今回はWEBサイトのコンテンツマーケティングについてお話します。
内容はブログ記事のようなコンテンツを利用した集客を中心に解説します。
費用も安く、効果もでかいので、はっきり言って個人で起業したりフリーランスやるならやらない手は無いです。
しかも、これから2〜3年でかなり厳しい状況になることが見込まれますので、やるなら今です。
ただ、効果が出るまで地獄なのでそれなりの覚悟を持って取り組みましょう。
コンテンツマーケティングのメリットとデメリット
まずはコンテンツマーケティングってどんなもんかをご説明しながら、良いところ悪いところをお伝えします。
簡単に言えばブログ記事を書いて、その記事があるキーワードで検索したときに上位表示されるようにしてアクセスを集め、商品の宣伝をし、販売につなげることをコンテンツマーケティングと言います。
厳密にはコンテンツによってお客さんの注目を集めるということなので、WEB上のブログだけではなく、イベントや試供品など、様々な形態がありますが、ここではWEBコンテンツについて語ります。
メリットとしては、広告費が安く済むことが第一に挙げられます。
アクセスを呼び込むごとにコストがかかるWEB広告とは違って、一度コンテンツでアクセスが流れるようになると、ほぼコスト0で集客ができることになります。
また、管理の手間が少なくていいのも大きなメリットですね。内容が良い記事であれば一度検索上位に表示されると、それよりも良い記事が出てくるまで上位に表示されっぱなしになります。
情報が古くなったら書き換える必要もありますがWEB広告ほど変動が激しくないので、とても楽に管理できます。
もう一点大きなメリットがあります。それは広告費がかからないこととも関係しますが、「今すぐ客」から「いつか買う客」までターゲットを広く集客することができる点です。
WEB広告だと「いつか買う客」を集客するのは、成約率が低いので大量にアクセスを呼び込まなければいけなくなり、とてもお金がかかります。
コンテンツマーケティングなら、逆に今すぐ客の取り合いをするよりも、まったくノーマークのキーワードから新たなニーズと自社商品を結びつけて、独占市場を作ることができる場合も少なくありません。
ここまでがメリットです。
そして、上記のメリットをすべて台無しにするようなどでかいデメリットがあります。
アクセスが入ってくるまで、ものすごい時間と労力がかかることです。
例えば私の場合ですが、1記事を書くのに2〜3時間かかり、1つのブログで300記事程度書くことが多いです。
つまり、1日2〜3時間で1記事を書いた場合、完成するまでに1年かかります。
毎日3時間、1年間続けられるかどうか。
これがコンテンツマーケティングのでかすぎる壁です。
記事の内容を書き換えたり、コンテンツの方向性を調整しながら進めると、だいたい1000時間かかることになります。
しかし、これを乗り切ると集客においては無敵になれます。
個人で商品もなく広告をちらつかせているブロガーでさえ、毎月100万円以上稼いでいるわけですから、自社商品を持って挑めばどうなるか…
頑張っていきましょう^^
最低限必要な知識とスキル
コンテンツマーkティングを始めるとなると、SEOだモバイルフレンドリーだ表示速度だなんだかんだといろいろ必要そうな知識やスキルがゴロゴロでてきますね。
しかし、大事なことはただひとつです。読者の役に立てるか、これだけ。
だからあまり思いつめてスタートできなくなるよりも、商品に関連するあなたの知識や経験を書いて、タイトルには内容が明確にわかる言葉を使い、どんどんコンテンツを作るのが良いです。
ただ、最低限勉強しないと進まないこともありますので、それだけ紹介します。
1つ目はWordPressの知識です。
ブログホームページを作るためのテンプレートだと考えてください。
レンタルサーバーにインストールすることで、簡単にブログが作れるシステムです。
WordPressでサイトを立ち上げる方法は、恐ろしく丁寧に説明されたコンテンツが大量にあるのでここでは割愛します。
※こういうのを参考にしてください→WordPressでサイトを作る方法(外部サイト)
ちなみに、WordPressの使い方は覚える必要はありません。
わからなくなったらその都度ネットで検索して調べればOKです。
勉強して使いこなせるようにしていたら時間がいくらあっても足りませんので、見ながら実行するくらいの感覚です。
実行したら忘れてしまっても構いません。
知識はこれだけで十分です。
もう1つは記事の書き方です。こちらはスキルですね。
ちょっと長くなるので次の項で詳しく説明します。
2019年以降有効な上位表示されるコンテンツ記事の書き方
記事の書き方はスキルですね。コピーライティングです。
難しそうに感じると思いますが、やることやればできるようになります。
コンテンツマーケティングで書く内容は芸術ではありませんので、わかりやすく書くことができれば十分です。
いろいろ考える前に、まず確認したいのはタイピングのスピードです。
タイピングスピードが遅ければ遅いほどコンテンツマーケティングは物理的に辛いものになります。
おすすめの練習方法は「寿司打」というオンラインで無料でできるタイピング練習です。
お勧め5000円コースで5000円以上食べられるようにしましょう。
※ちなみに私は9360円食べられました!
