探してどんどんやっていきましょう。
具体的にはブログやSNSで便利な知識を広めていくのがお金もかからず、誰にでもできる素晴らしい手段ですね。
あとは、身の回りのリアルな関係で困っている人がいたら助けてみたり。
まとまった資料を作ってみたり、商品を作ってみたり…。
できることならなんでもOKです。
成功事例を大量に仕入れる
目標を持ってもはじめは何もできない状態ですが、それは知識が無いからです。
「今の自分に何ができるか?」という知識を仕入れましょう。
すると、意外とたくさんできることが見えてきます。
経営者はみんな本を読みますが、それは自分には知らないことがあると分かっているからです。
サラリーマン時代にお世話になった経営者のTさんは「本を読まない奴はサルだ!」と言ってました(笑)
ちょっと言い方が良くないですが、あながち間違ってもいない…。
私も起業すると決めてからすぐに「ブログで集客しよう!」と決めたわけではありません。
ブログでマーケティングをする方法があることを知って、効果があることを知って、やり方を知って、それから始めました。
そこにたどり着くまでに結構な時間がかかっています(笑)
周りがどんな方法で仕事をしているのか、目標を達成するためにどんな方法を使っているのかを学びます。
できそうなことは全部やります。
何が自分に合っていて、何が今の時代に効果があるのかは、やってみないと分かりません。
だから、学んだらやってみる。
本やブログ、時には直接経営者に会いに行って、どんな方法を使っているのか聞いてみましょう。
私はサラリーマン時代から起業したいと思っていたので、社長について回ってしつこいくらいに話を聞いていました(笑)
その社長は自分が行動したいタイプ(教える人じゃない!)だったので、かなり迷惑だったと思いますがかわいがってもらいましたね(笑)
そのおかげで、起業するというのがどういうことかわかりましたし「これなら自分もできそうだ」というイメージも持てるようになりました。
成功事例を集めてください。
昭和の経営者の成功本を読んでも精神論も方法論も古い場合が多いので、できるだけ新しいもの、現行のものがいいです。
どんなにワクワクしても、頑張らない。
頑張ったらダメです。
具体的に言えば、目標に向かって進んでいく意欲があるのは良いことですが「辛い」「嫌だ」「やりたくない」という感情があるのに我慢して行動を続けてはいけません。
頑張らないでいったん休む。やりたくない時はやらない。
行動を嫌いになること=挫折です。
上手にストレスと体調をコントロールして、自分に甘いくらいで進むのがちょうどいいです。
大学卒業して、渋谷あたりでイケイケで「おれらやばくね?絶対うまく行くんじゃね?」みたいに起業して3年以内に失敗している若者が大量発生しています。
やる気、モチベーション、テンションをもとに行動をしない方がいいです。
何故なら、そんなもんは時間が経つにつれて消えてなくなるからです(笑)
「辛い」「嫌だ」と思ったらすぐに休憩をとったり、今日は休みましょう。
体調が悪いのに無理してやる必要もありません。
お腹がすいたら仕事を中断して何か食べてください。
頑張ってはいけません。頑張ったらその分、その活動を嫌いになります。
嫌いになったら挫折が待ってます。
行動が嫌になってしまったら、その後は我慢比べみたいなもんです。
どんだけストレスに耐えられるかみたいな…。
そんな仕事のやり方は嫌ですよね?(笑)
頑張らないけど、続けます。長く長く続けてください。
目標に対する小さなアプローチを、気分良く積み重ねてください。
結果が出なくても大丈夫なくらい、気楽な行動を積み重ねていきましょう。
すると、一定の作業量が貯まったところでいろんなことがつながって結果になります。
自分でも気づかないうちに「あれ、結果出たな」という感じです。
これが理想的な結果の出し方です。
活動が習慣になって、続けているうちにいきなりドカンと結果が出てきます。
この場合、結果が出てもさらに上を目指すことができます。
定めた目標を死ぬ気で頑張って達成してしまうと、その活動が嫌いになっている場合そこでストップします。
しかし、頑張らないで続けていたら、自然に結果が出てしまったという流れだと、行動をやめる理由がありませんからそこからさらに続けていき、大きな結果を引き起こします。
起業において、継続力よりも強い成功要因は無い
ここまででやるべきことが決まって、さらにできることからやってみようという行動欲が湧いてきたはずです。
「目標があって、できることからやる。」
これ以外に方法は無いです。
裏ワザがあるわけでもないし、秘密の情報も存在しません(笑)
時代が移り変われば効果のある方法も変わっていきますし、自分ができることも時間とともに変わっていきます。
だから、その時自分ができることを探してやる以外に目標に近づく方法はありません。
ただし、1つだけ絶対に学んでおきたい知識があります。
それが【継続力】です。
継続力は意志でもやる気でも無い!知識だっ!
