Q:同じ毎日を繰り返していて、目標や夢を実現するような行動ができません…
A:どうして行動できないのか、心の仕組みを理解して行動できるようにコントロールしましょう^^
「行動できない!」と一言で言っても、理由は千差万別です。
ある人は、現状に満足していて、何かやった方がいいのかもしれないけど行動できない。
ある人は、夢や目標があるのにどうしても「やるべきこと」ができない。
どちらにしても理由があり、どうして行動できないのか心の仕組みを理解するとコントロールできるようになります。
今回は、
やりたいことがなく現状に満足している「欲求が小さい人」
やりたいことばかりでやるべきことに手が付かない「欲求が大きい人」
2つのタイプに分けて、行動ができない理由と対策を説明します^^
【タイプ1】やりたいことは無いし現状で十分【欲求が小さい人】
まずは、やりたいことが少なく、現状で満足しているタイプ。
「欲求が小さい人」と呼ぶことにします。
学校で勉強するのも、会社で仕事するのも、ほとんど苦ではありません。
日常的で、当たり前のことだから、文句もなければ要望も無い、というか考えたことも無いという感じ(笑)
流れのままに自然に生活をする人ですね。
欲求が小さくて行動できない人の心の仕組み
そんな欲求が小さい人でも「将来のために何かやった方がいいかな?」って思うことがあります。
「肉ばっかりじゃなくて、野菜も食べた方がいいかな?」みたいな(笑)
行動しないとなぁって漠然と考えます。
だけど、もともと欲求が小さいので、これといったやりたいことが見つかりません。
「行動した方がいいかな?」という小さな欲求だけが残って、具体的に何を?と聞かれても答えが出てきません。
友達と遊んだり、同僚と飲みに行ったり、楽しいと思うことはあるけど、何か1つ将来のために選べと言われても根拠が無いので選べません。
しかも、現状に不満があるわけでもないから、追い詰められているわけでも無い。
何かした方がいいよなぁ~って思いながら時間が過ぎていきます。
これが、欲求の小さい人が行動できない場合の心の仕組みです。
欲求が小さい人が行動できるようになるには
欲求が小さいということは、行動の根拠が無いということです。
無いものは無いです。
人間の感情の部分なので、無理に作ることもできません。
だったら、それを利用してしまいましょう^^
まずは「何でもいいや」と投げやりになってください。
変に1つに決めようとすると疲れてしまいます。
次に「将来のためになりそうなこと」を調べてリストアップします。
そして、毎日1つずつ試してみる、という行動を取ってください。
どうせやりたいことがなくて、晩酌ビール飲んで、動画見て1日が終わるわけです。
その時間を「将来のためになりそうなことお試し期間」に置き換えましょう。
おすすめは以下の2つ。
- 収入になること
- スキルを身につけられること
「将来のため」という言葉の中にあるニュアンスはおそらくこの2つですよね?
