最近、
「将来、安定した職に就くために、一応プログラミングを勉強しています」
という方が増えてますね。
また、プログラミングをやっておいた方が良いかという質問を受けることがありますが、
「少数の必要な人と、大多数の必要じゃない人がいる」
というのが答えになります。
プログラミングを仕事にしてあんまり上手く行ってない人もたくさんいますので、その辺を少し理解しておきたいところ。
結論から言うと、興味を持って自分のペースで楽しみながらやっていける人は、それなりの技術力を身につけて収入や時間の面で優遇されますが、プログラミングを嫌いになってそれでもしがみついている人はどんどん環境の悪い働き方に追い込まれていくようです。
プログラミングで失敗する人
「安定した職に就きたい」って気持ちから「プログラミングを勉強する」という行動を選んでるわけですが、まったく勉強していなくて技術も身についていない場合がよくあります。
人間は欲求をもとに行動を決めるわけですが、今回の場合は「安定した職に就きたい」って部分が欲求ですね。
何か行動を起こすときって、1つの大きな欲求にフォーカスしがちなんです。
すると、他にもたくさんある欲求を犠牲にしてまで、その欲求を満たそうとしてしまいます。
よくある大きな欲求は他にも、「お金持ちになりたい」「時間が欲しい」「人に認められたい」とかです。
しかし、人の欲求は1つではないですよね。
その他の中くらいのものや小さなものを含めると大量にあります。
1つの大きな欲求にフォーカスし過ぎると、その他の欲求の大半を犠牲にしてしまう可能性が高くなります。
たくさんの欲求を犠牲にしていると、すぐに行動が止まってしまいます
今やっていることに何か違和感を感じるとか、悪化すると全く行動ができなくなったり…。
簡単に言えば挫折ですね。
安定した職に就きたいって欲求だけを根拠にプログラミングを勉強しても、かなり早い段階で「もうやりたくない」って気持ちが大きくなってしまうと思います。
そもそもプログラミングに興味が無いなんて場合は特に早いでしょう。
勉強がはかどらない状態で、そのまま無理してプログラミングの仕事についても、大きな結果を残すことができないので待遇や仕事の環境も良くなっていかないでしょう。
つまり、「安定した職に就きたい」という欲求だけでプログラミングをやっても、人の役に立つほどの技術はつかないということです。
行動量が圧倒的に足りておらず、スキルも身につかず、そのため実績も残りません。
自分の欲求を深掘りして、本当にプログラミングを勉強することが自分の人生を良くしてくれるのかを考えた方がいいですね。
プログラミングで成功する人
プログラミングをやって成功する人ってどんな人かって話です。
例えば…、
・とりあえずプログラミングを知って、興味を持って取り組んでみた
・やってみたらすごく面白かった
・プログラミングの業界で憧れの人ができた
・誰かのために小さなシステムを作り上げ感謝された
・簡単な仕事の依頼を受けてみたらお金がもらえた
・スタートアップのインターンに参加してみた
・技術を認められて海外で様々なスタートアップで活躍
…みたいな。実際にある話ですね。
この人がプログラミングで満たした欲求は、
- プログラミングへの興味
- 他人からの尊敬や信頼
- お金
- 組織に属すること(居場所)
などなどたくさんあります。
多くの欲求をプログラミングを通して満たすことができていたので、行動力やモチベーションが低下することなく成功しました。
プログラミングを学ぶことも、仕事をすることも、技術を知ることも、自分の欲求が満たされるので、頑張らなくても自然に成長していけます。
欲求が満たされるので、行動力やモチベーションも高いままキープでき、普通では考えられないほどの行動量で前に進んでいきます。
これを見ると、「安定した収入」を求めてプログラミングが好きじゃないのに勉強している人では勝てないことがわかります。
成功できる仕事を見つけるには何から始めたら良い?