私は1つのことを継続するのが苦手な人間でした。
あれしよう、これしよう、と思いつくことは多いけど、それを実現するまでやったことがほとんどありません。
ワクワクした気持ちで目標や夢を描くのですが、作業に取り掛かると一気にテンションダウン。
ほとんどのことを1年以内にやめてしまい、短いときはまさに3日坊主で挫折してしまっていました。
自分のことを「意思が弱い」「飽きっぽい」「中途半端」だと思って、やる気を出す方法や、結果を出している人の本を読んでみましたが、一向に継続して結果を出せるようにはなりませんでした。
自分の予想で精神的な弱さを直すために勉強していましたが、その予想が間違っていたんですね。
継続力が無いことは精神的な弱さが原因ではありません。
継続する方法を教えてくれる本をいくつか読めばわかりますが、継続して大きな結果を出すことは知識があれば誰でもできます。
どうして継続ができないのか、継続して結果を出す人はどんな考え方をしているのか、これがわかればOKです^^
【失敗した頑張り屋さん】と【成功した勘違いさん】
死ぬ気で頑張って猛スピードで仕事を進める人よりも、自分のペースで気分に合わせて仕事をする人の方が起業成功率は高いです。
・継続できない頑張り屋さん
・いつの間にか結果を出す勘違いさん
この2つの事例を見ればきっと理解できるはずです。
継続できない頑張り屋さん
継続できない頑張り屋さんは、誠実まじめで完璧主義です。
決めたルールを守れないとすごく落ち込みます。
周りの人と比較するのが好きで、同じ行動をとれば同じ結果が出せると信じています。
…以前の私のことです(笑)
大きな結果を出している人を見て憧れて、夢や目標を持ちます。
その人がどんな行動をしているか観察して、やり方やスキルを学び同じ行動を取ろうとします。
毎日のノルマやルールを決めて「この計画の通りにやれば半年で同じ結果が出せる!」と行動を始めます。
しかし、そのノルマは結果を出している人と同じレベルの行動ですから、はじめたばかりの人にはとても辛いです。
毎日続けていると「辛い」「やりたくないなぁ」と思う日もありますが「これをこなせば目標が達成できる…!」と意気込んで続けます。
するとある時、まったく行動ができなくなります。
「やりたくない」という気持ちが強くなりすぎて、取り掛かることができません。
目標や夢を考えることもすごく嫌になります。
それを考えたら、嫌なことをやらなきゃいけなくなりますから当然です。
継続できない頑張り屋さんは、「辛い」「嫌だ」「やりたくない」と感じるときも目標や夢のために自分の感情を犠牲にして「頑張って」行動してきました。
誠実まじめに頑張ってしまった結果、ストレスが目標達成への欲求を上回ってしまいました。
目標達成よりも行動しないことの価値が高いため、行動する理由が無くなってしまったのです。
これが挫折の根本的な理由です。
次は、挫折とは無縁に継続しつづけて結果を出す人の話です。
いつの間にか結果を出す勘違いさん
結果を出しやすい勘違いさんの話です(笑)
勘違いさんは、感情が敏感で小心者、ちょっとしたことに過剰反応する面倒な人ですね。
周りは何も感じていないことに一人で盛り上がったりしちゃうタイプです。
彼も同じように、大きな結果を出している人に感動して「自分もやろう」と決心しました。
しかし、頑張り屋さんとは全くやり方が違います。
小心者だから「最初はこれくらいで…」と小さく始めました。
計画もほとんど無し、方向性だけなんとなく見えてる程度です。
興味のあることを少し学んではすぐに休憩。
1日1時間作業したらいい方です。やる気が無いときは1日何もしない時だってあります。
当然進みも遅く、結果なんか永遠に出ないんじゃないかと思えるほどです。
頑張り屋さんから見たら「あんなペースで成功するはずが無い」と怒られてしまうほどに遅い。
誰に何と言われてもそれを無視しながら勘違いさんはマイペースに進んでいきます。
ほんの少しでも「辛い」「嫌だ」と感じると、敏感すぎるので「さすがにこれはキツイ!」とのたもうて休憩を取ります。
進みは遅いんですが、すぐにへこたれるので身体にストレスはありません。
まったく頑張ってる様子はないのに「いやぁ結構きついねぇ」なんていうものですから、頑張り屋さんにとってはそれも気にくわないです(笑)
そんな感じで1年続けたところ、小さな結果が出ます。