もし他にあればそれでもいいですが、欲求が小さい人は考えても出てこないと思うので、この2つで決めませんか?(笑)
投資や英会話、ブログやYouTubeなど、始めに目に付いたものだったり、これをやっておいたら良さそうだと思うことがあったら、とりあえず試してみてください。
欲求の小さい人のメリットは、1度始めたらコツコツ長く続けられることです。
1日に空白がたくさんあるので「やる習慣」を簡単に作ることができます。
また、辛いとか、面倒とかの感情も小さいので、挫折する確率がとても低いです。
「将来のためになりそうなことリスト」を1つずつこなし、1つでも「良いな」って思えることがあったら続けましょう。
その後は自然に行動を習慣化できますから、何も考えなくても「結果」が出るまで続けられます。
【タイプ2】やりたいことばかりで選べない!!【欲求がでかい人】
私はこちらのタイプです。
何に対しても欲求がでかすぎて、やりたいことがたくさんあります。
1日の時間が足りないし、早く進展してくれないとイライラします(笑)
いつも何かに集中しているけど、やることがバラバラでなんだかまとまった結果が出ない…。
そんな人が行動できない心理と仕組みを解説します。
欲求がでかすぎて行動できない人の心の仕組み
毎日毎日、やりたいことが押し寄せてきます。
「あぁ、あれやりたいなぁ」
そして、やりたくないことに縛られると本当にいらいらします。
「勉強しなきゃいけない…。嫌だなぁ」
「あの上司のせいで効率が悪くて、帰宅が遅くなった!」
こんな感じで毎日が過ぎていきます。
こうした欲求がでかい人が夢や目標を持つと、「やるべきこと」に手が付かなくなります。
欲しい結果があるのに「やりたいこと」が頭に浮かぶとどうしてもそっちをやってしまいます。
目標を達成するために「やるべきこと」は見えているのに、やりたくなくてしょうがない…。
無理してやろうとしても、イライラが止まらず、こんな嫌な状況が続けられるはずない!と投げ出してしまいます。
でも、欲しい結果がある…。
「やるべきこと」に対する行動はできない。
夢や目標、欲しいものへの憧れはどんどん強くなる。
こうやって自己嫌悪とともに、何もできずに途方に暮れてしまいます。
欲求がでかい人が行動できるようになるには
タイプ1よりだいぶ厳しいですよ、欲求がでかい人は(笑)
冷静になって考えてみてください。
欲しいものは「結果」だけど、それを手に入れるには「やるべきこと(やりたくないこと)」をやる必要があります。
今現在で考えたら、「やりたいこと」はたくさんあって、「やるべきこと」の魅力は皆無。むしろマイナス。
この状態で「やるべきこと」をやるためには、どう考えたらいいか?
騙されたと思って試してみて欲しいのですが、
「やりたいこと」をすべて制限する
が行動できるようになるための正しい方法です。
理由は、「結果」だけが欲しいわけですから、できるだけ早く急いで「結果」を量産すればやる気が作れます。
中途半端ではダメです、欲求がでかい人は我慢が大嫌いですから、小さな我慢に見合った大きな見返りが必要です(笑)
「結果」を高速で生産していくためには「やりたいこと」をすべて制限し、「やるべきこと」しかできない状況を作って、泣きながら「やるべきこと」に集中する必要があります(笑)
ポイントは短期間(1日~3か月)の期間限定にすることです。
結果を基準にすると「こんな日々が永遠に続くなら、結果なんかいらない!」と投げ出してしまいます。
なので、短期間の期間限定キャンペーンということで活動をします。
このように1つのことに集中できれば、欲求がでかい人は脳のエンジンがスペック高いのでものすごいスピードで結果を出すことができます。
結果が出れば出るほど、また我慢しよう制限しようという気持ちになるので、さらに大きな結果が出せるようになります。
ただし、ずっとやってくと考えると急に投げ出すので、期間限定にしてください。
しかも短くするほど、頑張ろうという気持ちになります。
行動するための最大の動機を1つに絞り注ぎ続ければ行動はできる!
どちらにも言えることですが、行動するための最大の動機を1つに絞り、そこからのやる気を注ぎ続ければ行動ができます。
欲求が小さい人は「将来のためにできることがしたい」です。
すごく小さな欲求なので選択しようとせずに、リストアップして片っ端からやって、合ってるものを選んでください。
とにかく動き出すことができたら勝利です。
欲求がでかい人は「結果」だけが動機になります。
結果までの過程には絶対焦点を当てないでください。
「やりたくないことを楽しめるようにする」とか考え始めたら迷宮入りします(笑)
楽しめるように工夫した「やりたくないこと」よりも、ふつうに「やりたいこと」の方が魅力的ですからね。
「やりたいこと」を制限して、期間限定で「やるべきこと」だけに集中し、高速で出していく「結果」だけをモチベーションに行動していきましょう。
行動できない状態から1歩目を踏み出すのはとても辛く、面倒で、厳しいことではありますが、自分の心の仕組みを理解してから1歩目を踏み出せば、うまく行動をコントロールできるはずです。
頑張ってください^^