次にわかりやすい文章を書くスキルです。
これは以前お伝えした、画面左にわかりやすいブログ記事を表示、画面右にメモ帳を表示して、ひたすら書き写すというやり方です。
もちろんキーボードでタイピングしながら書き写していきます。
これをやると、手癖が付きますので、文章が止まることなくスラスラ書けるようになっていきます。
以上です!あとは記事の内容があれば書けるようになるはずです。
記事の内容ですが、先に注意点をお伝えしておきます。
キーワード選定をして内容を書いていく場合、相当の覚悟を持って記事を書いてください。
まず、つまらないことを書く覚悟、大手と戦えるほどの質の良いコンテンツを作る覚悟をしてください。
私はそんなこと絶対にやりたくないのでやりません!(笑)
というわけで、2019年は脱キーワード選定で行きましょう。
自分の得意分野を掘り下げて、経験と実践をもって、新しく気づいたことを書いていくのが有効です。
商品開発をしていると、世の中には広まっていないけど重要な情報に出くわすことがあります。
それは本の内容だったり、実践中に気づいたことだったり、「出くわす」という表現がよく合う見つかり方をします。
例えば、私の場合はゲーム実況をやろうとしたときに、音声の設定がとても難しく簡単にできないか検討していたところ、完璧な設定方法を見つけました。
それを記事にしたところ、SNSでの拡散や検索上位表示が重なり、現在では毎月そのコンテンツだけで1万PV近くのアクセスを集める様になりました。
とにかく、ネットの情報や本の内容を頼りになにかを実践してみてください。
どうしても情報が出てこない課題や、解決策がわかりにくい場合があります。
これを自分で解決し、できるだけわかりやすくコンテンツにするとアクセスが入ってきやすくなります。
当たり前の情報をいまさら記事にしても意味がありませんので、このようにちょっと難しい「誰が読むんだ?」と思えるくらいのニッチな情報からコンテンツにしていくと、意外と困っている人が多くてアクセスが入ってくるきっかけになることが多いです。
大手が参入しづらいポイントに自然に行き着くやり方なのでぜひ試してください。
コツはいつでもメモを持ち歩くことです。
なにか気づいたらすぐにメモを取る癖をつけ、自分の考えや意見を織り交ぜて書き残すことでコンテンツにするときにとても便利です。
間違っても、はじめからビッグキーワードを取りに行くようなやり方をしないようにしてください。
いつまで経ってもアクセスが入ってこないのでは何も楽しくなくなってしまいますので…。
集めたアクセスを導線に結びつける
導線については以前かなり詳しくお話しましたね。
アクセスを商品販売につなげる流れや仕組みを作っておきます。
コンテンツの途中に、導線ページにリンクされている広告画像を表示します。
「Wp Insert」というプラグインを使うと、自由に表示することができるのでおすすめです。
コンテンツ内で考える導線へのつなげ方はこれくらいです。
商品に関連する内容の記事を書いてさえいれば、ちゃんとアクセスが導線に流れていくはずです。
もし、アクセスが導線に流れないなら、
・記事の内容が商品から離れすぎている
・広告画像の内容が魅力的じゃない
のどちらかです。
多くの場合は後者で、しかも商品自体に魅力がないから、広告にも注目が集まらないということが多いです。
この場合は広告の画像や文章を変えても改善することはありません。
経営はとにかく商品開発です。商品がよくなれば地盤が整い、導線も集客も楽になっていきますので、商品の見直しをしていきましょう。
冷静に考えると恐ろしいコンテンツマーケティングの工数
このブログは個人でこれから起業しようと考えている方に向けて書いています。
なので、コンテンツマーケティングにかかる時間、工数というのは恐ろしいものがあると思います。
学生でもサラリーマンでも主婦でも、1000時間というのがどんなに恐ろしいかということを想像してみてください。
※0からスキルを身につけるとなると1200〜1500時間はかかりますね…
毎日3時間1年間、時間を取るのは至難の業です。
今の生活にコンテンツマーケテイングの時間を追加することができる人はほぼいないでしょう^^;
・記事のネタを準備する時間
・記事を書く時間
・休憩する時間
これらが毎日使用されるわけです。事実上1日4時間近くは消費されるでしょう。
ちなみに、何かライフスタイルに組み込むときに、休憩の時間を考慮しないと絶対に続きません。
こうしたでかい仕事を生活に組み込むには、臨時でかまわないので何か今やっていることを犠牲にするしかありません。
私の場合は大好きなゲームの時間を犠牲にしました。。。
すごく辛いですよ、楽しみでやっていることを仕事に置き換えるわけですからね(笑)
でも、乗り切った後の人生イージーモード感は素晴らしいものがあります。
ビジネスにおける最大の難所、集客という課題を優位に解決する権利を持つわけです。
やる価値はあります。
ただ、辛い。
で、結局コンテンツマーケティングをおすすめできるのかという点ですが、胸を張っておすすめします。
私はコンテンツマーケティングのおかけで、働かなくても生活できるようになったと言っても過言ではありません。
やれるもんならぜひやってほしいです(笑)
ということで今回は以上です!
終わり方がひどいですがww