勘違いさんは喜んで、結果に対する感情をガソリンにして取り組むペースを少しだけ上げて加速します。
そうやって長い時間をかけて、小さな結果が雪だるまのように、いつのまにか大きな結果に変わっていきます…。
…ちなみに、頑張り屋さんは3か月前にやめてしまったようです。
3年後「頑張り屋さん」と「勘違いさん」の出会い
3年の月日が経ち、久しぶりに頑張り屋さんと勘違いさんが出会いました。
頑張り屋さんは「新しいビジネスを始めたんだ!」と自分が頑張っていることを何とか主張しようとしていますが、勘違いさんの状態を見て少し焦っています。
勘違いさんはかなり大きな成果を出して、立場がずっと上の人になっていたからです。
一方勘違いさんは、自分は頑張っているつもりですが計画なんかあってないようなものでした。
毎日のノルマも何かと理由をつけて達成できないことを正当化してきました。
しかし、「自分は辛いときも頑張ってきた!」という自負があります。
なぜなら、小心者で感情が敏感だから、ちょっとずつしかやってなくても、ノルマを達成していなくても、自分が少しでも「辛い」「嫌だ」と思ったら頑張ったと思えるからです(笑)
本当はそう感じたらすぐにやめて休憩しているんですけどね…。
ただ、勘違いさんは、逆に頑張り屋さんがなぜ結果を出せないのか不思議です。
勘違いさんは、頑張り屋さんが自分よりも頑張れることを知っているからです。
「やめなければ自分よりもずっと大きな結果を出せるはずなのにな。」
「彼は天才肌なのに、もったいないなぁ…」
なんて思っています。
頑張り屋さんと勘違いさんの違い
頑張り屋さんと勘違いさんの違いをまとめます。
頑張り屋さんはちょっとやそっとじゃへこたれません。
「辛い」「嫌だ」「やりたくない」と感じても、それは「頑張って」乗り越えるものだと思っていますので、スタートからものすごい早さで進んでいきます。
はじめから辛いノルマを設定して、毎日こなそうとします。
ノルマがこなせないのは「自分が悪い」として、自分を叱りつけながら行動します。
そして、最後にはストレスが目標達成への欲求よりも大きくなり、「行動しない」という選択を取るしかなくなります。
勘違いさんはすぐへこたれます。
「辛い」「嫌だ」は頑張り屋さんの1/10くらいの段階で感じるので、すぐに休憩をとりますから、進みも遅いです。
ノルマはあってないようなもの。達成できれば「おれ、よく頑張った」です(笑)
できなくてもそれは何か避けられない理由があったとして、自分のせいにはしません。
頭では「辛い」と感じているものの、身体はストレスをあまり感じていないので、行動することが嫌ではありません。
進みが遅い変わりに、長く長く続けることでいつか「気が付いたら結果が出ていた」という状態になります。
頑張り屋さんは「目標優先」で行動しています。
たとえ自分が辛いと感じても、目標のために感情を犠牲にして行動したので、ストレスがどんどん溜まっていき行動が止まります。
勘違いさんは「感情優先」で行動しています。
辛い、嫌だ、という感情が出てきたら行動をやめます。目標があっても感情が優先です。
ただし、目標達成の欲求もあります。やれるときにやるという感じです。
絶対に頑張りません。
で、結果が出るのは感情優先の勘違いさんだったということです。
勘違いさんのデメリット
勘違いさんがなんか得しまくっててムカつくのでここでデメリットを紹介します(笑)
現実に存在する勘違いさんのほとんどは小心者で感情が敏感なので、そもそも目標を持ちません。
リスクを取らない、ということですね。
だから、成功することもありません。
成功している勘違いさんは、突然変異みたいなもので、何かのタイミングで大きな衝撃を受けて目標を持ったタイプですね。
勘違いさんは1つ目標を掲げたら永遠にそれを続けますから成功します。
死ぬまでやりますね。ストレスがないので当然ですが。
そのタイミングが無ければ、勘違いさんはただの勘違いさんのまま何もできずに人生を終えます。
当たり前ですが、そういう人の方が多いですね。
私は、チャンスが多いのは「頑張り屋さん」だと思っています。
夢を描くのが得意で、行動を始めるのが早い頑張り屋さんが、勘違いさんの継続の方法を学べばたくさんのことを実現できます。
これぞ最強!【頑張り屋さんハイブリッド】
頑張り屋さんは何度も夢を描いては、実現する前に行動が止まってしまい、挫折を繰り返していました。
