進路や将来のことで、両親と口論になったり意見が食い違うことはよくあります。
特に両親がとにかく就職してほしい、安定した収入を稼いでほしい、1つの会社に長く勤めてほしい、という意見の場合、本人の意思とは関係なく主張されて嫌になったりします。
両親が悪い、と決めつけるのは簡単ですが、根本的な解決にはなりません。
無理矢理好きなことをやったり、両親の言いなりになるのは何かを犠牲にする方法なので却下です。
自分の考え方に磨きをかけて、ワンステージ上がった解決策を見つけていきましょう。
あなたが確信を持っていれば口論にはならない
口論になってしまう人の話を聞いてみると、
「両親は考え方が古い」
「私のことをちゃんと考えてくれてない」
「応援してくれてもいい」
なんてことを考えています。
しかし、自分の考えが正しいと思っているのであればその考えの通りにすればよく、両親を説得する必要は無くなります。
口論してる時間があるなら、必要なスキルを身につけたり、実績を作ったり(学生でも実績は作れる)、同志や先輩などの人脈を作ることに時間を使ったほうがマシだとすぐに理解できるでしょう。
問題は、このように口論してしまうタイプの人は、
・意外と勉強不足
・正しい選択をしているという自信無いから説得しようとする(応援してほしがる)
・進路ではなく、両親との関係について悩んでいる
という特徴があることです。
つまり、自分の考えに自信が持てず、行動力やモチベーションが高まらないことを他人のせいにしているだけということです。
大事なことは、正しい選択の「根拠」を明確にすること
自分の考えに確信が持てないという問題は、例え両親が応援してくれても解決しません。
あなたが自信を持っていないのに、
「応援する。大丈夫、やればできる!がんばって!」
と言われても、それこそ薄っぺらく感じるでしょう。
今度は、「難しいことをやってて、頑張ってどうにかなるわけじゃないのにわかってくれない」なんて言い出すかもしれません。
根本的な解決をするには、自分の考えに自信を持つ必要があります。
「自分は今、正しい選択をしていて、このまま進めば必ず成功する」と素直に言えますか?
もし言えないなら、まずは自信を持つことから始めましょう。
正しい選択をするには、「根拠」が必要です。「○○だから、この選択は正しい」と確信できる根拠です。
行動や目標は、自分の感情から生まれます。
・好きなこと
・興味のあること(やってみたいこと)
・解決したいこと
あなたの中にあるこれらの感情から生まれる「欲求」がすべての行動や目標の根拠となります。
自分の欲求を細かく明確に把握していないと、正しい選択をすることはできません。人は、自分の欲求のために行動し、人生を良くしていくからです。
中でも仕事を選ぶことに関しては、一生ものです。欲求を明確にせずに仕事を選んで、年をとっても間違っていることに気づけずにいる人は大勢います。
そして、大量に洗い出した自分の欲求ができるだけ多く満たされる目標(仕事)を見出すことができれば、誰かに相談したり、応援してもらったりしなくても「これが正しい選択だ」と胸を張って言えるようになります。
行動力やモチベーションを高いまま長く維持することができるようになり、勉強不足も自然に解消されていくでしょう。
最終的に就きたい「天職」に向かって、長いスパンのキャリア設計ができるようになり、しかもコロコロと意見が変わることなく高速で達成されていくようになります。
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まとめ
自分の選択に自信があって、確信を持てるのであれば両親の同意は不要になります。
応援されなくても自分で道を歩むことができるようになり、誰かを無理矢理説得する必要がないので口論をすることもなくなります。
残念ながら、両親であろうと、家族だろうと、友人だろうと、あなたの欲求を細かく理解できる人はあなた以外にはいません。
だから、自分の欲求を明確にして、自分で進路を決め、一人でその計画を成し遂げていかなければ仕事や人生はうまくいかないです。
自分の欲求が十分満足なラインでできるだけ多く満たされる仕事を見つけて、そこに向かって準備していきましょう。
これができれば、準備段階でも楽しくやりがいを持って、高い生産性をキープしたまま行動を続けることができるようになります。
自分の感情を根拠に、確信が持てる選択をして、自分の人生を歩みましょう。