一番大事なのは興味です。
まずは興味を持って、やってみることから始まります。
もう一つは需要です。
社会的にやって欲しいって思われていることですね。
目に見える悩みや問題に応えてもいいし、「これをやったらみんな喜ぶんじゃないか?」ってことをやってもいいです。
この2つを気にしておけば、後は行動量増やしていくだけでうまく行きます。
特に興味はかなり重要です。楽しめることならガンガンやれますから、できるだけ自分の身体に合ったものを選んで行動量に変えてください。
逆に需要については、あまり深く考え込まなくていいです。
駅前においしいカレー屋さんを出したら上手く行くでしょうし、それこそプログラミングができれば仕事はあります。
ただし、まったく需要の無いことは避けてください(笑)
趣味になっちゃいますからね。
さらに詳しく自分に合った仕事を見つけたいならこちらの記事を読んでみてください→やりがいある仕事の選び方
自分の欲求を知るところから始めよう
自分を知らないまま仕事を選ぶのはもったいないですね、人生の時間が無駄に流れてしまいます。
特に「収入」だけに欲求を縛るのは本当にもったいない。毎日がつまらなくなってしまいます。
もう少し自分の「興味」に目を向けてみると、案外そっちの方が稼げたりしますね。
もちろん、「収入」の欲求は仕事をする上で必ず満たさなければいけない欲求です。
しかし、ぶっちゃけどんな仕事でも生活できるだけの収入は手に入りますし、行動力が高いままキープできる仕事を選ぶことができれば、無理にプログラミングを勉強するよりはるかに稼げます。
大事なことは、自分の欲求を隅々まで知って、それらができるだけ多く満たされる仕事を選ぶことです。
欲求は1つ満たされると、影響して他の欲求も満たされやすくなります。
満たされる欲求が多いほど、好循環を繰り返し、仕事から得られるものを最大化させることができます。
・お金に走って、ネットワークビジネスや夜の仕事を始める人。
・好きなことや夢を追って、まったく結果を出せずに最低限の生活ができていない人。
・貢献することが義務化されてしまい、自分を犠牲にしている人。
どこか違和感があるのは、自分の欲求を1つに絞って行動しているので、その他の大量の欲求が犠牲になっているからです。
・「お金」
・「好きなこと」
・「貢献」
あなたにとって、これらすべてが満たされる仕事が何かを考えてみてください。
そして、他にももっと大量にある自分の中の細かい欲求を明確にしてみてください。
そこから、あなたの「天職」が見つかります。
「安定した収入」を得るためだけにプログラミングするのは、確実に時間の無駄です。
最低限、プログラミングに対する興味があるかどうかだけでも考え直してみてください。
プログラミングは2040年くらいからAIがやるから人間はやらなくてもいいかも
2030年代にAIが人間1人より賢くなるという予想が出ています。シンギュラリティってやつですね。
まぁいつかAIが人間の計算力を越えるというのは私も思っていることです。
ただし、人間の生存欲求ってなんの根拠もないので、AIが勝手に繁栄していくってのはどうかなぁ?って思ってます。
また2040年以降はAI1つが地球上の全人類の計算力を越えるらしいです。これも同意です。
まずエネルギー使用量に差がありますから、シンギュラリティ以降は別次元の早さでAIが成長するでしょう。
人間なんて米食ってそれをエネルギーに変換して脳で計算してるわけですから、コンピューターに勝てるわけないですね(笑)
そうなったら、人間がプログラミングをする必要は無くなります。商品やサービスもAIが考えるようになるでしょう。
だからといって、2019年の現在にプログラミングをしなくていいということではありませんが、興味がないならプログラミング大好きな人に任せてしまった方がいいってのは確実でしょう。
浅草寺の近くでメロンパン売りまくって大金持ちになった人もいますので、プログラミングにこだわる必要は無いです(笑)
どうせ1人の人間が活躍できる場所みたいな、小さな未来のできごとなんて予測できません。
色んな事に取り組んでみて、興味が尽きるまでやってみましょう。
自分がどんなことで成功するかは予測がつきませんが、行動しない限りは可能性すら生まれません。
興味を持って大量に行動し続ければ、可能性はどんどん高まっていきますから、「それならできる」「今ならできる」って思えることに全力を尽くすのが最善です。
プログラミングに縛る必要はどこにもありません。
ってかコンビニでバイトだって生き残れるでしょう。
楽しめることを探し続けて、参加して、興味が尽きるまでやりましょう^^
今回は以上です!