しかし、たくさんの「成功する勘違いさん」に出会い、やっと継続の秘訣に気づきました。
『「感情優先」で行動して、やめないようにコントロールすればいいんだ』
それからの頑張り屋さんは、少しでも「辛い」「嫌だ」と思ったら休憩をとり、どうしてもやりたくない日は「やらなくてもいい」と決めて行動を続けました。
行動することを嫌いにならないように、感情に注意を払って、少しずつ進めました。
また、何をするにも小さく始めて、慣れたら作業時間や質を上げるようにしました。
急な変化をしないように、ストレスに対する耐性を育てながらゆっくりと成長するように調整しました。
結果が出るまでに時間がかかるし、計画がまったく進んでいないことに焦ったりもしました。
しかし、半年がたち小さな結果が出ると自然とやる気がでて行動できたし、時間が経つごとにじわじわと行動ペースも上がっていきました。
…3年後。
頑張り屋さんは頑張っていないはずなのに、大きな結果を出すことができました。
そして、夢を描くのが得意な頑張り屋さんは、さらに大きな夢を持って行動を続けましたとさ。
めでたしっ!
「仕事を辞めて自分を追い込む」なんてバカなことはしない
たとえ飲食店をやるんでも、いきなりお金を借りて、仕事を辞めて、店出してスタートなんてことはやめておいた方がいいです。
知識やスキルなど、成功するために何が足りないかすらわからない状態で逃げ道を断つのはバカげてます。
- 良い商品
- 十分な集客
- 魅力的な販売
この3つがそろえば起業に失敗することはありませんが、それぞれを実現する方法がわかる人なんてそうそういません。
何年も勉強をする必要は無いですが、リスクの小さいことから始めて自分の実力を判断してからでも遅くはありません。
小さく始める方法を考えていきましょう。
仕事を続けながらできることから始める
実は、
・良い商品
・十分な集客
・魅力的な販売
のうち、「集客」ができれば一応独立できてしまいます。
例えば、ブログやSNS、YouTubeなどの動画サイトで、知識やスキルに関する情報を発信して、人を集めることができれば広告費で稼げます。
これだけで個人で月に数百万稼いでる人もいます。
また、集客がうまく行ったあと、特定の商品の「販売」が成功すればさらに多く稼げるようになります。
販売までできると、個人でも年収1億レベルの人が出てきますね。探すと結構たくさんいます(笑)
ブログやSNSの運営だけなので、商品づくりや接客をする必要がほぼ無く、時間に自由が効くのでサラリーマンをやりながらでもできます。
頑張らずに少しずつ進めることもできますし、収入が落ちることも無いのでリスクはほぼ0です。
…というか、集客や販売がうまくできないと、仕事をやめて自分を追い込んでも起業は成功しません。
しかも、追い込むってことは自らストレスを貯めるということです。頑張っちゃってるので、いつか辞めることになります。
辞めるのが成功した後か、挫折かはその人次第ですが、そんなリスクを負う必要は無いです(笑)
まずは、目標を立てて、その目標に関連した知識やスキルなどの情報を発信して、誰かを喜ばせる活動から始めて、人を集めてみてください。
この課題をクリアできたら自然に稼げるようになりますから、仕事を辞めずに活動を進めましょう^^
個人で独立!初期段階のお小遣い稼ぎ
目標を決めたら、あなたが仕事をする領域も決まるはずです。
その業界に関わりながら、未来のお客さんのためになる情報をブログやSNSで発信していくことをおすすめします。
これをやっておくと、あとで独立・起業したり、目標のために本格的な活動を始めたときにすごい早さで広げることができるようになります。
また、適当にGoogle広告を表示させておけば、1PVあたり0.1円程度の収入になります。
簡単なお小遣い稼ぎができて、起業資金にあてることもできます。
さらに、文章が書けることは、モノが売れるということと同義だと思ってください。
お客さんは、あなたの文章を読んでモノを買います。
モノが良いかどうかはお金を払った後で確認をするのです。
つまり、文章が良ければ物は売れます。
※もちろん、文章通りの商品を提供する義務は生じます
なので、情報を発信していくことは、売り上げに直結するスキルを得ることにつながります。
目標を立てたらまずは情報発信をして、集客の練習をしてみてください。
はじめて起業するなら「やらなくていいこと」をやらない!
最後に「やらなくていいことリスト」というものを作ってみました。
これは、「起業するときに必要なこと」みたいな記事に良く書いてある、これをやった方がいいよというものの中で、私が「それはやらなくていいだろ」と思うことをリストにしました(笑)
以下のことはやる必要がありませんので、確認しておいてください。
〇事業計画書
いらないもの代表、事業計画書です(笑)
必要そうな感じがするけど、作ったところで誰も見ません。もちろん自分も見ません。
集客や販売ができれば月収100万円くらいは普通に行けますから、銀行に計画書を提出してお金を借りる必要もありません。
どうせ集客ができないならお店も続かないので、集客を学びながら自分で初期コストを稼いだ方が安全です。
年商1億円以内のスモールビジネスの場合、事業計画書を作って誰かにお金を借りたりする必要は無いです。
まずは情報発信して、店舗や在庫のいらない事業でスキルを磨いて、お金を貯めましょう。
借入をするのは「スタートアップ」と呼ばれる大規模かつフルコミットが必要な特殊な起業の時だけですし、最近ではスタートアップすらお金を借りないでやってる人たちがたくさんいますからね。
〇はじめから会社設立(法人化)
「信頼度が増す」なんて言われますが、ほとんどの人は初期段階では法人化不要です。
公的な仕事だったり、下請けで必要な場合以外やらなくていいです。
多くの場合は売り上げが伸びてきたら、税金対策で法人化という流れがいいでしょう。
売り上げの目途が立ってから、税理士に相談して決めましょう。
〇フランチャイズ
起業したい、ということであればフランチャイズはやめておきましょう。
スキルが無ければ会社員程度にしか稼げませんし、スキルがあるなら起業したほうが稼げます。
また、フランチャイズをするより会社員の方がスキルを得られる場は多いです。
つまり、フランチャイズ不要。です。
どうしてもやりたい仕事が無い限り、フランチャイズは避けた方が無難です。
〇事前勉強
起業すると言って、はちゃめちゃに勉強しようとする人がいます。
または、だらだらと勉強を5年以上やってる人もよく見かけます。
行動してください。
なんなら、起業してしまいましょう。
例えば、東大に受かるためにまず何をするべきかというと、東大の過去問を解くことです。
そして、何が足りないかを分析して、必要な勉強だけをするのが最短で東大に受かる勉強方法です。
事前に勉強してから起業するということは、起業するためにどんな知識やスキルが必要かわからないまま、それっぽいことを勉強しているということです。
効率が悪くて仕方無いです。
なので、独立したり法人化する必要ないので、まずは行動を始めて、ぶつかった問題に対象するために勉強をするというスタンスを忘れないでください。
今回、起業するにはまず何をしたらいいのかを調べたように、
「まず何をするべきか」→「調べる」
という具合に勉強をして、すぐに行動につなげてください。
この記事を読んで「欲求を洗い出して、それを満たす仕事と目標を決める」という行動をするべきと理解できたら、それをやりましょう。
そしてまた問題にぶつかったら調べて勉強して、また行動するのを繰り返してください。
「目標を持つことが起業そのもの」という考え方が良し
自分の欲求や問題意識から出てくる目標を決めたら、それはすでに起業しているのと同じです。
利益が発生していなくても、目標を達成するために活動を始めた時点で、それは仕事そのものです。
法人化をしたり開業届を出して独立する意味での起業というのは手段でしかありません。
自分の人生の目標を達成するために、起業したほうが就職するよりも、より効率よく楽しく進めることができると思ったら、起業すればいいです。
目標を達成するためには就職した方が効率が良い、と感じたら起業なんかしないで就職した方が絶対に良いですよね。
「お金」や「ステータス」への欲求の象徴として「起業したい」という気持ちが強くなりすぎると、起業すること自体が目標となり、何をすべきかわからない状態になります。
こうなると大きな価値提供ができずに失敗しやすくなりますし、モチベーションが上がらずに十分な行動量を生むこともできなくなります。
「やりがいある仕事の選び方」のページでもお伝えしていますが、自分の欲求をほとんど満たすことができるような目標を見つけたら、「人生これだけやってりゃ最高状態」になります。
目標ができて、それを達成するために行動を始めたらそれはすでに起業していることになります。
起業をするならそういった目標を持つことがすべての始まりです。
「やりがいある仕事」を選ぶことができれば、成功もかなり近づきますので、まずはじっくり時間をかけて目標を決定してください。
今回は以上です!